先月、キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんがお亡くなりになった。
まさに、キャンディーズ世代の私は、驚いて、悲しくて、残念で……。
特に、私は、3人の中ではスーちゃん派。
大きな目のかわいいお顔、ちょっとふっくらした親近感、お嬢さん風な感じが大好きだった。
大人になって、仕事をもって、母になって、すっかり歌わなくなったキャンディーズ。
追悼番組では、一緒に歌って、一緒に踊って…。
もう、歌わなくなって二十年以上も経つというのに、しっかりと覚えていることに驚く。
それから、よく歌うようになったキャンディーズ。
驚くのは、それを聞いていた娘も、私の歌でキャンディーズが歌えるようになっていること。
「あの人は~、あ~くま~、はぁ」の、節回しまで、ちゃんと歌える。
で、あ、と思った。
歌や踊りで伝えるって、こういうコト!?
確かに、いくら好きな小説でも、あのシーンが好きと覚えていても、
一字一句暗唱することはできない。
……カッコよく暗唱できる人もいるけれど、私はダメ。
でも、キャンディーズやピンクレディーなら、ほぼ完璧に歌えるし、踊れる。
歳がバレてしまうけど、フィンガー5だって、ピンキーとキラーズだって、いけちゃうゾ。
やっぱり、人間は頭じゃなくて、身体に刻む生き物なんだー!
ハワイ関連の本などを読んでいると、
よく目にする「古代ハワイには、文字がなかった」というフレーズ。
どこかネガティブに捉えていたけれど、でも、そもそも文字なんていらなかったんだ。
歌う、踊る、唱える、人間の本質をつかっていれば、それで充分だったんだー。
というか、これらに勝るものはなかったんだー。
ただ、残念なのは、身体に刻んだ、その人間そのものがいなくなってしまったら、
伝え、残すことができないこと。
島外から運ばれた疫病や古代文化への軋轢などが、
多くのクムフラやハウマナたちを失わせてしまった。
ほんとうに、残念……。
ヨーロッパ人やクリスチャンが入ってくる前の純粋フラは、
いったいどんなだったのだろう…。
タイムマシーンがあったらなー。
そんな古代ハワイのフラ・カヒコを紐解いてみたいと、
勉強会を開きます。
■7月31日(日)14:00~ カヒコ勉強会 です。
どうぞ、お気軽にご参加くださいますと嬉しいです。
イベント詳細は、コチラに。
http://blog.goo.ne.jp/jojonyhula/e/0fce1d449d5904a25bb57c3c5e1d15ed
「カヒコとアウアナ」は、コチラに。
http://blog.goo.ne.jp/jojonyhula/e/41a2555cd70943c2ed62e79e0572e71b
なお、「フラダンスBOX」(DVD)の中に、
モロカイ島に伝わるカヒコが出てきます。
犬を表現していて、メレの中に「ワォーン」「ワォーン」という犬の鳴き声が入っています。
ダンサーは、ほんとうに犬のようで、私は、この犬の鳴き声が頭から離れません。
このカヒコは、メリーモナークで観るものよりも、もっと昔、という感じがします。
きっと、古代のカヒコは、このように踊られていたのですね。
ハワイ語がわかれば、このメレも理解できたろうに……。残念です。
ご興味のある方は、どうぞ覗いてみてください。
■jojony HULA sisters の今後の予定
○8月からメルマガ発行いたします。
…詳細は、また後日
○クリスマス・メレフラ やります。
12月11日(日)14:00~
場所:スタジオ「flow jojony」
…詳細は、また後日