今日の記事はボヤキです。書いていてもあまり気持ちの良いものにはならないでしょう。ですから、読んでくれたとしても、すぐに忘れてください(笑)。
狙われているのは、私の財布です。正確に言うと、夫婦ですから「私たちの財布」と言うべきでしょうね。誰に狙われているかと言うと、よくある「親戚」です。妻の親戚から「金を貸してくれないか・・・」というお話は、これまでも皆無ではありませんでした。2~3年に一度くらい、色々な親戚筋からそういうリクエストはありました。でも明確な返事を避けることで、全てうまくすり抜けてきました。
ところが、私がタイに住むためにやってきて、チェンマイに家を新築した途端、向こうさんの気持ちに若干の変化が出たようです。8月以降、3件のリクエストがあったのです。
まず最初に厚かましいことを言いだしたのは、7月のタンブンバーン(新築祝いの儀式)の時に、妻の実家のあるカムペンペットから来てくれた、妻の母の兄弟の一人です。つまり、おじさんですね。彼は果物を売って生計を立てています。栽培農家ではなく、農家から仕入れして売っています。そのおじさんが1万バーツ貸してくれないかと言ってきたのです。もちろん、私に直接ではなく、妻の母を通して打診してきたのです。
理由は、北タイが産地のラムジャイという果物を仕入れるためだというのです。彼が目を付けたラムジャイは3万バーツから仕入れることができるらしいのですが、手持ち資金が今は2万しかなく、1万バーツ足りないというのです。
このリクエストは即座に却下しました。背伸びせず、2万バーツの手持ち資金で出来る範囲の商売をしなさいという結論です。もちろん、そんなことは一言もいいません。妻は「家を新築したばかりで借金が多くて、とても余裕がない」とか何とか言ったそうです。
次のリクエストは、私が会ったこともない親戚からでした。1000バーツ貸してほしいという電話が妻にかかってきました。チェンマイに近いランパンという所に住んでいる妻の遠い親戚です。その人の娘さんがチェンマイで大学生をしており、彼女のために1000バーツ貸してくれというのです。しかも1週間で返すからと。
1万バーツだと考えてしまうのですが、1000バーツだと、ついつい「それくらいなら」という気持ちになるものです。しかも、そのお金が女子学生のためと聞くと、どうしても甘くなってしまいます(笑)。一体何に使うのかも確めず、またどうしてそれくらいの金額を親が出せないのかも聞かずにあっさりと、翌日振り込んであげました。もう2週間になりますが、1000バーツは返ってきません。というより、私自身がつい先ほどまで、貸したことすら忘れていました(笑)。
最後は、ごく近い親戚からでした。私もよ~く知っており、問題なく信用している妻の妹です。彼女が必要なのではなく、彼女の実家、つまりは妻の実家のことでお金が必要になったというのです。妻の母親は意地でも私に金を貸してほしいとは言わないので、両親の面倒をみている真ん中の妹が妻に泣きついたのです。
使途は実家のある土地のことですが、詳しくは今一つわかりません。でも、このリクエストは断れませんね。妻の実家の危機なのですから。しかも父親は糖尿病で入院して、今もクリニックに通っています。クリニックは30バーツ保険が使えません。その医療費は妹夫婦が一生懸命働いて出しているのです。貸したのは日本円で3万円ちょっとです。妹夫婦の収入を考慮して、それを1年かけて返済してもらうことにしました。
「親戚でも貸さない。金の貸し借りは、人間関係を壊す可能性が高いから」という私の頑固なポリシーは、女子大生への1000バーツから、あっさりと崩れてしまったのでした。
確か、「蟻の一穴」という言葉がありましたよね。くわばら、くわばら。
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私も痛い目にあいました…今、思い出してもはらわたが煮え返るけど…
でも、バカだったのは私だと考えるようにしました。相手を恨む方が自分自身ツラく情けなくなるので…
信用してる人間に裏切られるというか騙されたわけですが人生経験だと…
お金のために人を騙して姿を隠し逃げ回るようなことをしなければならない人間の方がより辛いだろうと思ってます
それ以来、お金は貸さないことに決めていたのです。お金は魔物ですからね。
最初が肝心とはよく言ったもので、私の場合は、妻と付き合い始めた頃、親戚から「キーニアオ(けち)」というあだ名を付けられてしまいました。多少は親しみを込められてそう呼ばれていたと思います。お金を貸さないことによって親戚との関係がギクシャクすることは皆無でした。
でも、貸し借りができてしまうと、うまくいかなくなるかもしれません。相手が妻の実家という場合でも、よほどの事情がない限りは貸さない方がお互いのためですね。必要な場合の「援助」とは意味合いが違いますから。
それにしても、勝手に口座から引き出されたというのは、当然ボヤキたくなりますよね。「10万バーツで済んでよかった」と考えたほうが精神衛生にはよさそうです。
私は親孝行(妻の)のために、両親へ年間2万バーツ、祖父母、子供達へのお小遣いとして8,000バーツを予算計上しています。
これだと貸し借りによるストレスはないですからね。
因みに現時点(1月~9月)での実績は合計22,000バーツです。
まだ6,000バーツ余裕がありますが、正月のお年玉でなくなるでしょうね。
最近のバンコクの雨、ひどいっすね。
私はうさぎさんの財布が狙われて当然だと思います。
だって、私たちは日本人(外国人)なんですもの。
これからもこちらの事情に関係なく来ると思いますよ。
親戚から見たら、奥さんは成功者にしか見えないし。
うちのやつは、すごくケチなので(笑)、
そういう意味では田舎に送るお金は上手にコントロール
していると思っています。
だから、私はそういうことにはマイソンチャイです(笑)。
やることはきちんとしていますので。
アリが寄ってくるように来ますよ。
お気をつけください(笑)。
わが家の場合は、ブログにも登場した実家の中古ピックアップトラックと、洗濯機等のローンがまだ残っており、毎月かなりの額を送金しています。年間10万バーツは超えています。
それがあるので、他の親戚からの借金申し込みに対しては妻も否定的です。
妻の妹夫婦2組が実家の近くに住んで両親を支えていますが、妹夫婦の収入は信じがたいほど低いです。
でも妹たちや母親は、1バーツたりとも、くれとか貸してくれと言ってきたことはありませんでした。今回3万円ほど貸してくれというのは、よほどのことだと思われます。
これを皮切りに、さらに貸してくれと言ってくるのかどうか、手ぐすねを引いて待ってみることにします。妻の実家ではなく、ほかの親戚筋がそれを聞きつけて以前のようにリクエストして来るのではないかと思います。私の答えは、女子学生以外は明確ですけど(笑)。
夫婦の場合は、生計を一にしていれば、法的には借金が成立しないかもしれませんね。一緒に暮らしていれば、「あなたのものは私のもの。私のものは私のもの」となってしまいますよね。