
2:45起床。コーヒを一杯飲んで3:00海辺へ。路地を出て、田越川沿いのバス通りに出ると、焚き火の薄い匂いがする。この時間毎日ここを通るけど、毎日この匂いがするので、近所に薪ストーブでもやってとこがあるのかなと思っていた。あれ?、でもいつもと違う。木が焼ける煙の匂いに弱い弱いプラステリックの焦げた匂いが混じってる。2トントラックが止まり、何か怒鳴ってる。近づいていくと・・、「あっ!」。フォルクスワーゲンのバンから火の手が上がり、火柱は2m近い。近づくと、「水を用意しろ」なんて悠長な声が聞こえたんで、「消防に連絡!」と伝えた。水かけたら危ないですよね。
で、炎が強くなってきて、「ボン!ボン!」と爆ぜりだしたので、現場を離れた。1分もするとパトカーが来て、「車両火災のため付近の方は避難して下さい」とスピーカーでアナウンス。日本の警察は優秀です。3分もすると当たりは消防車の赤色灯でにぎやかに。日本の消防は頼りになります。
で、ワタクシ、釣り竿もって間抜けです。出来ることは邪魔にならないよう、火災現場に近づかないようにするだけ。釣り師は竿を振ってナンボ、パドラーはカヌー漕いでナンボ。で、河口で竿を振りました。発光車も来て辺りは昼間のように明るい。にぎやかだし、魚の警戒心はマックス。でも、ワタクシの全能力を結集して、こんな時ならではの釣法で、しっかりシーバス2匹、連れ帰りました。今日は、ホント、この10年真剣に釣りに取り組んで得た経験と能力と脳力をフルに使った本気の釣りをしました。こんな時でも釣れるのだと、我ながら感心しました。
