お世話になっている山上輪業にふらっと立ち寄る。中古のバイクを見ていると、感じのいい店員さんが、このバイクを勧めてくれる。「商売ですから（笑）」と言って、奥の方から他のバイクを移動させながら、出してくれた。
「跨いでみますか？」とセンタースタンドを立ててくれた。「エンジンをかけてください」。軽く噴かすと、ドッドッドッと単気筒の振動が全身に伝わる。伊豆や箱根の風景が頭の中に浮かんだ。
こいつとどこまでも風を切って走って見たいなと思った。香港だってハノイだって行けるような気がしてきた！
与えられた条件の中で、最高のパフォーマンスを発揮することだけを考える jogo
