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遠征Aチーム大島へ(2)


 10月6日8:00、外浦をスパルタンジェミニ(タンデム艇)で出艇。7-8mの北東風。南からは波長の長い通過した低気圧からの波。波同士がぶつかり、グチャングチャンです。シングルカヤックなら引き返す状況ですがサーフカヤッカーである2人が漕ぎ手(僕と伸之助さん)なので、前へ進みました。11:00ごろから風は落ちたのですが、今度は利島と大島の間を抜けてくる北西~西流につかまりました。カヤックのスピードがどんどん鈍くなり、4km/hを切り始めました。タンデム艇でこのスピードは厳しいものがあります。ですがすでに大島に近づけていたので、流れに対してアングルをもう30度かけ、流れから剥れるように進み、15:30本町港着できました。
 今回初めてタンデム艇を使ってみました。これも、遠征チームの経験から得た知恵で、島渡りならシングル艇より「有利」です。安全確実に島へ渡れると考えました。タンデム艇は僕の地元、三浦半島ではほとんど使う人がいません。そのため、僕の選択肢に今まで入っていなかったのですが、今、かなり可能性を感じています。シングル艇2艇で遠征をするなら、2人艇の方が安全そして「有利」だな。実力のある2人に漕がせたらさらに安心もついてくる。
 逆に実力のない2人が漕いだらどうなるか?試してみる価値はありそうです。かえってマイナスかもしれないし、そうでもないかもしれないし。
 誰もがタンデム艇を漕げる実力をつけて欲しい。次はあなたの番です。


人はなにかにとりつかれている。前に進みたい。ただ優れたカヤッカーは慎重に進む。 野川哲也 
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