原因不明の発熱

今朝起きたらお腹の具合が悪く、熱も少しありました。身体がだるくて起きる気がしないので、そのまま寝ていることにしました。

食事もほとんど喉を通らず、熱はお昼頃から３８度くらいになりました。風邪のような症状が全く見られないので、別の原因で発熱しているようです。どんな病気が考えられるか、ネットで調べてみました。

発熱＋下痢だと、よくある細菌性の腸炎が考えられます。でも、昨日は十分に加熱したものしか食べていませんので、原因となるものが見当たりません。３９度とか４０度の高い熱が出て体が震えてくるような激しい症状が出れば、マラリアも候補になります。突然の発熱で、目の奥が痛む症状が現れればデング熱も疑われます。どちらも蚊が媒介する伝染性の病気ですから、タイに暮らしていれば常日頃から警戒しておかなければなりません。

私の場合、どうも３８度どまりですし、関節痛や頭痛もありません。吐き気もなければ眩暈もないので、心配はいらないような気がしました。でも妻は、もし夜になって高熱が出たら大変だから病院へ連れて行くと言うのです。

以前、ノンホイにある私立病院の皮膚科にかかったことがあったので、診察券を持っているその病院へ妻が運転して行きました。そこは日本語の通訳が２人いる病院で、受付などのスタッフも割と美人っぽい人が揃っています。公立病院なら待ち時間が相当に長くなりますが、そこはほとんど待たずに診察を受けられます。

今日の担当医は、これまた美人の中年女性で、症状を詳しく聞いたあと、お腹に触っただけで、「特に心配することはないでしょう」と言いました。念のために抗生物質と解熱剤を３日分、それに栄養ドリンクの粉末を５袋だけ処方してくれました。診察料と薬代で３００バーツ、８００円足らずでした。

この前皮膚科にかかったときは、ステロイドの内服薬や軟膏、それに保湿ローションなどが出たので１６００バーツかかりました。今回も１０００バーツくらいは取られると思っていたのに、拍子抜けでした。血液検査などが加わると、途端に料金が跳ね上がるのではないでしょうか。

結局何の病気かわからないまま、「特に心配することはない」病気ということで戻ってきました。お腹の症状も発熱も何も変わっていませんが、女医さんに言われた通りに薬を飲んで、心配しないでおくことにします。

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