不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

立ちくらみ・めまい・・ゆどう術で短期回復・・ご存知ですか?

2018年01月31日 | 立ちくらみ・めまい
自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調症の回復中には「海釣り」をお勧めします。
詳細に関しては電話、メールにて。迅速返信します。

こんにちは
私の著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より連載します。

337頁
「長年の体質は病気だった」

自分の会社を三十年以上やっておられる。順調でうまくいっている。
私の生まれ故郷の福岡県であり、非常に懐かしい思いがして、

この方の話し好きもあって世間話に花が咲き治療にこられる度に
非常に話しがはずんでしまい、最後には「自分のビルで福岡の出張所を

やって下さい。部屋は提供しますし、福岡の新幹線から見えるところに
ありますから」というところまで話しがいってしまったことを覚えている。

ただ場所を提供していただいても、私の十分満足のいくまでに
訓練された助手がいないとできないし、「それでは月に何日かでもと」

の案も出されたが定期的に九州まで出掛けて行くということは
大変なことである。だから「そのうちに段取りができたら

ご連絡申し上げて」ということでその話しは勘弁していただいた。
この様な申出はよくある。大変に有り難いことと思っている症状は

非常に多い。「11才の頃からひどい便秘があり大変苦労しました』
とのこと。これは自律神経失調症の症状である。これが今もって

体の不調としての基本的なものであるとのこと。
長年これだけで苦労してきたが病気と思っていなかったそうである。

他の自律神経失調の症状が五十才くらいからぞろぞろ出て、
きついのが立ちくらみ、めまいである。

その他に発汗不調、つまり汗のでが体の部分によってまちまち。
それから六十才より腕を上下する時に痛みが走る。

このような人々を見て私は感じるのだが、自動車でも六十年使えば、
板金しながら磨り減ったタイヤ

338頁
を交換しながら、また、はげた塗装を塗りながら使っていくわけである。
人間は再生機能という、うまい方法があり、長い事使っていっても、

その磨り減った部分や削れた箇所を肉の盛り上がりなどで自動的に修復する。
髪の毛を切っても生えてくると同じように再生をして補修をする。

だから人間は身の回りに在る道具機械類と異なり特別なものだと思っている。
人間は特別な物ではない。道具機械類と同じもので肉や骨で作られて

いるだけのことであって使えば減る、こすればすリヘる。このことは鉄や
コンクリートでできた道具機械設備となにも変わることは無人の体は

若い時には一晩で、年を取ると数日以内に補修をしているだけのことである。
道路の凹みがあっても、 一晩で修理され、いつもそれが繰り返されていると、

凹んでいて不便だとはまったく感じないし、凹んでいることさえ記憶に
とどまらないのだ これは二百年三百年たった木造住宅、あるいは国宝的

文化財と言われているような昔の絵画や置物などの保存方法を見ても分かる。
ひび割れてきたところを補修したり、それ本体で支えることができなくなり

、弱ったものを補給する補強材を注入する。このようにして原形をとどめる
努力をしその性能や状態を維持するわけである。

人間も当然四十才くらい過ぎたら、自分の体を良い状態に保持するため、
手入れするためにいろいろとお金を掛けなければならないのだが、

こわれたら『病気したら」なおせばよいとの考え方が、一般的常識と
なってしまっている。壊れないようにじょうずに維持している者の性能と、

壊れてから修理を反復している者の性能とは強度、持続力、迫力、覇気、
など本来の能力発揮はまったく違ってくる自動車や飛行機も事故車は

修繕しても新品の強度にはかなわない。

次回へ続く・・・


*****富永修侃(しゅうかん)著書*****
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・正しい日本人の性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例1000頁
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ 
→→→全て電子化しておりますので、USB、CD-Rで販売しております。
→→→紙本は古本店(インターネット等)でお求めください。

◎◎◎癒導医学・ゆどう術の原理説明◎◎◎ 
拙著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文281頁~285頁より
281頁
後天性の脳障害から全身が麻痺して言葉もほとんど話せなかった十歳の少女が、
クスリをまったく使わない治療法によって症状を克服した例がある。

読売新聞で紹介された米国フィラデルフィア・グレン・ドーマン博士の
人間能力開発研究所での朗報である。この少女・R子ちゃん(十歳)は、

現在では健常児と同じようにレオタード体操やテレビゲームを楽しむまでに
回復されているということで、癒導医学の施療法と全く同じような治療理論に

基づいて指導されたことに強い感銘をおぼえたのである。このR子ちゃんは
幼時から脳性麻痺にかかり手足を自由に動かせないほどであったというこ
とだ。・・・

283頁
。現代の医学では治らないとされてきていた。
しかし、これが治ったということで新聞紙上に奇蹟のように報道された。

R子ちゃんは薬剤や手術をいっさい使わず治療し、症状に合った訓練プログラム
による治療を二年間くり返して実践し、現在では自分で歩け、

大きな声で話すこともできるようになった。また、テレビゲームを楽しむことが
できるということは、大脳皮質が働いて瞬間的にゲーム内容を判断していると
いうことである。・・・

284頁
・・・このR子ちゃんを治療した理論というのは、手・足を動かし
反復動作をさせることによって、それらの刺激が脳に伝わり、脳の回路が正しく

組み立てられ、さらに脳の細胞が成熟・充実していくという治療理論である。
つまり、脳の細胞を外側から刺激し、一定の法則によって繰り返しおこなう
ことにより脳

285頁
回路を正しく組み立てていくという理論なのである。
当然、これには薬剤も注射も使用していないと新聞は伝えている。

これは癒導(ゆどう)医学の施療理論とまったく同じことである。
癒導(ゆどう)医学は、患者さん本人が自分の体をパタバタと動かすことはない。

癒導術を習得した施療者によって行う刺激によって、 一定の順序で体の各部位の
神経を刺激し、それを通して脳細胞を刺激していく施療法である。

そうすることによって、脳の細胞本体が正常に組替えられる。細胞本体の正常化が
促進されれば、当然それから出る軸索突起である芽がどんどん成長し、

本来の正常な回路に接続されていくわけだ。・・・