眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

STAP:修復不能にしたのは誰か?

2014-05-08 | 科学事件
理研の再調査拒絶で、ほぼ情勢は決まり、あとは法廷で争われるかどうかになったようです。
理研と小保方さんの問題だったのですが、いろいろな人が入り組んでかなりもつれたような気がします。

まず、小保方さんが誰かは頼るしかなかったのですが、いきなり弁護士でよかったのか、また人選は良かったのか?
もちろん、担当した弁護士は職務を、その業務に従い忠実に実行しています。
ただ、それが、小保方さんの望むものであったか、という疑問はあります。

対する理研としては、論文不正疑惑が、理研に属する調査委員にまで広がっていき、組織防衛として、早めに結論を出すことになったのでしょう。
弁護士が、悪意の定義や調査委員への不信を、攻撃としたことが原因です。
小保方さん側が法律論争に持ち込むのなら、理研は科学者の論理に従って、粛々と結論を出すのが得策と判断したのでしょう。

これは予想すべきことですが、担当弁護士にとっては、関心のないことだったのでしょう。
法廷に持ち込むのが弁護士の仕事ですからね。
小保方さんにとっては、最悪の結果を導きました。

早くも、理研をやめた後に、どこで研究を続けるかに関心が移ってきました。
海外という話もありますが、そうならばSTAP細胞を証明することはできないでしょう。
なぜ、アメリカ、ハーバードから、日本に戻ってきたのか?
万能細胞については、日本がトップで、それ以外の国では最終的な立証まではできないでしょう。
前にも書きましたが、平の研究員への降格にとどめて、1年くらいの猶予を与えてあげて欲しいですね。

しかし、大新聞も、特定の個人のWEBに頼って、記事を次々と書いていますが、もうすでにジャーナリストとしての誇りを失っています。
科学部があるのですから、科学者を批判するより、自分たちの無能ぶりに気付くべきです。

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