今週から再びパヤップ大学のタイ語講座を受講しています。でも先月のレベル3から、一気にレベル6に飛び級してしまいました。月曜日に恐る恐る教室へ入り授業の様子を見ようと思ったのですが、見学のつもりがいきなり生徒にさせられてしまった観があります。
さすがにレベル3とレベル6では教室の雰囲気に大きな違いがありました。まず受講している生徒のタイ語レベルが全然違います。レベル3では、こう言うのも何ですが、私のレベルで「優等生」でした。ほとんど予習も復習もしなくても、何の問題もなく授業をこなせました。でも、レベル6になると、まず先生が英語を話しません。とても早口のタイ語でまくしたてるので、先生の言っていることを理解するのにエネルギーの大半を使い果たしてしまいます。
次に生徒の属性がかなり違います。レベル3では、私以外の生徒は全員がファランで、英語が母語ないしは母語に準じる言語になっている人たちでした。今度のレベル6のクラスは、いわゆるファランは2人だけで、あとの5人は出身国がアジアの生徒です。日本、シンガポール、ベトナム、韓国と多彩です。それと生徒の年齢が全然違います。私以外はかなり若いのです。
6月に在籍したレベル3のクラスからもう一人、スロバニア出身の36歳の男性が私と一緒にレベル6に加わりました。彼はイサーンでタイの子供たちに英語を教えた経験の持ち主で、母国のスロバニアの言葉はもちろん、英語も準母語として達者です。タイ語に関しては、発音はまだ改善の余地がありそうですが、読み・書き・会話のどれもなかなか達者です。現在は学生ビザでタイに滞在しています。
その男性は、レベル6のタイ語講座について、「これこそが私が望んでいたタイ語教室だ」と言って喜んでいました。その意味するところは、話す・読む・書くの3つの学習要素のバランスが実によくとれている授業だということと、彼の能力からして授業内容が丁度良い難易度なのではないかと思います。私には、先生の早口が最大の重荷なのですが・・・
とにかく、レベル3から6への飛躍はかなりの冒険の観があります。でもせっかくですから、あと3週間あまりの時間、頑張ってみたいと思います。予習復習の必要が全くなかった6月と違って、授業に出てくる単語自体がまったく知らないものも多いレベル6は、予習復習なしではついていけそうもありません。タイ語を書く宿題も、多くはありませんが毎日出されます。パヤップ大学のタイ語講座はレベルが高いという評判をネットで見たことがありますが、レベル6あたりから、いよいよその評判にかなったハードな授業になってくるようです。スロベニアの男性にならって無理して言うと、それこそが私の望んでいたタイ語講座だったのです!?
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