楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

やっと歯の治療が終わったが・・・

2015-11-08 23:52:37 | タイの医療

今日、歯に金属の被せ物をしてもらいました。何だかんだと3か月半もかかりました。費用は予想をはるかに、はるかに超えていきました。全部で16,000バーツもかかりました。たった1本の虫歯の治療です。

先月すでに書きましたけれど、虫歯の治療そのものは女医さんが2回で終わらせてくれました。7月末から8月末にかけてのおよそ1か月、費用は7,500バーツでした。ちょっと高いなと感じました。でも、とてもきれいな若い女医さんで、しかも完璧な治療でしたから不満はありませんでした。

問題はそのあとです。治療が終わったと言っても、白いセメントのようなものが詰められているだけだったので、金属を被せなければなりません。今度の担当は、そのクリニックの院長先生でした。事前に予約して、10月25日に院長先生にみてもらいました。娘の交通事故がその2日前に起きていましたが、朝の9時にちゃんと行きました。妻も同行してくれました。

被せ物の基本料金は5,500バーツでした。何という名前の金属か知りませんが、日本で健康保険で虫歯の治療をしたときに、いつも被せられていた金属です。私の口の中にはすでに6個も入っています。私は金や銀の趣味はありませんし、お金もないので、基本料金の被せ物をお願いしました。ところが、それだけではヨロシクないと、院長先生は宣うのでした。

「単に被せるだけでは安定しないと思いますよ。下手すると、ぐらぐらする可能性があります。」「???」「被せる前に、土台になる金属を打ち込んだ方がいいと思いますよ。土台は3,000バーツかかりますから、全部で8,500バーツになりますけどね。」

相当に酷い虫歯でも、日本では被せ物の下に土台を打ち込んだ経験がありません。院長先生は模型を持ち出してきて土台の説明をしてくれました。強制するような素振りもなく、「理解していただけますかね?どうなさいますかね?」と非常に低姿勢です。

困りました。これまで、土台がなくてもグラグラしたことがないし・・・5,500のはずが、8,500・・・なんか詐欺みたい?妻の顔を見ました。すると、「やってもらいなさいよ。その方が安心でしょ。」お金の心配をしなくていい人は、気前よくなれていいなぁ・・・

ということで、実は半信半疑でしたが土台も作ってもらうことになりました。今月に入ってさらに2回通い、都合3回通いました。今日めでたく、日本なら保険がきいてタダみたいに感じる被せ物をしてもらいました。8,500バーツ。これでグラグラしたら、ただじゃ済まないぞ、なんて思ってもいませんよ。さすが土台付きでしっかりしてます。そう思わないとやってられません。1本の虫歯のために5回も通い、しめて16,000バーツ。もう、高いっ!

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