
三河から帰って、多くのシーカヤッカーや先輩に会い続けています。僭越ながら、三河で聞いたこと、教わったこと学んだことはお伝えしています。
そして今度は、僕が取り組み始めた事故情報を記録する作業。これに協力してもらってます。僕はまだシーカヤック歴が浅いので、昔の事故事例が分からない。この辺を先輩パドラーから教えてもらったり、追加情報をもらって情報の輪郭をはっきりさせるような作業を続けています。
現在死亡事故17件、死亡者総数22名の記録が集まっています。とても悲しいことです。あってはならないことです。葉山R40の姫野さんからも情報をもらいました。もう有名なので隠す必要はないと思うのですが、姫野さんは警察官としての仕事に長くついていました。現場で多くの事故を見、経験されています。そのなかから、「何があっても死んではいけない」、「ベテランでもビギナーでも一緒、死ぬ時はあっけなく死ぬ」、「死んでいいわけないでしょう?」と言います。その通り、完全に同意します。
我々の使命は、今後死亡事故を起こさないようにたゆまぬ努力を続けていくこと。その芽があるなら、早めに摘んでしまい事故の予防に努める、です。事故の情報の中から、共通点や傾向が見られます。これらを精査し、自分達のカヤッキングの安全度を上げるために使っていきます。「死んではいけない」、これは誓いであり、約束なのです。
撤退も、それもまた遠征。 jogo