学校見学者の前での施術

日曜AMフラワーに出席しているスクール生、クニヨシです。

臨床生だけでなく、生徒でのブログ更新をやろう！という校長の発案により、しばらくリレー式でお送りします（あとの日曜の皆さん、よろしく～）。

さて、日にちが過ぎてしまい恐縮ですが、この間の25日（日）に急患の方（50代？女性）がいらっしゃいましたのでそのレポートを。

以前にも授業中に急患（ぎっくり腰）がきたことがありましたが、今度の方は「頚椎ヘルニア」＆「五十肩」というダブルの重度の症状。
さらに整形外科でレントゲンとMRIをとり、痛さのあまり鍼灸にも行ったが痛みがとれないという。飛び込んできた時には首にコルセットをまき、大層憔悴しきった患者さん。痛さで眠れず「藁にもすがる思いで」なんとかしてほしいと訴えてきます。

そんな患者さんですが、病院帰りに車を運転するご主人が「何か気になる」ということで、授業中のフラワーに飛び込んでこられたのです。

すごいご縁！

まだ病院でのMRI結果がでていないこともあり、まず校長が患者さんと旦那さんに色々と説明をし、納得してもらった上で検査。検査結果はやはり頸椎と骨盤の異常あり。

まずは肩をどうにかしないとイカン！ということで、JNTの・・・・・・をおこなったのち、肩（上腕付近）を丹念にカウンターストレインでほぐしていきます。とにかく凄いコリとハリのようで、たまに患者さんの「イタタタ」という声……。遠巻きで見つめている私たちもその痛みが伝わってくるよう……。さらに途中から中野のM先生も合流し、三人で患者さんの体を診ていくというすごい診療風景が展開されておりました。

その後、ベッドの上に患者さんを寝かせてブロック、頭蓋骨調整（インパルス）、ＪＮＴ「イメージによる」頚椎牽引、ベビーパウダー？を用いて首まわりのリンパを改善。
途中、「肩が痛い～腕が痛い～」と訴える患者さん。しかしブロックをいれてベッドの上に横たわっている間に、無意識なのか腕の位置がゆっくりと移動していくを私は見ていました。あれはやっぱりブロックが効いていたのでしょうか？

最後にテーピングをして「どうですか？」と校長が尋ねると……「腕が！肩が軽い！首もすっごい楽になった！」と軽やかな笑みが。入ってきた時の疲弊しきった顔が、見事なほどの笑顔になり、同伴していたご主人もその代わり映えに絶句していました。

いやはや、すごいです。。。学校見学のお二人は信じられない顔でした。

日曜AMフラワークラスは、まだJNTの基本をやっと終わるかどうかという生徒ばかりなので検査については分からないのですが、少なくともセミナーで習ったばかりのカウンターストレインで、実際にこのように難しそうな患者さんにも対処できるという診療例を見られたのは、とっても大きな収穫でした。やはり実際の臨床風景を見るだけでも、多くのものが得られるものですね。

今回も大変勉強になった一日でした。
また、今度の復讐セミナーも校長が「プラスアルファで」色々と教えてくれるそうです！　楽しみにしています。

（あとこれは個人的な質問ですが、イメージによる頚椎の牽引って、４月以前のセミナーでやったのでしょうか……。すみません、私は存じておりませんでしたので、今度また教えてください！）

写真は校長に見つかったＷさんとＩさん・中野整体院さん、何かコメントくださいとＫ先生が言っておりました。

クニヨシ