自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調症の回復中には「海釣り」をお勧めします。
詳細に関しては電話、メールにて。迅速返信します。
自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。
こんにちは
私の著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より連載します。
313頁
人間にもジャイロスコープがある
五十二才の家庭の主婦は、主婦業と仕事と両方立派に
こなしてこられた方で、国家公務員として三十年勤め、
立派な仕事をやりとげ、役職にも就いた。そうなるためには
他の人に比べて相当な努力と神経も使い、また、
出世するための基本である上役や周囲に対しての思いやり、
心ずかい、なども十分やってきた方である・・・
略・・・318頁・・・
319頁
内科の検査表があるが特別異常ということはない。
尿の成分の変化というのは、体の各部分が正常に
働いて居るとき時、完全燃焼してるかどうか。
尿として出てくる排泄物の検査である。
石油でも石炭でもポイラーで燃焼させた場合には、
その排出ガスの成分を測定すれば完全燃焼である力
不純な物が混入して変な燃え方をしたかどうか分かるし、
自動車のエンジンの調子も排出ガスの状態を見れば良く分かる。
人間の体も同じで尿検査によって体の部品の正常か
異常かが大体見当つく。この方はタンパク質も出ていない、
ぶどう糖も出ていない、ケトン体も出ていない。
さらに肝臓の働きを見る、ウロビリノーゲンやビリルビンも正常。
また骨髄の働きを見る、赤血球と白血球の数量も普通である。
血液と尿の状態により腎臓も肝臓も、全て内臓きちっと働いていることを示す。
こうなると、普通検査は数字で見るから本人の気持ちをが示す、
体調の悪さは、検査に出ず、「どこも悪くないですよ。
そう気にしないで、ゆったりと過ごして行くことですネ」でおしまい。
癒導医学で施療し体重が増えてゆくのは、治っていってる目安となる。
症状が取れるのは治っていく目安ではない。この方は早く症状きえはじめ
一、二回の時に、『時々めまいがしないときが出てきた』。
以前はいつも一日中めまいがあった。五回目ぐらいのときに、
とにかく苦しいのでもっと早く治してほしいという要望があったので、
自宅行う施療方法を講習して、自宅で治療しながら、
通って治療する重複治療を始めた。この方法は、本人の体質と体力によって
できる場合とそうでないことがあるからだれにでも施せるも
320頁
のではない。
正月明けから来られて約一カ月後、「ずいぶん良くなった気がします」
とおっしゃった。さらに一カ月くらいして吐き気がほとんどなくなった。
この時体重がニキログラム増加した。さらに小さい時からあった車酔いを
あまりしないようになってきた。さらに体重がニキロ増え、
来所の時からすると合計四キログラムの増加で、四十五キロになった。
耳なり、めまいはなくなり、四月下旬から五月にかけて、十日間旅行に行った。
いままでどこにも行けなかった状態の自分の体で、何事も我慢をしていたが、
特に体の具合が悪くなったり、めまいを起こすということがなかったので、
非常にありがたいと言っておられた。皆さんそうであるが、
このくらいになってくるといろいろと治療ができない理由を探し始める。
忙しいとか、時間ない、忘れたなどと、治療をやらなくなる。
この方もそろそろ、そうなってきたので自宅で行う方法に切り替え、
その後の養生としてご指導したことは、体重計に一週間に一度、
全ての着衣を外して乗ってみること。そうして四十六キロの体重を
維持し、それが一キログラムでも減ったら直ぐ食事の量を増やして
体重を戻すように管理すること。これをお話しして終了とした。
よく頑張って、こられ几帳面な性格であるから、指導を良く守り、
約五カ月で完全に回復した。
この症例終了。 次回へ続く・・・
富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
(楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊
3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調症の回復中には「海釣り」をお勧めします。
詳細に関しては電話、メールにて。迅速返信します。
自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。
こんにちは
私の著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より連載します。
313頁
人間にもジャイロスコープがある
五十二才の家庭の主婦は、主婦業と仕事と両方立派に
こなしてこられた方で、国家公務員として三十年勤め、
立派な仕事をやりとげ、役職にも就いた。そうなるためには
他の人に比べて相当な努力と神経も使い、また、
出世するための基本である上役や周囲に対しての思いやり、
心ずかい、なども十分やってきた方である・・・
略・・・318頁・・・
319頁
内科の検査表があるが特別異常ということはない。
尿の成分の変化というのは、体の各部分が正常に
働いて居るとき時、完全燃焼してるかどうか。
尿として出てくる排泄物の検査である。
石油でも石炭でもポイラーで燃焼させた場合には、
その排出ガスの成分を測定すれば完全燃焼である力
不純な物が混入して変な燃え方をしたかどうか分かるし、
自動車のエンジンの調子も排出ガスの状態を見れば良く分かる。
人間の体も同じで尿検査によって体の部品の正常か
異常かが大体見当つく。この方はタンパク質も出ていない、
ぶどう糖も出ていない、ケトン体も出ていない。
さらに肝臓の働きを見る、ウロビリノーゲンやビリルビンも正常。
また骨髄の働きを見る、赤血球と白血球の数量も普通である。
血液と尿の状態により腎臓も肝臓も、全て内臓きちっと働いていることを示す。
こうなると、普通検査は数字で見るから本人の気持ちをが示す、
体調の悪さは、検査に出ず、「どこも悪くないですよ。
そう気にしないで、ゆったりと過ごして行くことですネ」でおしまい。
癒導医学で施療し体重が増えてゆくのは、治っていってる目安となる。
症状が取れるのは治っていく目安ではない。この方は早く症状きえはじめ
一、二回の時に、『時々めまいがしないときが出てきた』。
以前はいつも一日中めまいがあった。五回目ぐらいのときに、
とにかく苦しいのでもっと早く治してほしいという要望があったので、
自宅行う施療方法を講習して、自宅で治療しながら、
通って治療する重複治療を始めた。この方法は、本人の体質と体力によって
できる場合とそうでないことがあるからだれにでも施せるも
320頁
のではない。
正月明けから来られて約一カ月後、「ずいぶん良くなった気がします」
とおっしゃった。さらに一カ月くらいして吐き気がほとんどなくなった。
この時体重がニキログラム増加した。さらに小さい時からあった車酔いを
あまりしないようになってきた。さらに体重がニキロ増え、
来所の時からすると合計四キログラムの増加で、四十五キロになった。
耳なり、めまいはなくなり、四月下旬から五月にかけて、十日間旅行に行った。
いままでどこにも行けなかった状態の自分の体で、何事も我慢をしていたが、
特に体の具合が悪くなったり、めまいを起こすということがなかったので、
非常にありがたいと言っておられた。皆さんそうであるが、
このくらいになってくるといろいろと治療ができない理由を探し始める。
忙しいとか、時間ない、忘れたなどと、治療をやらなくなる。
この方もそろそろ、そうなってきたので自宅で行う方法に切り替え、
その後の養生としてご指導したことは、体重計に一週間に一度、
全ての着衣を外して乗ってみること。そうして四十六キロの体重を
維持し、それが一キログラムでも減ったら直ぐ食事の量を増やして
体重を戻すように管理すること。これをお話しして終了とした。
よく頑張って、こられ几帳面な性格であるから、指導を良く守り、
約五カ月で完全に回復した。
この症例終了。 次回へ続く・・・
富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
(楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊