自律神経活性療法(ゆどう術)の
薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調の回復中に「釣り」をお勧めします。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。
こんにちは、
著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より抜粋・・・
前回より続く・・・
294頁
足の踵に棘ができるということや不整脈などは、すべて自律神経がコントロールする
ことがうまくいってない結果生ずるものである事は常識である。
さらに人の人格を形成する習慣や行動を形作るものは、親からの遺伝的なものと親の
職業が関係する。生家が自転車店で技術的職業を親が営んでいたこと。そういう親は
職人的気質で寛容さが少ない傾向がある。毎日晩酌を少したしなんで、
毎日平穏な日々を過ごしていたそうだ。このような人柄は特別に大声で騒いだり、
うさばらしをすることもなく、出歩くこともない。また、経理関係の人もそうである。
そのような家庭はちょっと子供が家の中で騒いだり、はめを外したりすると
「静かにしないか、うるさいぞ」など罵声が飛んできたり、行儀悪いと怒られたりする。
物静かにしていないといけない家庭の中では、ストレスが発散できない。
幼児のころからなんとなく病弱であPたり、盲腸や蓄膿症になったりする。
顔の骨が大きくなるにつれ頬の所の顔の顔の部分に空洞ができてくる。
この空洞はリンパ液で湿っている。リンパ液は自律神経の働きでゆっくり循環しているが、
自律神経の働きが不十分になると循環が不十分となり渋滞してくる。
そうして発生するのが蓄膿症である。この方の症状は大変きつく、施療で普通に
神経の刺激をすると通ってこれなくなるという懸念があった。
本人も「そうゆう気がします」とのことであったので付き添い者と一緒にしばらくは
お出でになるようにして、通常の半分の強さで治療を行い、後の半分は自宅で少し
補ってもらうように指導をした。神経の働きが低下してくると脈博の数が少なくなってくる。
脈博は六十四で通常よりはるかに少ない。いろいろな所に治療に行き経験されたらしく、
背中2向側に針が入れてある。押すとチクチクするという。これでは神経の刺激が
できないので、それを取ってきてもらうように話をした。この針で治っていれば
私のところへはお見えにならないわけであるから。
295頁
最初は三日間連続で通ってお出でになった。『とにかく早く何とかしたい、
しなければせっかく築き上げた出版の仕事が消えてしまう』。
初日から連続三日間少しずつ行った結果、三日目には症状が軽くなり、初日からの
三日間薬の服用はしなくて済んだとのことであった。五月二十一日に始めて六月七日
まで自分の判断で薬は全面的に中止したが、特別に具合が悪い感じはないそうである。
記録によると、約一週間たったとき、耳の塞がりと耳鳴りは強い状態ではあっても、
少し安定した状態で軽くなって楽になっていると記録されている。
この耳の閉塞感(塞がった感じ)は相当苦しいらしく、毎日毎日このことが記録されている。
通いながらの治療と共に、徐々に自宅で行う治療の方法をお教えし、通って来られる
日々の間を埋めるように、毎日夜寝る前少しずつ行ってもらった。
約四カ月たったとき自宅でやる方法にすっかり切り替えて自宅で行ってもらうようになった。
この頃になると病気のことを考えず過ごせる日々が多くなったという。つまり、病状が
きつい時には『何とかせねば、なんとかしたい、早く逃れたい』というの思いが念頭
から離れない。そして病気についての知識を、なんどもなんども繰り返し探り、
人を見ると自分の頭に浮かんでくる苦しさを、そのままぶっつけるように口うるさく喋りまくる。
動物の本能として苦しい時や痛いときは、大でも猫でもワンワン、ギャーギャー
わめきまくると同じで、人間も大声で泣くか喋りまくるという状態を生ずる。
時々忘れるようになるのはこれは相当な回復である。
次回へ続く・・・
富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・日本人の正しい性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例(1000頁)
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ
薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調の回復中に「釣り」をお勧めします。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。
こんにちは、
著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より抜粋・・・
前回より続く・・・
294頁
足の踵に棘ができるということや不整脈などは、すべて自律神経がコントロールする
ことがうまくいってない結果生ずるものである事は常識である。
さらに人の人格を形成する習慣や行動を形作るものは、親からの遺伝的なものと親の
職業が関係する。生家が自転車店で技術的職業を親が営んでいたこと。そういう親は
職人的気質で寛容さが少ない傾向がある。毎日晩酌を少したしなんで、
毎日平穏な日々を過ごしていたそうだ。このような人柄は特別に大声で騒いだり、
うさばらしをすることもなく、出歩くこともない。また、経理関係の人もそうである。
そのような家庭はちょっと子供が家の中で騒いだり、はめを外したりすると
「静かにしないか、うるさいぞ」など罵声が飛んできたり、行儀悪いと怒られたりする。
物静かにしていないといけない家庭の中では、ストレスが発散できない。
幼児のころからなんとなく病弱であPたり、盲腸や蓄膿症になったりする。
顔の骨が大きくなるにつれ頬の所の顔の顔の部分に空洞ができてくる。
この空洞はリンパ液で湿っている。リンパ液は自律神経の働きでゆっくり循環しているが、
自律神経の働きが不十分になると循環が不十分となり渋滞してくる。
そうして発生するのが蓄膿症である。この方の症状は大変きつく、施療で普通に
神経の刺激をすると通ってこれなくなるという懸念があった。
本人も「そうゆう気がします」とのことであったので付き添い者と一緒にしばらくは
お出でになるようにして、通常の半分の強さで治療を行い、後の半分は自宅で少し
補ってもらうように指導をした。神経の働きが低下してくると脈博の数が少なくなってくる。
脈博は六十四で通常よりはるかに少ない。いろいろな所に治療に行き経験されたらしく、
背中2向側に針が入れてある。押すとチクチクするという。これでは神経の刺激が
できないので、それを取ってきてもらうように話をした。この針で治っていれば
私のところへはお見えにならないわけであるから。
295頁
最初は三日間連続で通ってお出でになった。『とにかく早く何とかしたい、
しなければせっかく築き上げた出版の仕事が消えてしまう』。
初日から連続三日間少しずつ行った結果、三日目には症状が軽くなり、初日からの
三日間薬の服用はしなくて済んだとのことであった。五月二十一日に始めて六月七日
まで自分の判断で薬は全面的に中止したが、特別に具合が悪い感じはないそうである。
記録によると、約一週間たったとき、耳の塞がりと耳鳴りは強い状態ではあっても、
少し安定した状態で軽くなって楽になっていると記録されている。
この耳の閉塞感(塞がった感じ)は相当苦しいらしく、毎日毎日このことが記録されている。
通いながらの治療と共に、徐々に自宅で行う治療の方法をお教えし、通って来られる
日々の間を埋めるように、毎日夜寝る前少しずつ行ってもらった。
約四カ月たったとき自宅でやる方法にすっかり切り替えて自宅で行ってもらうようになった。
この頃になると病気のことを考えず過ごせる日々が多くなったという。つまり、病状が
きつい時には『何とかせねば、なんとかしたい、早く逃れたい』というの思いが念頭
から離れない。そして病気についての知識を、なんどもなんども繰り返し探り、
人を見ると自分の頭に浮かんでくる苦しさを、そのままぶっつけるように口うるさく喋りまくる。
動物の本能として苦しい時や痛いときは、大でも猫でもワンワン、ギャーギャー
わめきまくると同じで、人間も大声で泣くか喋りまくるという状態を生ずる。
時々忘れるようになるのはこれは相当な回復である。
次回へ続く・・・
富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・日本人の正しい性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例(1000頁)
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ