
「海がおかしい」と早いうちに気づき始めたのはシーカヤッカーたちでした。ずっと海に接しているというのもあるのですが、シーカヤッカーの中にはシュノーケリングをする人がいるのですが、見たことない魚が出始めたことに気がつきました。そして漁師さんとのコミニケーションの中で、これは元は西日本や沖縄の魚だということが分かったのです。さらに決定的だったのが5年ぐらい前からでしょうか、逗子には存在しなかったノコギリガザミが見られるようになり、どんどん在来ガザミを駆逐し、昨年はノコギリガザミが卓越してしまいました。ノコギリガザミとは沖縄ではマングローブガザミと言われる熱帯のカニです。
そして今年は・・、黒鯛が大発生しています。他にも特定のお魚が増えています。まだデータが揃わないので言えないことも多いのですが、観察を続けようと思います。
前に前にいこうとばかりはしないで、いまままで歩いて来た自分を見つめ直しながらコトノハをいろんな場所に届けたい。元ちとせ