STAP細胞論文への疑惑

日本から、またノーベル賞研究者誕生とマスコミがわきましたが、論文への疑義が出されたようです。

それは、予想されることだったとは思います。
彼女のとった手法は、過去いくたの学者が試みた方法に過ぎず、これで万能細胞ができるのなら、もっと早く発見されたはずです。

今のところ、論文に掲載された写真についての疑惑のようですが、このうち1枚については、共同著者の山梨大教授がほぼ間違いを認めています。
こちらは、単なる写真間違いで済ませるようですが、加工されたという1枚は真偽を追及されそうです。

ただ、他の研究機関で追試ができないのは当然で、彼女の研究のきもは独自の特別な手法にあるようです。
これが、世界の特許をとらない限り、明らかにされることはないでしょう。
これが、ある程度の成果をあげられるようで、それが日米の名高い研究施設が名を連ねている理由なのでしょう。

率直に言って、彼女の基本的手法は、あの森口君の論文と同じレベルのものです。
疑惑が生じるのは当然ですね。
森口君との違いは、大学院生からきちんとした基礎生物学の指導を受けていることでしょう。
早稲田理工学部ということで違和感があったのですが、女子医などで指導を受けていたのですね。
ちょうど、早稲田大学が医学部を欲していて、女子医に接近していた頃です。
今はどうかは知りませんが。

疑惑の解明までには、けっこう時間が掛かるのではないでしょうか。
特許取得はたいへんですからね。