
牛糞堆肥500kgが「久木崖の下農園」にやってきました。牛糞と言っても、ただの牛糞ではありません。あの100g1000円の葉山牛肉になる牛のウンチであります。高級でありますぞ~。
糞に大鋸屑、稲藁、米糠をまぜ発酵させてます。ですから温かい温度と湿度を肌で感じることが出来ます。さらに農園に放置して発酵を促進。そして我々の畑に有機肥料としてまかれます。
牛糞、豚糞、鶏糞、こういったものは牧場で販売してるんですね。牧場としても処分すると産業廃棄物になってしまうので、農家や菜園をやってる人に売れるとメリットが大きいんでしょうね。ただ牛糞の場合、通常トン(1000kg)単位で売られるよう。そうなるとプロ農園か、ある程度の規模でやってるところしか手を出せない。
「久木崖の下農園」は、7-8人の人が関わってるし、別の場所に菜園を持ってる人も多いので、1年かけてこの量を消費することが出来る。この畑、協同組合みたいな働きもしだしてるような気がしてきた。なんか、面白いな。
これは僕なりの、信じるものを見つけたのだという宣言だった。これからも生き続けるのだという、清潔な宣言なのだ。 西加奈子