楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

子どもには敵いそうもありません

2013-10-23 17:01:51 | タイのゴルフ

さて昨夜の予告通り、今朝は12歳の息子のゴルフコースでの初ラウンドでした。結論だけ先に言うと、タイトルの通りです。練習場と寸分も違わないスイングができるとは、実際のところは想像していませんでした。

でも、さすがに生まれて初めてのティーショットは勝手が違いました。

最初のホールは350ヤードほどのミドルホールでした。ドライバーではなく、本人の意思で7番アイアンを持ちました。意外に慎重な性格なんですね。でも結果は・・・・このとおり、チョロでした。ざまあ見ろ!とは思いませんでしたが、まあこんなもんでしょう。ボールの10センチ以上も手前にクラブヘッドが落ちました。↓

顔は笑っていても、「怖いよ」という言葉が息子の口から飛び出しました。両手に思いっきり力が入っているので、クラブヘッドが前に進まなかったみたいです。でも、そのあとは徐々に平常心を取り戻していきます。

同じ7番アイアンでの第3打です。ようやくまともに当たりました。そうそう、このように両腕がきれいに前に伸びたときは、まちがいなくグッドショットです。当然、フォロースイングも絵に描いたように綺麗に決まりますね。練習場とまったく同じスイングをたったの3打目で取り戻しました。信じられませんね。

これは100ヤードくらいのショートホールです。ピッチングウエッジです。

インパクトのまさに直後。ちょっと体が開きすぎに見えますが、いいスイングです。

このようにスムーズに振れると、必然的にグリーンオンするんですね。ただし当たりが良すぎて、ピンよりも15ヤードは奥につきました。キャリーで100ヤードくらい飛んでいるようです。

↓そして最後の9ホール目は450ヤードくらいの短いパー5でした。ティーショットに使ったクラブは5番アイアンです。最後くらいはドライバーを打つのかと思っていましたが、途中1回だけ打ったドライバーがトップして池に入ったので、怖かったのでしょう。

これもうまい具合にインパクト直後が写っていますが、5番アイアンも、ピッチングウエッジとまったく同じスイングができています。もうとっくに私を超えています。

球は、きれいに真っすぐ飛び出していきました。本日最高のショットです。

フィニッシュも決まりました。実はこのホールは160ヤードくらいのところにクリーク(小川)があるのですが、打ったボールは見事にクリークを超えていました。ということは、5番アイアンで170ヤードは飛んでいることになります。これは12歳にしては上出来、というより、初めてのラウンドとしては言うことなしでしょう。

先生の指導を受けながら9ホール回りましたが、最初のティーショットのように明らかなミスをすれば打ち直しすることもありました。でも、途中からはほとんど「あるがまま」にプレーしていました。正確に数えると、パー4で9打というのもありました。とくにパットはあまり冴えなかったのです。でも本物のボギーもありました。残念ながらパーはなかったですね。チップショットとパターはまだまだです。でも、このスイングができるなら、パーを取るのは時間の問題でしょう。

終わった後、先生と一緒に食事する息子の表情は晴れ晴れとしていました。実は息子一人でラウンドしたのではなく、先生のフィアンセの女性も一緒に回りました。彼女も今日が初ラウンドだったのです。初心者らしく、やたらボールの頭を叩くトップが多かったので、結果はすべてのホールで息子の「勝ち」でした。

今日のゴルフ場は、プレーヤーが極めて少ないゴルフ場でした。そのおかげで9ホール回るのに3時間弱かけることができました。先生の指導を受けながら2人でプレーしても、後ろから迫ってくるお客さんは皆無だったのです。ついてくれたキャディーさんも、とても協力的でした。しかもグリーンフィーとキャディーフィー、それにチップを加えても250バーツくらい。実に経済的なゴルフ場でした。

息子は9ホールプレーしたあと、いつものゴルフスクールに戻ってから今日も先生について練習をしています。そして、先生いわく、「今日はお母さんやお父さんが一緒だったので、なかなか厳しく指導できませんでした。明日は、私と息子さんの2人だけで同じゴルフ場に行って本気で教えます。」えっ?明日もやるみたいなのです。

今日の様子を見て、ひょっとして先生は、息子に見込みがあると感じたのかもしれません。いずれにせよ、あと何回かラウンドすれば、もう私のレベルでは敵いそうにありません。少なくとも、アイアンショットに関しては完全に脱帽です。スイングが違いすぎます。下手すると、遠からずパットでも負けそうですね。実はたった9ホールを一緒に歩くうちに、先日痛めた右足がまた痛くなり始めたのです。お前はゴルフをやるなということかもしれませんね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
柔らかい優雅なフォームですね (ま~ちゃん)
2013-10-24 10:33:12
今の段階では言うことの無い理想的なフォームの

ように見えますね~素晴らしい!!

1~2年はスコア-や勝ち負けにこだわらずに

フォームの基礎作りに専念すれば将来はどんな

プレーヤーに成長するか楽しみですね~ ホント
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ま~ちゃんさんへ (うさぎ)
2013-10-24 11:47:49
コメントありがとうございます。
先生もスイングはとても綺麗だと言ってくれています。ゆっくりと、腕がよく伸びた大きなスイングで、アイアンの飛距離はとっくに私を上回っています。初めてなのに、9ホールのうち2回パーオンでした。
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大予言的中ですか? (ribon)
2013-10-24 13:39:00
昔のことですが、ゴルフ雑誌ALBAでプロの連続写真を見て参考にしましたが、まさに息子さん、その写真通りでは無いでしょうか?先生も金の卵に気付いたのでしょう、これからのスパルタ指導に期待したいものですね。欲を言えばテーラーメイドではなく、今は落ちぶれて仕舞つた国産のゴルフクラブであれば、私も大満足だつたのですが少々残念な気もします。数ヶ月前になりますか、かの大預言者がウサギさんの元に天才少年が舞い降りるとの予言をしましたが、まさに的中と言うところではないでしょうか?息子さんの成長を肌で感じられるウサギさんが羨ましい次第です。
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大預言者のribonさんへ (うさぎ)
2013-10-24 14:42:35
コメントありがとうございます。
コメントに便乗して、また親バカぶりをさらけ出しますが、我慢してください。実はスイングと同じくらい感心したのは、トラブルになったときの対処の仕方です。

2つ目のショートホールで、グリーンから10ヤードほど手前のラフ(20センチ以上の草の中にすっぽり状態)から、サンドウエッジを使って見事にピン3メートルに寄せました。練習でも息子が打ったこともない深いラフでした。私なら、ボールを手で取り上げて、打てる場所に置き直していたでしょうね。先生も舌を巻いていました。

もうひとつは、最後のロングホールで2打目を隣のホールのフェアウエーに打ち込んでしまったときのこと。たった2メートルくらいの木と木の隙間をねらってPWを持ちました。私は「えっ?何するつもり?そんなの、ボールが木に当たるよ」と思わず口に出しましたが、キャディーさんが、「好きにさせてあげて」と言いました。そして結果は、自分の思うようにトライして、そこから2回打ってグリーンに乗りました。結果はボギーでした。

技術はいかに未熟でも、トラブルでまったく動じる気配がなく、自分一人で対処法を考えるので、正直驚きました。意外でした。天才と言うほどではないですけど・・・

ところでマルマ〇のクラブですか?先生がアメリカのメーカーが好きみたいですから仕方なかったのです。成長して新品のアイアンセットを買うときは、ぜひ日本製を選びたいと思います。くやしいですが、私のようにキャビティーではなく、マッスル何とかの軟鉄鍛造を選ぶことになるのでしょうね。
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