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20世紀は遠くになりて

21世紀になってまだ10年ちょっとですが、懐かしいですね。
こんな時代でした。

私をスキーに連れていって

2016-02-11 | 日記
また、テレビで放映されていました。
VHSテープで、何度も見たのですが、また見ちゃいますね。

舞台が志賀高原、プリンスホテルというのが、当時は非常におしゃれに感じました。
スキーは、高校時代に覚えて、今でも行っていますが、
なんか志賀高原は自分には遠く感じて、「若い頃は」1回しかいったことがありませんでした。

もう一つの舞台、万座温泉は初めてスキーに行ったゲレンデで、
高校生らしく安旅館で寒かったことを覚えています。
当時は、長野に行くより、群馬にある万座のほうがずっと近かったのです。

数年前に、夏に避暑で、万座から志賀高原に抜けて行ったのですが、
寂れていて、時代の推移を感じました。
旅館やホテルの建物が、当時のままで、むりに増築した部分は廃屋になったり、
廃業しているところもありました。

万座は、スキー人気の低迷に加えて、ガーラができた影響が大きかったですね。
新幹線を使えるので、便利さが圧倒的に違います。
温泉もいいのですが、すぐ近くに日本屈指の温泉地、草津があるのも、
不運でした。

昔、志賀高原に行ったのは、やはりスキーを覚えたてだったので、
そのスケールの大きさに圧倒された記憶があります。
ジャイアントなんか、こんなところを滑れるはずはないと感じました。
寺子屋の寒さだけ、覚えています。

さて映画ですが、ちょっとお金持ちの子女らしい男女グループと、
女二人連れが、スキー場で出会って始まります。
グループの職業は、医者、家業の跡継ぎ、デザイナーで、別荘に集まります。
主人公の男は、仲間よりもさえない設定ですが、どうしてどうして、
商社勤めで、都会の家にガレージを持っています。

最初に出会うゲレンデは、焼額ですから、奥志賀の別荘のはずです。
親の所有する別荘かと思ったのですが、次に来るときの宿は違ったのが、
分からないところです。

一方の主人公、原田知世はまだ幼いのですが、本当にかわいいですね。
彼女も、偶然にも同じ商社づとめ、多分短大卒で、社内結婚を目指しての入社でしょう。
時代を感じるところです。

問題のバレンタインデイのゲレンデは、横手山、ちらっと熊の湯も映っています。
万座に行くには、ここしかないですね。
これが、宿を変えた理由かな?

当時、おしゃれなトレンディ映画なのですが、残念なところがあります。
原田知世のスキーシーンは、当然代役なのですが、そのスキー姿がひどい。
わざと下手に滑っているのが見え見えなのですが、非常にださいのです。

また、サロットという架空のスキーメーカーが出てきますが、
そのすべての製品が、デザインがひどいというか、まったくなされてません。
経費をケチって、デザイナーを使わなかったとしか思えないですね。

プリンスホテルは、今は見る影もないですが、赤坂の新しい高級ホテルで、
イメージを蘇らせるのでしょうか?


まちぶせ

2015-09-01 | 日記
懐メロとしては、知られている歌です。
石川ひとみを、一時NHK番組でよく見かけました。
今でもかわいらしいですが、若い頃とくらべると、ずいぶん顔が変わりました。

実は、この「まちぶせ」という歌も、石川ひとみも、若い頃は好きではありませんでした。
描かれている女性は、かなり苦手で、男としては敬遠したくなりますし、
あの体を揺らした「しな」をつくるわざとらしいしぐさ、顔に自信ありげな表情は、
女性として一番嫌いなタイプです。

30すぎてからは、もっととがった美人顔になって、さらに拒否反応が強まりました。
ところが、50歳を過ぎて、たぶん老け顔になったのでしょうが、毒が抜けてかわいらしく感じられるようになりました。
歌い方も愛嬌が出てきて、歌唱力も増しています。

さて、この曲の作詞は、ユーミンですが、他の曲とちょっとイメージが違います。
彼女の作詞の特徴は、やはり都会的な女性を描いていて、この曲のような田舎の素朴な恋愛とは違和感があります。

これもよく知られていますが、石川ひとみの前に歌って小ヒットさせた女性アイドルが居ました。
三木聖子ですが、彼女の体験を元にして作詞をしています。
二人の歌を聴き比べてみると、元祖の三木聖子のほうが、素朴な歌い方をしています。
石川ひとみのほうが歌はうまいのですが、どちらがこの曲にあっているかは、好みで違ってくるでしょう。

石川ひとみのほうが、技巧的でうまいとは思えるのですが、体験であることを思わせる三木聖子の歌い方も、これなら好感をもてます。
もっとも、三木聖子は決して下手な歌手ではなく、意図的に素朴さを出していることが、彼女のほかの曲を聴くと分かります。

三木聖子も、あの人は今的に何度か探索されましたが、家庭の主婦として落ち着いた女性になったと思っていたら、今はスナックを経営しているようです。
ちょっとその手の女性っぽい容姿になってきました。

一方の石川ひとみが、毒気が抜けてきているので、好対照に感じます。
本当に、女性は人生経験で変わっていきますね。

歌番組とTV局

2015-04-29 | 日記
久しぶりに、フジテレビで新しい歌番組がはじまりました。
水曜歌謡祭ですが、今日はないようですね。

森高千里がキャスターを勤めるということで、80年代、90年代の曲を、
中心にしています。
年何回か放映していたFNN歌謡祭を、定期番組にしたようです。

少しは期待していたのですが、いきなり和田アキ子が歌い始めたので、
びっくりしました。
初回だけでなく、レギュラーになる歌手の中心とするようです。
違和感が大きかったのですが、その後も悪ふざけ的な演出が続いたので、
録画を早回しして消去しました。

歌番組を作るには、芸能プロダクションの協力が不可欠です。
どうやらホリプロに頼んだようですね。
和田をメインにするのが条件だったのでしょう。
森高が歌わないので、完全に無駄遣いになっています。

本家のFNN歌謡祭も、面白かった時期もありましたが、昨年はひどかったです。
新しく社長になった亀何とかさんが、大規模に人事異動した結果のようです。
全体の視聴率も低迷しているようですし、いつまで体制が持つかという話になりそうです。

最近の歌を中心にする番組は、テレ朝のミュージックステーションがあり、高齢者向けにNHKやBSで演歌番組があります。
その間の30代から50代を対称にしたものは、ミュージックフェアかSONGぐらいしかありません。
けっこう楽しみにしていた人も居たと思いますが、がっかりな番組になってしまいました。


魅力的な石野眞子

2015-04-21 | 日記
最近、よくTVで見かけます。
10代のときよりも、きれいで魅力的に思えます。

過去の映像と比べると、確かに美しくなっていますね。
おそらく30代の映像と比べると、やはり劣化していますが、
それでも魅力的です。

ただ、今の歌う姿は、あまりに色っぽすぎます。
50代半ばということですが、完全に現役ですね。

10代の時は、ただかわいらしいアイドルだったのが、
振り付けが、妙に艶かしく感じます。
人生経験したことを、想像してしまいます。

「ジュリーがライバル」なんていう歌もありますが、
彼女と比べると、彼は残念ですね。

昔の歌詞は、けっこう有名な人や作品のもじりが多くあります。
榊原郁恵の歌にも、「アル・パチーノ」が出てきますし、
フォークなどには、ダスティンホフマンが良く登場します。
勝手に使っても、名前だけなら問題ないのでしょうね。

中森明菜;紅白出演?

2014-12-29 | 日記
明菜が、紅白に久しぶりに出演するようです。
楽しみではありますが、あまり痛々しい姿も見たくはないと
複雑ですね。

明菜が登場したころは、すでにアイドルに関心がある年齢を過ぎていました。
今みたいに40過ぎてオタクすることはなかったので、
また新しい子が出てきたなという感慨しかなかったです。
松田聖子を追いかけるように登場し、ポスト百恵を争うようになりました。

実は、僕は松田聖子が嫌いです。
結婚離婚を繰り返すうちに、女性からは圧倒的な支持を受け、
男は二の足を踏むようなタレントになりましたが、
ぶりっ子で評判の時から、虫唾が走るようなアイドルだと感じていました。

初期の頃の歌は、声が透き通っていて、非常に新鮮に感じて、
よく聴いてはいました。
あのぶりっ子がいやだったんですね。
うそ臭くて、男をたぶらかすだけの中年後の性格が垣間見えていました。

さて、明菜ですが、初期の作られたイメージに沿った歌から進化していきました。
北ウイングぐらいから、聖子を問題にしない歌唱力を付けてきました。
最初に書いたとおりに、もうアイドルには関心をなくしていたので、
ああ、がんばっているなというくらいでした。

最近になって、Uチューブなどの画像を見ると、歌唱力だけでなく
短い時間でもエンターテイメントを感じさせるすごい歌手だったことに驚きます。
デビュ当時のあどけない田舎娘が、見事に変身していました。
美しさと自信には、当時付き合っていた男性トップアイドルとの交際が関与していたでしょう。
例の事件を起こした後は、痛々しいくらいの姿になりました。

今でこそ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を起こしていただろうと推測できますが、マスコミは舞台に穴を上げる彼女を、たたくことに専念していました。
その後、明菜はしばらくがんばっていたものの、次第に華やかな舞台から消えていきました。

さて、彼女もアラゴーの年齢になってしまっています。
残念ながら歌唱力はだいぶ落ちてしまっているようですが、
これを機会にもう一花咲かせて欲しいと思います。