不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

めまい・しゃべらない・うつ・・神経刺激施療で・・短期回復

2018年01月02日 | めまい・うつ
自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは
著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より連載します。

50頁
生していることが多いのを、意外と知る人が少ない。
両親の抱いている慢性的なイライラが、被保護的な弱い立場にある嫁や子供に向けられ、

叱言になったり,勉強しなさい″、という叱責の言葉になる。
また、子供が自身で工夫をしてやろうとしていることを、先回りしておせっかいをやいて

千渉する。両親のストレスのはけ回の日常的な被害者として、もっとも弱い子供が神経的にまい
り発病してしまうのである。

本来、子供は自然な状態で育てていれば、「失調症」になることはない。子供の心に内的葛
藤を起こす原因の中でも、特に際立って目立っているのが両親の社会的見栄、虚栄心がある。

「お宅のお子さんは、良くお出来になりますね。」「成績がよろしいですね。」という周囲
からの言葉を暗に期待し、そういわれると快感をくすぐるために、子供を追いたてる。

お稽古ごとに、塾通いに追いまくる。子供はじだいに重荷になってくるのである。
子供の勉強や成績、動作、性質は、すべて両親からの遺伝そのものによるところが大きい。

子供が引き受ける責任ではないということを認識しなければならない。
優生学的な見地からいっても、頭の良い両親からは頭の良い子供が生まれる。

ぼんくらからはぼんくらしか生まれないとは、世間でもよく言われることではないか。
51頁
両親は青少年の頃に、自分たちが育った家庭環境のさまざまな制約によって果たせなかった
進学の夢、希望した職業への多難な道程。

これらの熾烈な競争を経てきた両親が、自分の夢や希望を代理実現させようと自己中心的に、
さらに、父親の職業に関係する問題も起ってくる。たとえば、自営業の家庭の場合によくあ

る例だが、好景気の波に乗って、従業員も増えてきてお得意も拡張できた。
そしてそれが得意の状態となったとき、父親は自分の息子、あるいは娘に継がせようと心を

きめる。ここですでに何かが間違ってはいないだろうか。
父親にしても本当に、その職業が好きで希望して始めたことであったか、疑間である。
いろ
いろな環境の制約条件下で彼にやっとできた仕事、彼がそれしかそのとき出来なかったという
厳しい制約のなかで始めた仕事が、現在多少うまく軌道にのったからといって、ただそれだけ

で子供に押しつけるのは乱暴ではあるまいか。
それは彼自身が生活の糧を得るために始めた職業であって、息子あるいは娘がその仕事が好

きでたまらないとか、どうしても継ぎたいと考えているだろうか、という配慮が少しも認められない・・・
続く・・・

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊