高速道路をクルマで走っていたら、坂道の上り口で止まった・・・。
ま、かんたんな理由でクルマは止まってしまった。
それはまあ、納得できるのであるが、事件はその後起こる。
とりあえず、危険なので路肩にクルマを寄せて、緊急電話をかけに行く。
「クルマ止まっちゃったんですけど・・・」
すると、電話の相手はこう言った
「ご自分でクルマの修理とか依頼できますか?」
私は何のことを言ってるのかわからず、故意にではなく
「ふぇ?」
と言ってしまった・・・。
あいては、かわいそうになったのか、あきれたのか、やさしくこう言った
「たとえばJAFとか呼べますか?」
と言われ
「今電話番号とか、わかんないんですけど・・・」
と答えたら、
「このまま待ってください。今JAFにつなぎます」
と言われ、今、緊急電話に出た誰かわかんない人に、一生懸命伝えた内容を再びJAFに伝えた。
あのぉ、これって、緊急事態のときにかける電話でしょ?
普通にJAF呼んでいいんなら、JAFへの直通電話にしておけばいいじゃないのかい?
よくわからないけど、理不尽な怒りを感じつつ、待った。
とにかく待った・・・。
夕暮れ時、過ぎ去っていくクルマが皆、私のことを見ているわ・・・
ふぅ・・・
来た。それも、レッカー車とキャリアカーって言うのかな、なんか、でっかいトラックの2台。
私の伝え方が悪かったのか?
何なんだこりゃ~
「ここでの作業は危険ですので。インターチェンジ付近まで車を移動させます」
と言われるままに彼の行動を見守ろうと思ったが、
「危険ですから、助手席に座って待っててください」
そう言われ、何もできないと気づいた私は、言われたとおりに、自分のクルマがトラックに乗せられていく間、JAFのトラックの助手席でぼーっと待っていた。
その後、レッカー車はさっさと帰っていった。
すると、作業を終えて彼は颯爽と、トラックに乗り込んできて、インターチェンジへと向かった。
なぜだか私は、世間話のひとつもしないといけないような、奇妙な強迫観念に駆られたが、ネタが浮かばず、
「お忙しいんですねぇ」
と言ってみた。
「ま、そうですね」
彼は、可もなく不可もない返答・・・
なぁんだ、話しかけなくてもいいのね、そう思った私は、移動の間、再びボーっとしていた。
でも、気まずい沈黙・・・
非常に居心地が悪い・・・
インターチェンジ付近のちょっと広い場所で作業再開。
彼は、
「あれ?」
「おっかしーな」
と、何かをしきりと探している様子。
「あの、なにか?」
「いや、あの・・帽子が・・・」
私も一緒に探そうかと思って、体を動かしたその刹那・・・
私のオシリの下で、圧縮変形させられた「JAF」のロゴ入りオレンジ色の帽子が発見された・・・
ひたすら謝りつつ、形を整えお返ししたその、人肌に温まった帽子をかぶり、彼は、てきぱき作業を進め、手続きを終え、帰っていった。
その後姿を見送る私。
何でこんなオチなんだ!
何で私の日常は、こんな、コントみたいな毎日何だあああぁぁぁぁ・・・
そうなんです。
この手の話、何でか私は事欠きません。
ネタの宝庫ですよ。
まじで。
全部実話。
そんな運命なのかしら・・・。
ま、かんたんな理由でクルマは止まってしまった。
それはまあ、納得できるのであるが、事件はその後起こる。
とりあえず、危険なので路肩にクルマを寄せて、緊急電話をかけに行く。
「クルマ止まっちゃったんですけど・・・」
すると、電話の相手はこう言った
「ご自分でクルマの修理とか依頼できますか?」
私は何のことを言ってるのかわからず、故意にではなく
「ふぇ?」
と言ってしまった・・・。
あいては、かわいそうになったのか、あきれたのか、やさしくこう言った
「たとえばJAFとか呼べますか?」
と言われ
「今電話番号とか、わかんないんですけど・・・」
と答えたら、
「このまま待ってください。今JAFにつなぎます」
と言われ、今、緊急電話に出た誰かわかんない人に、一生懸命伝えた内容を再びJAFに伝えた。
あのぉ、これって、緊急事態のときにかける電話でしょ?
普通にJAF呼んでいいんなら、JAFへの直通電話にしておけばいいじゃないのかい?
よくわからないけど、理不尽な怒りを感じつつ、待った。
とにかく待った・・・。
夕暮れ時、過ぎ去っていくクルマが皆、私のことを見ているわ・・・
ふぅ・・・
来た。それも、レッカー車とキャリアカーって言うのかな、なんか、でっかいトラックの2台。
私の伝え方が悪かったのか?
何なんだこりゃ~
「ここでの作業は危険ですので。インターチェンジ付近まで車を移動させます」
と言われるままに彼の行動を見守ろうと思ったが、
「危険ですから、助手席に座って待っててください」
そう言われ、何もできないと気づいた私は、言われたとおりに、自分のクルマがトラックに乗せられていく間、JAFのトラックの助手席でぼーっと待っていた。
その後、レッカー車はさっさと帰っていった。
すると、作業を終えて彼は颯爽と、トラックに乗り込んできて、インターチェンジへと向かった。
なぜだか私は、世間話のひとつもしないといけないような、奇妙な強迫観念に駆られたが、ネタが浮かばず、
「お忙しいんですねぇ」
と言ってみた。
「ま、そうですね」
彼は、可もなく不可もない返答・・・
なぁんだ、話しかけなくてもいいのね、そう思った私は、移動の間、再びボーっとしていた。
でも、気まずい沈黙・・・
非常に居心地が悪い・・・
インターチェンジ付近のちょっと広い場所で作業再開。
彼は、
「あれ?」
「おっかしーな」
と、何かをしきりと探している様子。
「あの、なにか?」
「いや、あの・・帽子が・・・」
私も一緒に探そうかと思って、体を動かしたその刹那・・・
私のオシリの下で、圧縮変形させられた「JAF」のロゴ入りオレンジ色の帽子が発見された・・・
ひたすら謝りつつ、形を整えお返ししたその、人肌に温まった帽子をかぶり、彼は、てきぱき作業を進め、手続きを終え、帰っていった。
その後姿を見送る私。
何でこんなオチなんだ!
何で私の日常は、こんな、コントみたいな毎日何だあああぁぁぁぁ・・・
そうなんです。
この手の話、何でか私は事欠きません。
ネタの宝庫ですよ。
まじで。
全部実話。
そんな運命なのかしら・・・。