空を見ながら漕ぐことが多くなりました。空と雲が、大きく変わってきてることに気がついています。どこか懐かしく、淡く、そして切ない。
この空は、以前遠征を繰り返していたタイやアジアの国々で見たものに似てきました（変化してきました）。あるサイトで日本が「熱帯化してきた」と言う記載をみました。そして思いました、僕の時代がきたな、時代が僕に追いついてきたなと。
南の国や島が大好きでした。一時はタイに年間5回も6回も行くものだから、「本当は南国に住んでるのでは？」とか「彼女がいるのでは？」と疑われましたが、満更でもない話でした。
南国には南国の生き方、ライフスタイルがあり、それを学び吸収しました。熱帯を生き抜く、少しでも快適に過ごす知恵、生き方。これからは、日本で過ごすのに応用できるかも。その形を探ってみたい。
海に関して言うと、変化が激しくなります。ですが、この変化は広い空の中で見えます。だから対応できます。スコールはいい例で、その下は大荒れ、大雨。ですが通り過ぎれば天国です。スコールの下は場合によって雷になります。そうなる前に逃げ込めるところへ移動しておけばOK。スコールの存在と危険は前もって目で見えますので、気がつけば問題なし。問題は気がつく感性を持っているか、だけです。
俺の理想は、持ち物は全てバックパックの中に入るだけにして、風のように自由に好きなところに移動して暮らすことだ。 野田知佑
