
三浦半島のシーカヤッカーと大島へ渡ってみよう、彼らにはその資格があるはずだ。と、昨年発想しました。何人かの腕のあるカヤッカーに声を掛けましたが、色よい返事はもらえず、それなら比較的経験の浅いシーカヤッカーでも1年鍛えて大島に渡してしまえ!とやや乱暴な発想から「遠征チーム」を作りました。
早いうちから準備が開始できた人たちをAチーム、それに続く人たちをBチームとしました。Aチームのメンバーは僕、ひでさん、伸之助さん。今年何とかAチームは大島に渡れました。今後はもっと多くの人が渡れればと夢想しています。
来年に向けた遠征チームの再編を考えています。実際に大島をやってみて、やったからこそ見えてきたことがありました。反省もありました。今年の経験を生かし、新チームは精度の高い精鋭ぞろいになるはずです。
いくつかの反省点、僕の思い違いもありました。このあたりは修正しないといけません。まずは、大島渡りは簡単でないということ。トータルで見ると、この海域でかなり難度が高く、時に厳しいパドリングになる可能性もあること。十分な準備が必要で、怠った人は痛い目にあうかもしれない。ですが、だからこそやりがいや、ここでしか味合えない楽しさ、魅力が存在しました。
また、三浦半島のシーカヤッカーの弱点も見えてきました。あるスキルはとても高い、反面、ある領域の知識とスキルは足りない、またはない。ですが、ちょっと努力したり、勉強すれば乗り越えられる弱点ばかりです。新しい遠征メンバーは自分の弱点を乗り越えてくれると信じています。
遠征は伝染する jogo