カヌー関連の本は一通り読んでいると思い込んでいたが、この本の存在は全く知らなかった。自費出版に近い本なのだろうか？
九州一周を終えた九十九島の洗鱗荘で、サザレンの本岡さんがこの本をくれた。
悩める青年、熊本出身の吉岡彰太さんがファルトボートで沖縄本島を一周した記録だ。
この本を読んで感じたのは、ファルトボートの利便性だ。沖縄でカヤックをする場合、本土からシーカヤックを輸送するとコストが高く着いてしまう。しかし、ファルトなら宅急便でホテルなり、クロネコの営業所にでも送りつければいいのだ。また夏は台風の来襲がある。台風が近づいてきたら、ファルトをたたんでかばんに詰めて近くの民宿にでも逃げ込めばいい。しかし、リーフでは布製のファルトのこと、弱点になってしまうだろう。
今年の夏、ファルトを担いで沖縄に偵察に行って来ようかな？
