種子島へ

　昨日は知覧の特攻平和記念館に行ってきました。太平洋戦争当時、ここには陸軍の航空基地があり、1036名の特別攻撃隊の隊員が飛び立ちました。隊員の遺影と遺書や絶筆が展示されているのですが、8割のものは、母親に宛てたものでした。
　この日の朝、テレビで自民党の総裁選候補5名が、みのもんたさんの番組にそろって出演していました。みんな同じどんぐりのような気がしました。
　特攻隊員の遺書を、なるべく多く読みました。目が潤みます。「男子の本懐をとげます。母さま、自分は笑顔で征きます。さようなら。」というものがありました。これを読み、複雑な気持ちになりました。17歳の特攻隊員と5人の総裁候補、どちらが覚悟を決めているのか？総裁候補がさらにどんぐりっぽく見えてしまった１日でした。