そろそろ袷・・・かな。晩秋の気配に。

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朝晩、上着が欲しい位になりました。
まだ単衣でもいけるけど　袷を着ようかな、という気になってきました。
袷をまとった時に　その重みが不快ではなく安心感をもたらしたら
袷の季節到来です。
それは　人それぞれ、その人の気持ちで良いと思います。

山茶花が咲き始めて



垣根の垣根の曲がり角～たき火だ焚火だ、落ち葉炊き・・・って
これはもう、晩秋から冬へ向かう季節のことですね。
そういえば　山茶花と椿の違いが分からない、といお声もたびたび耳にします。
椿はまだ咲いていません。
基本、山茶花は10月～12月に咲きます。秋～初冬の花です。
椿は12月～4月。　冬から早春の花。
花の散り方が　山茶花は花びらが1枚づつ散ります。椿は花ごとポトリ。
葉っぱの縁にギザギザがあれば山茶花（上の写真でも写ってますね）
縁に刻みがないのは椿。
帯や着物では　そこまで明確に描き分けていないものが多いので
よほど明確でなければ　同じ帯でも
１０月～年内は山茶花、年明けたら椿、って言っちゃいましょう＾＾
そうすれば長く着られますし。

染織としては椿はその灰が媒染剤になるので有名です。
黄八丈や　みさやま紬は椿の木を燃やして作った灰汁のアルカリを
媒染剤につかっています。


ススキの群。
どんどん秋が深まっていきます。
袷の準備、暖かい装いの準備を始めましょう。

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