津軽ジョンがる電源日記

『KOJO TECHNOLOGY』 電源メーカースタッフ日記

Crystalシリーズ_その3

2020-02-20 16:03:47 | Crystal(電源タップ)
こんにちは、ジョンがる隊長です。(>_<)
今日は次期投入予定のCrystalEP(仮想アース)のお話!
 
昨今何かと話題の多い「仮想アース」だが、KOJOの現行製品であるForce barEPは、同シリーズの中でも最も人気の高いモデルのひとつだ。
今度製品投入するCrystalEPは、Force barEPの後継機種に該当する。
 CrystalEP(プロトタイプ1)

もしかすると別な機会にブログで触れていたかも知れないが、製品説明の前に「仮想アース」なるものについて今一度解説する。
ここまで詳しく書いたことはないので、「仮想アース」なるものに懐疑的な方、効果があるから使ってはいるが、いったい何故?という方々に是非一読いただきたい。
 
「仮想アース」という言葉はここ数年前から耳にするようになったと記憶するが、実際にこの言葉を発したり耳にしたりすると、何だか眉唾っぽく聞こえるのは隊長だけだろうか・・・。
多かれ少なかれそのように思っている人はいると思える。
 
「仮想アース」ってオカルト?
 
うろ覚えだが、確かオヤイデ電気で取扱始めたエントレック社製のSilver Tellus(シルバーテルス)が、国内で販売される仮想アースとして、最初ではなかっただろうか。
現在は生産が終了しているようだが、木製の箱で出来ており、これで音質改善できるというのだから魔法の木箱に見えた。
しかもケーブル1本で!
正直「ホントかよ~」と思ったほどだ。
でも、電源周りのアクセサリを手掛けるKOJOとしては、以前から「アースに関するアクセサリを出せたらなぁ!」という意識はあったので渡りに船的なところもあった。
なので、KOJOも「仮想アース」というジャンルでは先駆者的存在なのだ!(笑)
※エントレック社から近々後継機種が発売されるらしい!(プチ情報)
 
エントレック製「仮想アース」の詳細については、オヤイデ電気のサイトで確認してもらいたいが、確か金や銀、銅、マグネシウムなどの粉体?砂状のも?が入っているという説明を見た気がする。
恐らくだが、種々の金属の配合率で音質的な調整を行っているのだと思えるが、最終的には後述するKOJOの「仮想アース」の原理と共通するものになると個人的には考えている。(エントレックさん間違っていたらごめんなさい)
 
他メーカについては大概にして、KOJOの「仮想アース」はどうなの?
まぁ~もう少しお待ちください。
 
仮想アース!? 実はずぅ~と昔からやっていた!
 
先ほど「仮想アース」という言葉に対し、少し抵抗があるようなことを記載したが、実はこのオーディオ業界では、「仮想アース」という呼び方をしなかっただけで、古くから実際にやっているところ(部位)があるのだ。
 
お気づきだろうか・・・
 
答えを言ってしまうと、それはアナログプレーヤになる。
アナログプレーヤからの信号配線(フォノケーブル)を考えたとき、大方のそれは、RCA/キャノンコネクタの他にアースケーブルが出ている。
※掲載をご了承いただいた「SAEC」、「Zonotone」さんに感謝!

果たしてこのアースケーブル!接続先はどこにされているだろうか。
そう、プリアンプやフォノイコライザのGND端子に接続しているのではないだろうか。
 プリアンプやフォノイコライザのGND

実はこれ、プリアンプやフォノイコライザの筐体を(仮想)アースとして利用していたのである。
プリアンプやフォノイコライザに付いているGND端子は、筐体と接続されており、GND端子にアースケーブルを接続するということは、イコール筐体に接続していることなのである。
 
このアースケーブル、前述のGND端子に接続せずに放っておくと何が起こるだろう!アナログをやっている方であればご存知と思うが、盛大なハム音がスピーカから聞こえてくるのである。
 
ハム音がスピーカから出てしまう~!(;^_^A
 
ハム音が出てしまう原理を少し説明しよう。アナログプレーヤから出力される信号レベルは、オーディオシステムの中で最も微弱な信号(数mV程度)である。
つまりアナログプレーヤの出力インピーダンスは、CDプレーヤなどと違い非常に高く、外来ノイズの影響を受けやすいのである。(インピーダンス=抵抗値が高いということは、微弱な電流が流れただけで電圧に変換されてしますのだ)
この外来ノイズの中には、空中を飛んでいる50/60Hzの周波数(電波)がある。これすなわち商用電源の周波数である。
この電波が、もしピックアップ部分に入り込んできていたらどうなるだろうか?
もうお解りになった人もいると思うが、これがハム音としてスピーカから聞こえてくる要因である。
 
では、なぜ前述のアースケーブルをプリアンプやフォノイコライザのGND端子(筐体)に接続することで解消されるのだろうか?
 
金属筐体がハム音を抑える!
 
アナログプレーヤの出力信号は微弱な上にアース(今の場合安定した電位)から浮いているのだが、「浮いている」という言い回しは非常に的確で、世の中のもの、浮いているとなると、言葉のイメージ通りフラフラしているのである。
プリアンプやフォノイコライザの筐体は一般的に金属でできている。これはインピーダンス的に言えばおおよそゼロΩで、電気的に安定なのである。
ここにアースケーブルを接続することは、電位的に安定した状態(フラフラしていない状態)の上で、オーディオ信号を送り込むことができるため、ハムノイズが解消されるのである。
 
金属なら何でも良いの? 小さいものでも良いの?
 
ここでふと思う方もいるだろう。
前述のことが本当ならば、「プリアンプやフォノイコライザの筐体に限らず、金属だったらなんでも効果あるの?」と・・・。また、「サイズはどうなの?」、「小さくても良いの?」
実に良いところにお気づきだ!
実際、金属(導電性の高いもの)なら何でも良いのである。もしアナログプレーヤを設置しているラックが金属製なら、それに接続してみるのも良いだろう。
あるいは、使用していないオーディオ機材は無いだろうか?ただ遊ばせているならその筐体に接続してみても良い。
ただし、接続箇所が塗装処理やアルマイト処理など非絶縁物を介在しては何の効果もないので、塗装を剥ぐなりのことはしてあげなくてはならない。
 
サイズに関してだが、これはより大きな金属の塊に接続した方が安定するのである。
例えで言うと、地震が起きたとき皆さんはどういった衝動に駆られるだろうか。机の下など隠れる場所があれば潜り込むかも知れないが、隊長は取り敢えず近くのガッチリ固定された動かないものにしがみつくような気がする。
何も地震と一緒にぐらぐら揺れ動いているものにしがみついたりはしないだろう。それはやっぱり大きいもの(動かないもの)の方が安心できるからだ。
ちょっと乱暴だが、フォノケーブルのアース線も揺れ(フラフラ)が少ないもの(大きい金属)に接続した方が安心(安定)なのである。つまりは、インピーダンスがより小さいからである。
 
外来ノイズの影響としてもっと顕著な話もしておこう。
アナログプレーヤはレコードの溝をトレースして音楽信号をピックアップしているわけだが、アンプがこのピックアップ部分(カートリッジ)に近い場所に設置されたりしていると、アンプ内部のトランスから漏れ出るリーケージインダクタンス(漏れ磁束)の影響を受け、これまた50/60Hzのハム音が飛び込んでくることがある。
アンプは本来オーディオ信号だけを増幅してくれれば良いのだが、ピックアップ部分に飛び込んで来たハムノイズも一緒に増幅してくれるのである。
結果、スピーカから盛大な音として認識されることになる。
 
よって、アンプをレコードプレーヤの近傍に設置するのはNGなのである。もしそのようなシステム配置をされているようなら、直ちにレイアウト変更されることを勧める。
この場合、単に電波として飛び交う商用電源の周波数成分と違い、エネルギー的にも強力なため、前述のGND端子にアース線を接続していたとしても解消されないことが多いだろう。
余談になるが、そういった意味ではフォノケーブルに電源ケーブルが沿う形で引き回されているのも避けたいところだ。
電源ケーブルを流れる商用の周波数成分が、フォノケーブルに乗り移らないとも限らないのだ。フォノケーブルにシールドされた製品があるも乗り移りを抑制するためだからだ。
せめてケーブル同士が直交する引き回しとしたい。
 
いよいよKOJO TECHNOLOGYの仮想アースについてだ!
 
KOJOの仮想アースは前述の内容を踏まえて検討設計されているが、単に金属の塊を準備して、「はい、これが仮想アースです。」「皆さんこれにオーディオ機材を接続してください。」と言ってもあまりにも芸が無さすぎるというものである。
 
これは前述のエントレック製の「仮想アース」においても垣間見ることができる。
そう、異金属のブレンド、ハイブリッドである。
エントレックでは、粉体?砂状?のものを利用していると思われるが、KOJOは薄い異金属プレートの積層でハイブリッド化を行っている。
これは音質調整のために行っているのだが、KOJOの「仮想アース」は、銅、真鍮、ステン、アルミ、スチールのブレンドだ。
 CrystalEP(プロトタイプ1)異金属積層

ここに金やシルバーのプレートを使い始めると、途端に高価なものになってしまうため、ここは我慢のしどころ。一般的な部材を使用しつつも、高いパファーマンスを引き出すというコンセプトを掲げたCrystalシリーズ!屈するわけにはいかないのだ。
 
表面積を稼げ!目指せ地球!
 
オーディオ機材を取り巻くノイズは、いまやハムノイズだけではない。
オーディオ機材もデジタル化が進み、機器内に使用される電源もスイッチング化が進んでいる。一昔前は「スイッチング!?ダメダメ」、「そんなものノイズが多くて使えんよ」だったが、今やヨーロッパ系の機材はどんどんスイッチング電源を内蔵するものが出てきている。これらは勿論、各メーカが苦労されて相応のノイズ対策は施されているものだが、一生付き合っていかなければならない課題でもある。
 
こうした機材(デジタル機材やスイッチング電源内蔵装置)は、高い周波数成分のノイズを含んでおり聴感上聞こえるものではないにしても、「何だかノイジーだ」、「なんかざわついて、ノイズフロアが高いような気がする」など、ユーザにとっては邪魔なものでしかないのである。
 
皆さん、「表皮効果」という言葉をご存じだろうか。そう、電源ケーブルや信号ケーブル、スピーカケーブルをかじっている方ならおわかりだろう。
導体に流れる電流は、高周波になればなるほど導体の表面を流れたがるという性質だ!
KOJOの「仮想アース」はこの性質を積極的に利用するもので、先ほど金属は大きい方が良いと言ったばかりだが、使用する金属は大きい(塊である)必要はないのである。むしろ塊より表面積を大きくすることの方が重要なのである。
 
このことは高周波成分を多く含んだノイズに対し、インピーダンスを低減することが可能で、非常に効率的で高い効果が得られるのである。
もしこの表面積が地球規模サイズだったら、地球に接地するよりそれに接地した方がより安定するんだろうなぁ~。目指せ!地球規模仮想アース・・・。
 
ラジエターみたい!
 
車やバイクのラジエターを想像してみよう。あれはクーリングをするために使用されているものだが、その原理はいたって単純。とにかく空気に触れる面積を大きくし、効率的に熱を逃がしてやるというものだ。
ラジエターのクシャクシャの蛇腹状になった構造は、まさに表面積を確保するためものなのである。
 
今度製品化するCrystalEPは、この原理に着目し、積層する一枚一枚に0.5mm程度の隙間を設けた構造とすることで、表面積を増大させている。しかも異金属をブレンドすることで音質的な調整を行っているのである。
まだプロトタイプ(PP1)における確認だが、なかなか良い感じで素性の良さが伺える。
 
自作仮想アースはどうよ!
 
この類、自作されてみたりされたい方も結構いるのではないかだろうか。
隊長なりのアドバイスになるが、以下のことをお考えになって実施されてみてはいかがだろうか。
 
メーカの人間がこんなことを教えてしまって良いのだろうか・・・。
ものが売れなくなるのでは!(メーカなりのノウハウが十分にあるので大丈夫です)

1.とにかく表面積を稼ぐ構造とする
2.実際の大地アースを模写(ミニチュア化)することでは、金属体よりインピーダンスは下がらない

「1.」に関しては前出でご説明差し上げた通りだ。是非参考にされて欲しい。
「2.」に関しては、ネット上でたまにお見掛けするのだが、個人的(前述の技術的見解)には、どうやっても金属の塊の方が良いように思えるのだ。

以下は、たまに見かける果実酒を作る際に使用する瓶などに細工する場合だ。
恐らく効果としては木炭等の中に入れ込んだ一枚の金属プレートや網状になったシートの効果分しか見込めないものと考えている。
音質的な効果として炭などの役目はあると考えるが、S/Nの向上、ノイズ感の低減といった意味では、期待するほどの効果が得られないように思えるのである。それは金属体に比べてインピーダンスが高いからである。
 
大地アースの工事で行う炭を敷き詰めるといった行為は、地中に埋める銅板や棒状のものとの接触抵抗を低減させるためのものであって、金属以上のインピーダンス低減は難しいのである。実際、第三種とされる接地工事においても100Ωである。
実施されるならば、金属プレートを何枚も入れるとか、網状のものをたくさん使って丸め込んだりするのが良いと考える。
お知り合いや近所に、板金加工屋さんとかがある場合は、廃材を頂戴するというのも良さそうだ。
あるいは機械加工屋さんがいらっしゃる場合は、切削の際に出る金属くずなどを頂戴するのもありだ。
いずれも、冷却のため油分を使っての加工が行われているはずなので、脱脂処理は行ってもらう必要がある。
 
他の手法として、これはよくイベント等で「仮想アース」の種明かしをした際に話すのだが、DIY等で売っているであろう銅やアルミ箔の薄いシートを、オーディオルームの床一面に敷き詰め、ワニ口クリップ等で構わないので、接続したい機材とそのシートを繋いであげるのだ。
見た目や実用性に欠けるため、絨毯を敷かれているオーディオルーム等だったら、その下に敷いてあげると良いと思う。

<番外編> 仮想アースではないが・・・
水道管にアース接続で接地だ!
 
稀に耳にするのが、「水道管にアース線つないで接地だ!」だ。
でも騙されてはいかん!
相当昔の水道管(金属製)ならまだしも、最近の住宅事情では、蛇口の後ろは直ぐ塩ビだぞ!
接地したことにはならないことご承知ください。

 
<最後に>
一戸建てのご自宅ならまだしも、アパート、マンションなどの集合住宅にお住いの方は、概ね大地アースなどの工事は無理!そんなときに活躍できるのが「仮想アース」だ。
専用のアース工事がなされている場合においても、効果が出ているとのお話も聞こえてきている。(全てにおいて効果が出るとは言えませんのでご理解ください)
是非これを機に「仮想アース」をご検討いただきたい。
 
本ブログを読んでいただいたことで、少しでも、一人でも「仮想アース」に対する疑い(笑)が晴れたなら幸いだ!
 
ジョンがる隊長


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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジョンがる隊長)
2020-09-17 10:21:47
ぶもさん、こんにちは!
ご無沙汰しております。ブログアップも滞っており・・・💦
いつも気にかけてくださりありがとうございます。
既にCrystal Eも3台!誠にありがとうございます。

弁当箱!(笑)
私もその世代ですよ〰
どうしても板金加工は機械加工精度に比較すると落ちてしまいますからねぇ。m(_ _)m
制振による効果はやはりありますね。

どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
ぶもさんのオーディオライフが益々楽しくなりますように!
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Unknown (ぶも)
2020-09-16 22:34:47
累積販売台数は1000台を突破したとのこと、おめでとうございます。
うちではその後7月末出荷品を2台ゲットして合計3台になりました。今はデジタルイコライザにCrystal E、そしてプリメインアンプにはCrystal E→Crystal E→VE-01の3台タンデムにしています。
CDプレーヤにもつないでみましたが、いまいちでした。デジタルイコライザでも、2台タンデムより1台の方がよく、機器により相性もあるようです。
気づいたこととして、上側カバーを指ではじくとアルミの弁当箱(古~っ)みたいな音がして、しかも3台で音色が違います(汗)。いくつかのブログでも書かれていたように、少し制振した方が音もよくなりました。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-05-12 08:36:22
ぶもさん、おはようございます。
交換日記!いい表現ですね(笑)
私も楽しませていただきました。本ページのブログをどれだけの方が見てくださっているか不明ですが、少しでもアース周りに興味を持たれている方々の参考になれば嬉しいですね!

最後まとめていただきありがとうございます。
これからもKOJO TECHNOLOGYを応援していただければと思います。
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Unknown (ぶも)
2020-05-11 22:21:08
最近どこかで、普通の壁コンアースでもつないだ方が絶対吉、といったことを経験から述べているブログを読んだことがあります。たぶん、リアルアースの効果はアース環境と使用機器の性質や使い方によるのだと思います。だからこそ千差万別の結果になるのかと。
うちの場合は機器の性質かもしれませんね。先に書いたように、プリメインアンプはその仕様からしてはなっからリアルアースを拒否ってますし(笑)、CDプレーヤーはどっちつかずの意気地なしですので(爆)。アースはどこか1点でつなげば一蓮托生なので、どの機器がどうだと特定るるのは難しいです。機器の種別ごとに入れ替えする機器を持っていれば別ですが、それでも検証するのは大変ですね。
今回の交換日記、じゃなかった(汗)、往復書簡もどきはここでお開きとして、何か新たな展開があればどこかでお知らせします。長々とありがとうございました。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-05-11 12:01:56
ぶもさん、こんにちは!
余計なことをさせてしまいましたぁ~・・・(汗)m(__)m

やはり余程のアース環境にない限り、リアルアースに接地すべきではなさそうですね。
とある方から聞いたのですが、専用の大地アース工事についても、うまく行くか失敗に終わるかは、結構ばくち的要素が多分にあって、覚悟して取り掛からないとショックな目に遭うという・・・。

地球重過ぎ説は(笑)です!
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Unknown (ぶも)
2020-05-09 13:53:40
乗りかかった船なので、ものは試しということで、オーディオ機器をリアルアースにつないでみました。
接続したのはデジタルイコライザの電源ケーブルのプラグ(2P)から生えているアース線です。ここにはVE-01がつないであるのですが、そこからアース線を分岐させて、クリーン電源2次側のコンセントのアースへ接続。これで、当然、各機器の筐体や仮想アースのAC電位(vs.壁コンアース)は全部ゼロVになりました(測って確認)。
さて、音の方は・・・ダメでした。まるで蜂蜜かタールをぶっかけたようなレスポンスの悪いどよ~~~んとした音になりました。地球は重過ぎるのかも。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-05-09 09:06:17
ぶもさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
1点私の勘違いがありました。

先の私の返信コメントで、下記のように記載しました。

2.2次側はクリーン電源の筐体と接続されているだけ。

しかし、実際はクリーン電源の筐体を通じて、1次側のリアルアースと共通になっているのですね!

リアルアースの接続経路は以下
・リアルアース(大地)⇒壁コンアース⇒クリーン電源1次アース⇒クリーン電源2次アース⇒クリーン電源筐体
※なお、クリーン電源2次アースに各種オーディオ機材は接続されていない。

こうなってくると私の提案は不要です。
システム専用のアースを設けてはいらっしゃらないとのこと、やってみる価値はあるかも知れませんが、個人的には現状のままで良い(と言うかそのままの方がモアベター)と考えます。(汗)

現状はクリーン電源を除く各種オーディオ機器は全てリアルアースから浮かせているわけですから、この状態を維持し、仮想アースによる筐体表面積を増やすことが、現状最も推奨する方法と考えます。
使用していない機材があって、それが金属筐体なら、それを仮想アースとして接続するとまた変化を感じられると思います。
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Unknown (ぶも)
2020-05-08 23:16:35
ありゃ、最後の文が切れちゃいました。
こうなります↓。
オーディオ機器をリアルアースにつなげば当然筐体電位は0Vになるので、精神衛生上はベストですね。それで音が同等なら言うことなしです。
ついでにつぶやいておきますと、各オーディオ機器のアースに関する考え方は色々なので、どうするのがベストかよくわかなないですね。極性は指定されていますけど。ともかく試すしかないです。今使っているプリメインアンプは電源インレットにアースピンがありません。リアルアースは無視ってことですね。バランス構成なのでそれでよいのかも。CDプレーヤは付属電源ケーブルが2Pです。web上の内部写真を見るとインレットのアースピンは筐体に落ちているようですが。思想が今一わかりません。デジタルイコライザは、安全のためにはアースを取ってくださいというスタンスです。問い合わせたところでは、電源回路にノイズフィルターが入っているので、リアルアースを取らないと筐体電位は高めになるということです(Yコンデンサの中点を筐体に落としているんでしょうね)。
返信する
Unknown (ぶも)
2020-05-08 22:55:14
隊長さん、クリーン電源2次側の機器のリアルアースへの1点接続について助言いただきありがとうございます。記憶では、電源機器(アクティブ型クリーン電源、アイソレーショントランス)以外のオーディオ機器をリアルアースにつないだことはありません。オーディオ専用リアルアースがあるわけではないので、はなっから考えてもみませんでした。盲点ですね。一度トライしてみます。
なお、クリーン電源1次側のアースをリアルアース(壁コンセントのアース)に接続しているのは、音質を度外視した理由があります。下記の数字はAC電圧vs.壁コンアースです。クリーン電源1次側のアースを取らないと、オーディオ機器の対地電圧が高くて、触るとびりつきを感じるんです。感電しているわけではないですが気分はよくないですよね。音は聞き比べていませんが、ものすごく差異があるということはないと思います。今はアースラインのノイズフィルタを入れています。
               クリーン電源1次側アース
             壁コンアースに接続  アース接続無し
 クリーン電源2次側のL極  約120V      約80V
 クリーン電源2次側のN極  約20V       約20V
 オーディオ機器の筐体    約70V       約30V
オーディオ機器をリアルアースにつなげば当然筐体電位は0Vになるので、

返信する
Unknown (ジョンがる隊長)
2020-05-08 10:41:19
ぶもさん、おはようございます。朝からジョンがってる隊長です。(笑)

酷使によるForce barEPの激痩せ!(笑)大変失礼いたしました。
ぶもさんのアース環境!よくわかりました。

1.大地アースはクリーン電源の1次側のみ。
2.2次側はクリーン電源の筐体と接続されているだけ。
3.クリーン電源の出力に接続されている機器は、全て浮いている。

個人的に私も不用意な大地アースへの接続は、かえって音質劣化につながると思っていますので、ぶもさんの実施されている内容に賛同です。

以下は実施されることが吉と出るか凶と出るか不明ですが、私が頭の中で考える理論と、数少ない現場経験のお話になります。
既にお試しであればごめんなさい!m(_ _)m

これまで、クリーン電源の出力に接続されているオーディオ機材で、1機種だけ接地(今の場合クリーン電源の筐体)されてみたことはございますでしょうか。

オーディオシステムは多かれ少なかれ、例えばAMPとCDP間はRCAケーブルなどを通じ、筐体が共通(同電位)になります。
弊社仮想アースの目的は、筐体の表面積を増大させ、筐体の高周波インピーダンスを低減させることにあります。(結果、システムの基準となる筐体電位の安定化とノイズ低減)

そこで、例えばAMPの電源プラグを3P化し、クリーン電源の筐体とAMPの筐体が共通になるようにします。
一方、CDPはRCAケーブルを通じて筐体が共通になります。これでシステム全体のベースとなる筐体電位が全て共通になり、広い表面積を確保できるようになります。

※ここでCDPの電源プラグも3P化しクリーン電源の筐体と共通にしてしまうと、多点アースが発生し電源をケーブルを通じてループを形成してしまうので、これは禁物ですね!

上記は、たまにイベント等でコラボさせていただく某メーカに依頼されてMCを担当される方が、イベント会場で使う手法で、低音のボワつきや定在波的要素を抑制してくれるようで、電源環境が良くない会場において高い効果を確認しています。

あと、アースループ(面積)を極小とするために、RCAケーブルの配線は、L/Rを引き離さずループ面積が小さくなるよう近接させます。タイラップ等で軽く縛るのも良いかもしれません。

上記、人が感じる部分ですので、必ず上手くいくとは言いませんが、もし試されて無いようでしたら・・・

要らぬお節介!お許しください。m(_ _)m
返信する
Unknown (ぶも)
2020-05-07 22:23:03
Force bar EPの重量については、酷使したせいで痩せてしまったわけではないことがわかって安心しました(笑)。今後も活躍してもらいます。(こっそり改造しちゃおうかな~。)
仮想アースの接続/切り離しの後で安定するまでに時間がかかるのは、当方の環境によるのかもしれません。後述のとおり、うちではクリーン電源が壁になって、プレーヤーからアンプまですべてまとめてアースが浮いていていますので。
うちではA社クリーン電源を使っていて、プレーヤーからアンプまで一式全部そこから電源を取っています。このクリーン電源では、アースは1次側、2次側、筐体がつながっています。1次側のアースは壁コンセントのアースに接続していますが、2次側のアースは機器には一切つなげていません(2Pプラグ使用、3Pプラグでアース線切断、そもそも機器側の電源アースピンがない など)。
返信する
Unknown (ジョンがる隊長)
2020-05-07 11:45:37
ぶもさん、こんにちは!
GWも明けて「さぁ働くぞ!」っと言いたいところですが、実際はコロナの影響でまだにまだ身動きがとれませんね!
我慢の連続で徐々にフラストレーションが溜まってきております~💦

さて、いつもながらインプレッションありがとうございます。かなり細かいところまで検証されて感謝です。
だいぶ労力も消費させてしましましたね!(笑)m(_ _)m
確かに比較試聴において時間を空けると忘れちゃいますし、神経を使う部分なので疲れますよね~。
重ねてお礼申し上げます。

でもやはり、アース線の材質による音質への影響は大きいようですね。他方からも同様のインプレを頂いておりました。

仮想アースの大地間とのコンデンサ形成に関し、確かに目に見えるものでもなく、どれだけの浮遊容量があるのか不明ですが、原則交流ノイズを抑制しているもので、充放電が繰り返されるはずなので、満充電になることは無いと思ってはいるんですけどねぇ・・・。

あっ、それと先日ご指摘されたForce barEPの重量ですが、弊社内で再確認させていただきました。恥ずかしながらぶもさんの仰る通り!
既に生産終了となったものとは言え、ちょっとお粗末なミスでした。
誠に申し訳ございません。
以降はこういった誤りが無いよう対応して参ります。
返信する
Unknown (ぶも)
2020-05-04 21:44:36
続報です。
プリメインアンプとFBEPあるいはCEとの接続には、今や価値あるPCOCC-A 2sqのスピーカーケーブル(約95cm)を使いました。一方、FBEPをCE(アドオン)、CDプレーヤ等へ接続するのにはCE付属ケーブル(両端Y端子、またはRCA-Y端子)を使いました。ここまではファーストインプレでのお話。
その後、プリメインアンプ→CEのケーブルを比較しました。その結果、CE付属ケーブルでは若干の響きと艶が乗ることがわかりました。女性ボーカルを聞くとすごく良い感じですが、ヴァイオリンやピアノでは少し華やかすぎる感じがしたので、結局PCOCC-Aのケーブルを選択しました。
ここで振り返ると、FBEPをCE(アドオン)、CDプレーヤ等へ接続するとFBEPの元気な色が乗るというファーストインプレの結果は、ケーブルのせいだったかもしれません。ということで、FBEPをCEにアドオン接続し、その際のケーブルを比較しました。その結果、ケーブルの影響が大きいことがわかりました。CE→FBEPをPCOCC-Aケーブル(約65cm)でつなぐと、接続前とほとんど違いは感じられませんでした。何度も聴き比べ、FBEPを接続した方が解像度がいくらか高く、また高音量時の刺激(歪?)感がいくらか少ないような気がする、という結論になりました。実際には疲れたのでそういう結論にしました(汗)。ということでFBEPの居場所を見つけました。
比較試聴で疲れたのには理由があります。以前FBEPのインプレをレポートした際にも書きましたが、仮想アースを接続したり外したりすると、その後音質が安定するまでに時間がかかります。5分か、長いと10分くらい。10分も間が空くと微妙な差異を感じ取るのは難しいです。状態A→状態B→状態Aと1サイクル聴くだけで小一時間かかるので、それを何回かやると疲れちゃったというわけです。
どうして安定するまで時間がかかるんでしょうね? 仮想アースは大地との間でコンデンサを形成しているということであれば、それが充電されて定常状態になるのに時間を要するとか???(妄想)


返信する
Unknown (ジョンがる隊長)
2020-05-02 13:41:35
ぶもさん、こんにちは!
ファーストインプレッションありがとうございます。
Crystal E!なかなかいい感じのご様子、嬉しいです。
代わってEPが余りそうとなりながら、まだまだ利用できるよう模索下さり感謝です。

オーディオって聴感上のバランスが大切なところもあるので、うまくハマるポイントが出てくると良いですね。

重量💦
何でそんなことになってるんだろう・・・!?
プリントミス!?軽量ミス!?
要確認だ!m(__)m

ありがとございます。
返信する
Unknown (ぶも)
2020-05-01 20:08:05
ファーストインプレです。午前中に届いたので、今日の午後はずっと聴き比べをしていました。居眠りしながら(爆)。
Force bar EP(以下FBEP)、Crystal E(以下CE)、仮想アース無しの比較では、仮想アース無しでは少し粗くて同時にいくらかぼけていることが再確認されました(接続はプリメインアンプ)。仮想アース無しでもそれだけ聴くと悪くはないのですが、比較すると違いは歴然でした。
さて、FBEPとCEですが、私の好みはCE一択になりました。CEは一言で言えば熟成(成熟)。落ち着いているけど暗くはなく、厚みがそこそこあってうまみのある感じ。隊長の言われる「おいしい」感じですかね。
ということでFBEPはCEで置き換えました。次は、CEへアドオンでFBEPを接続。CE-FBEPタンデムです。残念ながらFBEPの色が出て元気になってしまい、私の好みではありませんでした。続いて、FBEPをCDプレーヤ、デジタルイコライザ、大元の電源タップにつないでみましたが、いずれの場合も程度の差はあれ同じ傾向で、結局FBEPは現時点では行き場をなくしてしまいました。悪いというわけでもないので、さらに色々試してみます。
以下余談。CEはコンパクトで見た目もよく、結構重量があって(パンフでは約775g)頼もしいのですが、手で持った感じではFBEPとあまり重さの差がないな???と思って、キッチンスケールで実測したら、CE 773g、FBEP 835g・・・。えぇっと、パンフだとFBEPは約950gなんですけど、私のFBEPは痩せちゃった。ずいぶん苦労かけたね(爆々)。
返信する
Unknown (ジョンがる隊長)
2020-04-30 21:51:46
おっ!
ぶもさん、引きツヨ!
ありがとうございます。
明日到着予定とのこと、色々いじって楽しんでいただければと思います。

でも早めに見つかって良かったです。
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Unknown (ぶも)
2020-04-30 21:07:41
じゃ~ん! 今まで使ったことのあるお店で在庫のあるところを見つけましたよ。明日届きます。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-04-24 08:51:43
ぶもさん、本当に(。-人-。) ゴメンネ!( ;∀;)
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Unknown (ぶも)
2020-04-24 00:32:12
SNSは全くやってないのでな~んもわかりません・・・。気長に待ちます。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-04-23 09:56:18
ぶもさん、おはようございます。
「しょぼ~ん」💦
わー、残念、残念、残念、悔しい(´;ω;`)

SNSではかなりひっ迫している状況を絶えず流してたんですけどねぇ~!🙇🙇🙇🙇🙇
予想以上の反響で、キャンペーン予約期日前にお腹一杯になっちゃいました。m(__)m
ついでに在庫もなくなり、バックオーダー中です。
次回は5月下旬ころの出荷予定です。
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Unknown (ぶも)
2020-04-22 22:25:27
ダイレクトショップで特典付きの予約が24日までだったなと思い予約しようとしたら、が~ん、売り切れでした。しょぼ~ん。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-03-29 10:18:36
ぶもさん、こんにちは!
お陰様で無事に発表されました。ありがとうございます。
良さげに見えて良かったです!
引き続きよろしくお願い致します。
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Unknown (ぶも)
2020-03-27 23:46:23
発表されましたね。なかなか良さげです。
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Unknown (ぶも)
2020-02-26 22:10:10
お~! それはすばらしい。商品発表をお待ちしています。
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Unknown (ジョンがる隊長)
2020-02-26 08:03:15
ぶもさん、おはようございます。
返信が遅くなり大変申し訳ご遭いません。

そうですね!量産化の際には(連結用)インレットプラグやインレットは無くなる方向で進められております。
もうしばらくお待ちくださいね!
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Unknown (ぶも)
2020-02-23 21:59:48
隊長さん、CrystalEPはプロトタイプみたいにインレット(プラグ、受け)無しになるとうれしいです。VE-01に防振機能が付いたくらいのシンプルなものを期待してま~す。
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