月想記

戯言日記

エデンのもうちょい東・Season3@HEAVEN青山

2018-09-29 | 音楽
9月28日(金)HEAVEN青山のエデンのもうちょい東・Season3へ。
ここから始まったこのイベント。この3組を一度に観られる贅沢。もっと聴きたい気持ちが募るあっという間の時間。
続きはそれぞれのライブへ…という事だね。この夜も本当に心洗われた。
天使が確かにそこに降臨していたよ。私の天国。

本日の一番手は柴草玲さん。桜島で心掴まれてそのまま彼女の世界へ。歌詞に涙し、胸に沁み入る歌声とピアノに
ひたすら感動する。まさかの「トウ」の仰天エピソードもあり、やはり色々と神掛かっていた。
ステージと変わらぬとても繊細で優しい印象のお方。

二番手のミーワムーラ。村重さんが「自分たちはフォークソング」とおっしゃっていたけれど、フォークってすごく
Rockで実は熱い。大好きな種を聴いていてそんな風に思った。今日は夕凪の坂道も聴けて嬉しかったなぁ。
村重さんのギターが泣いて、聴いているこちらも泣いてしまう。
ミワさんの声は本当に他にない特別なもの。他で出逢った事のない歌声。初めて聴いた時に自分の中の何かを射抜かれた。
ミーワムーラはその音楽もそうだけれど、お二人のお人柄もとても暖かい。飾らない優しさとお二人の絶妙な師弟関係が、
こちらをほっこりと和ませてくれる。癒しだけではないステージでのRockな一面もとても惹かれる。
もっと聴きたさが募ってしまった。新曲も増えているし、ライブ行かねば!!








三番手はデ・オッシ。ソラの世界から始まり眠りの町へと続き、もう最初から涙腺が崩壊しそうになり終始ウルウル
しながら聴き入った。東京ではこの場所で聴くデ・オッシが自分には少し特別で。昨年のマンスリーがやはり印象深い
からか。今宵も星の瞬きや吹き抜ける風を感じた、そんな音色だった。








今回のライブを観ながら、改めてHEAVENは音が良いなぁと思った。照明やその他色々がとても考えられていて、
演者が最も輝くように調整してくれてる。東京ならここで観るデ・オッシがとても好きだ。






ラストのセッションは、大阪とはまた違ってSeason1の時にも演ったポンタ・ジ・アレイア。本当に美しい曲。
今回ヴォーカリスト3名それぞれの歌詞の違いにすごく聴き入った。喜多さんのが原曲の歌詞に一番近いのかな??
柴草さんのはすごく切なくて、もう涙無しでは聴けませんでした。。。
大ラスはやはり「エデンの東」でこれまたしっとりと。








約3年前にあみ太さんの対バンで初めて観たデ・オッシに惹かれて、また是非観たいと思いながら当時遠征という概念が
なかった自分はひたすら待つしかなかった。そして2回目に観れたのがこの「エデンのもうちょい東」。
その日から私は完全に恋に堕ちて現在に至る(笑)
初めて観てから次のエデンまでは半年あった。その間にはひたすらCD聴いたり動画を観たりして、また東京に来てくれる
のをずっと待ってた。初回の「エデンのもうちょい東」はPot-pourriの発売開始日でもあって、初めてCDにサインして
貰ったのもこの時。本当に色々と思い出深い。
このイベントは3組それぞれのステージが素晴らしく、そしてお互いを尊敬して尊重しあってる感じがすごく伝わってくる。
親愛な気持ちに満ちているというか。だから観ているこちらもとても浄化されるというか、なんだか尊いような感動に
浸ってしまうのだ。なんていう幸せ。
私はエデンのもうちょい東 season4の開催を、今からもう楽しみに待っている。

〜記憶にある限り この夜のセトリ〜
*ミーワムーラ
(1曲目タイトル失念)
カモメ
夕凪の坂道

風が吹く

*NolenNiu-de-Ossi
ソラの世界
眠りの町
金色
見知らぬ町
西を目指して
草原列車

*セッション
ポンタ・ジ・アレイア
エデンの東

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エデンのもうちょい東・おまけ

2018-09-26 | お料理&飲食
雲州堂では一人だとお腹いっぱいになるのでいつも一品ぐらいしか頼めないんだけど、今回はライブ仲間と
シェアしたので初めて一度に色々食べた!(笑)
イチジクと生ハムとモッツァレラチーズのサラダ、トウモロコシとタイムのかき揚げ、アボカドの天ぷら、
真鯛のカルパッチョ塩麹ソース!








雲州堂はお料理もお酒も本当に美味しいのだ〜♪次回も楽しみ。
同じテーブルの人が頼んだ鯛めしが最初間違ってこちらへ運ばれてきたのだけれど、これがめちゃめちゃ
美味しそうで、次にみんなで頼もうともう決めてある(笑)
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エデンのもうちょい東・Season3@雲州堂

2018-09-26 | 音楽
9月23日(日)大阪雲州堂へ柴草玲×ミーワムーラ×NolenNiu-de-Ossiの「エデンのもうちょい東」へ。
好きな演者さんばかりの大好きなイベント。HEAVENを飛び出し雲の上にやってきた、三組それぞれが
織り成す素晴らしい音色に包まれたひと時。西の地にも天使が集う天国が。

一番手はデ・オッシ。ホームである雲州堂でリラックスした雰囲気。後に続く二組へのリスペクトと信頼感が
感じられるステージ。良い流れを確信しつつの、のびのびとした演奏だったように感じた。
見知らぬ町は未郁さまとのコラボから喜多さんが下を歌ってハモるヴァージョンになってるけど、前回の
サレガマでは主旋律のとる子さんの声が余り聴こえず下ばっかり目立って今一つだった。でも今回は綺麗な
ハーモニー。しかし未郁さまと比べてしまうと、やはりまだ少し弱い!
更に良くなっていくと思うので、次回をまた楽しみに♪






二番手は柴草玲さん。彼女の作り出す世界は他に類が無くて、本当に独特で素敵だなと思う。その言葉に、
ピアノの音色に、あっという間に引き込まれる。今日は沁みる泣きのナンバーが続くな…と思っていたけど、
最後はお馴染みのたたみちゃんで明るく終了。どんどんひゃらら問題は次回へ続くのか?(笑)

三番手はミーワムーラ。久しぶりに観たのだけど、やっぱり素敵です。もう聴き惚れる。こちらの隙間にすっと
入り込んできて、優しく満たしてくれるようなそんな音楽。なんでこんなに暖かいんだろう。
ミワさんの中性的な歌声は正に天使。村重さんとの相性がまたぴったりで。




ラストのセッションではseason2と同じカーラ・ブレイのLawnsカヴァーと、このイベントのテーマソングである
「エデンの東」を。玲さんの指揮してる姿がとっても良いのです。
目配せしながら音を合わせて楽しんで演奏されてる感じが、静かながら熱い時間。
皆さん、エデンの東の映画を観た事はありますか?




「エデンのもうちょい東」は東京、いわきと続きます!
今月は3回もデ・オッシが観られるという幸せ・・・(泣)

〜記憶にある限りこの夜のセトリ〜
*NolenNiu-de-Ossi
眠りの町
輪廻の郷
万華鏡
惜別の歌
見知らぬ町
草原列車

*ミーワムーラ
海辺のあしあと
ご近所さん
彼岸花
風が吹く
残映

*セッション
Lawns
エデンの東
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雑技道場キネマトス Vol.12

2018-09-25 | 音楽
9月22日(土)新松戸FIREBIRD の「雑技道場キネマトス Vol.12」へ。
前回よりも一際刺激が強かった今回のキネマトス。お子様は見てはいけません・・・なディープな内容。
でも大人にはめっちゃ楽しい!(笑)ノリノリのライブと麗しの舞姫たちの共演。

我らが狆はCDの全曲を披露してくれた圧巻のステージ。とにかくね、狆を聴くと体が勝手にリズムを刻んでしまうのだ。
「はじめての変拍子」は電車の中で聴くと危険なんだから!家で酔っぱらって聴いてる時なんて、めちゃくちゃに
テーブルとか叩いたりしちゃって(笑)









CDのY・Tに捧ぐのY・Tは誰なのか謎が解けた今宵。一人の人のイニシャルなんだと思ってたら二人だったよ〜。
や○わエピソードは最強か。あみ太さんの雄叫びが心地良い(笑)












本日の全てはここから始まった、こはみんこと小浜田知子さん。前回途中からしか観られなかったので今日は最初から
駆けつけたよ〜。歌う限界集落との異名を持つほどに、その世界観は独特でクセになる。
クズ掴み競争・・・若い頃なら参加してたかも(笑)








とにかく美しくて圧倒的だった若林美保さんのステージ。女神降臨。間近で観られて震えるほど感動。佇まいも動きも
全てがひたすらに美。最後チャックを下げて胸元をバ〜ンと露わにしておひねりのお札を下半身にねじ込む姿は、男前で
また痺れたのでした。








彩女王様のロープパフォーマンス。淡々と責めている中にも優しさが感じられた。縛られていく間の受け手の方の
喘ぎと切ない表情が良かったなぁ。








今回彩さんの見事な縄捌きも堪能。緊縛の縄は簡単には外れないように結んでいるだろうけど、ほどく時にはスルスルと
あっという間なので見ていて不思議。そこにある様式美。素晴らしい。








蛍光色のロウソクがあるのを初めて知った。これはなかなか面白い。暗闇の中に浮かび上がるロウソクの炎は美しいね。








持田桐さん。忘れられない独特な歌声でジプシーの風が吹き、その世界に惹き込まれる。ご本人曰く「どろっとした」感じの
叙情的な前半と、空中紳士さんが加わっての畳み掛けてくる民族リズムな後半。初見だけれど、ものすごく素敵だった!
CD買えなかったのが悔やまれる。また是非観たいお方。






動きが早すぎてうまく写真に収められなかったOdileさん。和モノです。任侠です(笑)
いつもめっちゃキュートでパワフルで個性的な演目。お客さんが帯の端を持ってあ〜れ〜クルクル・・とやるのは定番なのか?
(先日エロチカ・バンブーさんもされてた。)あれは気持ち良い(笑)








今回和のテイストな演目が多かった印象。そのままラストの極悪いちご団へ繋がる流れは最高でした。あにいさんたちの
また渋い事。思えば今年のライブ初めはこの雑技道場キネマトス だったのだけれど、来年1月6日にもまた開催との事!
このイベント見逃せません。クセになります・・・(笑)
出演者全員余りにも凄腕な刺客ばかりで、あっという間の5時間だった。



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星の王子さま

2018-09-24 | 芝居
9月20日(木)池袋芸術劇場シアターウエストへ、Project Nyxの「星の王子さま」を観に。
今まで観たNyxの舞台の中で最もライブ感が強かったような。芝居を観た後じゃない感覚に・・・(笑)
随所に見所満載で楽しかった。
今回も美術や衣装がとても美しく、宇野さんの美の世界を堪能。黒色すみれの生演奏が更に臨場感を高めてくれる。
すみれーずの音楽はこの舞台に不可欠。キラキラと眩しくて華やかで麗しく、笑いあり切なさありの豪華絢爛な
舞台だった。

上演時間が2時間15分とのアナウンスで少し長いな・・・と思っていたけど、途中の5人のクイーンたちのステージ
で納得。そこだけお話と別物なんだけど、とにかくそれぞれの内容が圧巻。一度にこんなに観てしまって良いん
だろうか?というぐらいに濃密な内容。寺山さんが観てたら何て言うだろうなぁ(笑)

わかみほさんは最初にクイーンが勢揃いした時に、一際目を惹く美しさ。手足が長くて背も高い。プロポーションが
もう特別。エアリアルの力強くて華麗な美にすっかり魅せられる。わかみほさんのちゃんとしたステージは是非一度
観てみたい。出来ればストの方で〜。

フラワー・メグさんの貫禄の中に漂うアンニュイさ。まさにエロスだった。ヴィヴィアン佐藤さん、ここで観られる
とは〜。存在自体が贅沢。ジュリーのサムライ、思わず歌えてしまう自分がいた(笑)
中山ラビさんの低音のハスキーヴォイスの渋さったら。パワフルでこちらにガンガン響いた。

エロチカ・バンブーさん。バーレスクって本当に美しいよね。肉体だけではなく音楽や衣装や演出全て自分で考えて
表現して、その世界観にひたすら感動してしまう。アナーキー・イン・ザ・UKは反則です。この曲には反応して
しまう(笑)生まれ変わっても女だったらバーレスクやりたい・・と思う程に素敵。

Nyxの舞台では合間に入るルナティコさんの人形劇もすごく魅力的で。その動きと内容の切なさに涙した。
星の王子さまの声を演じていた柏木亜優美さんは月蝕歌劇団で拝見した事はあったけれど、そのお声ですぐに彼女
だとわかった。こちらの胸に沁み入るような優しさがあった。

今回の舞台はこれまでに観た事のある星の王子さまとは大きく異なって、寺山さんの原作ともまた違う展開だった。
そこがまたとても斬新で面白く。
こうなると来年のB機関の星の王子さまがどんな感じになるのか、余計に楽しみなのである。

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