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じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

工房へお邪魔してきました

2010-06-10 15:31:39 | 紬の着物
折角書いたのを消してしまった・・・・

さて気を取り直して。
定休日には 店で帳簿付けたり 更新作業したり
産地やメーカー、問屋に仕入れに行ったり
作家さんの工房へお邪魔したり。。。

先日の定休日には
湯河原と山梨の作家さんの工房へお邪魔してきました。

湯河原のMさんは
海の見える高台の工房で愛犬ノアちゃんとお出迎えしてくれました。
著麻と絹。
全く違う素材を織り交ぜて一枚の布に織り上げます。
ストイックで 美しい布です。
9日から銀座で個展を開催中。
じざいやで紹介できる日はもう少し後になりそうですが
近い将来きっと。

そして山梨の岩崎さん。
先日 三渓園の「日本の夏じたく展」にも出品されてましたので
ご覧になった方も多いと思います。
糸のこだわりから来る布の風合いに驚嘆しましたので
工房まで押しかけてしまいました。



これは 昔 久米島で使われていた
真綿から糸を引く台。
結城のものとは形が違いますね。
私は始めて拝見しました。
今では 久米島でもほとんど使われていないそうです。
白いそのままの真綿と 染めた茶色の真綿か掛っています。
これを一緒に引いて 色の混ざった糸を作ります。

郡上で修行なさったという岩崎夫妻の
糸へのこだわりは宗広さんから引き継がれたものかもしれません。
しかし作品には郡上の土っぽさはほとんど感じられず
すっきりとアクの無い都会的なセンスです。
どの帯も着物も その軽さに驚きです。

ほとんど個展でのみの販売でしたが
このたび じざいやでも取り扱いさせて頂くことになりました。

ぜひぜひ ぜひぜひ
この風合いの良さ、糸の美しさを実際に触れてご覧になってください。

6/20(日)には
岩崎さんが じざいやにこられます。
この日は じざいやのワインとお琴の会。
美味しいワイン、稚鮎(活稚鮎が届きます!)の天ぷら
手打ち蕎麦、ジュンサイなどの旬の味覚を
食べ放題、飲み放題で 参加費3000円です。
この機会に じざいやに来て見ませんか?


凛、育ってます~
走れるようになりました。
そろそろ哺乳瓶から卒業で 離乳食が始ります。


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