
カンパチの群れが逗子湾に入ってきました。回遊コースを正確にキャッチし、そして狩る。
魚の動きは水面下にあり見えません。ですが、見えたり聞こえたり感じたりできる小さな情報をかき集め、魚のいる場所に目星をつけます。そして鼻先にルアーを流し込み、勝負に出る。
一番いいのは、釣れている人の真似をすることです。どこで、どの仕掛けで、どんなルアーの動かし方をして魚をキャッチしたか教えてもらいます。さらに、許されるなら同行し、同じやり方で魚にアプローチします。
釣れる、という体験を1回でも多くすることも大切です。ヒットした後の合わせ方、寄せ方、取り込みの仕方。多くん経験を重ね、これだという方法を会得するのです。
上手い人の見極めも重要。渋い時期に釣り上げてくる人とか、大きな魚を釣る人とか、なかなか釣れない珍しい魚を狙って釣ってる人は上手い人です。そういった人とお友達になるのも、大切な技術の一つです。
人生の敗者はいない。 ちばてつや