次図のA3セルは、A1セルと同じように入力しています。
A4セルはA1セルをコピーして貼り付けています。
A5セルには
=A1
と入力しています。
どれも全く同じように表示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1e/6d19d03b2e3cdf49ee8fb069fb6fd960.jpg)
A1セルを修正します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3a/e7fa0f5a9a9dfa3d75d0cbdccefe22d9.jpg)
A3セルとA4セルは変わりませんが、A5セルは、修正した内容が表示されています。
参照元(参照されているセル)の値が変化すると参照先(参照しているセル)でも値が変化します。
参照先が参照元の値を利用するために参照元と関係を結んだからです。
ものすごく大雑把に言うと、これがエクセルの参照です。
参照を利用する一つの例を紹介します。
次の図ではSUM関数でB7セルに求めた合計の値をA11セルに表示しています。
A11セルでもSUM関数を使って合計を求めることができますが、合計する範囲を変更したら、B7セルとA11セルの両方を修正しなければなりません。
しかし、この図のようにA11セルは
=B7
と入力して参照すれば、B7セルだけを修正すればよくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/48/7690dab1c11936b4e084e6b6591c5cba.jpg)
次回は引数で参照を使う方法です。
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