奈良の思い出・その33

少し時間が経ってしまったけれど、9月15日から3泊4日で奈良へ。

初日は13時頃奈良へ到着。お昼ご飯を食べた後、遠出は諦めて夜のライブまでの間軽く近場を散策する事に。
まずは春日大社さんへ。近頃心身共にしんどかったけれど、奈良の空気と景色に癒やされて、ここは本当に私のパワースポットだなと改めて感じた。












榎本神社へもお詣り。レリーフ美しい。





鹿のお尻補給も完了（笑）角切りも近い〜。ムクロジにもご挨拶。









二月堂へ行きたかったけれど余りにも暑かったので諦めて、奈良町をブラブラ。
ふと思い立ち、春鹿さんへきき酒をしに行ってみた。調査放談観てから日本酒が呑みたかったのだ（笑）どれも美味しくてニコニコしてしまう♪
前回行った時と全部違う種類のお酒だったので、毎回訪れたくなるなぁ。
会員登録すると新聞が届いて春鹿の名前入りのお猪口も貰えるそうで、無料なので登録してみたよ～。



















家へのお土産に購入した、封印酒とお気に入りの燻製奈良漬け。お酒はボトルのデザインが螺鈿細工みたいでまた素敵なのだ。








2日目は入江泰吉記念奈良市写真美術館へ。ずっと気になっていてタイミングが合わず行けなかったところ。
人形好きで昔から興味はあったけど文楽はまだ観た事がなくて、入江さんの写真を観ていて死ぬまでにやりたい事リストに追加決定。
見覚えのある奈良の風景が入江さんの手で切り取られるとそれはまたとても美しくて、私は本当にこの地に恋してしまったのだな…と思ったりした（恥）
そして同時展示中の百々俊二さん。ちゃんと観たの初めてだけどこれがすごく良かった！
日常の平凡な風景の中に溢れる人々の生命感、当たり前のようでいて特別で確かにそこに生きている。ひたすらえぇなぁ。







新薬師寺はまたも時間切れで行けず、鏡神社だけ駆け足で！





ろくさろんのライブの後には二月堂へ夕焼けを見に行こうと思っていて、友人たちも一緒に行く・・・となり禰宜道を抜けて東大寺へ。
久しぶりに見た二月堂からの夕焼けは、それは美しくて胸に込み上げるものがあった。この景色が見たかったんだ。。。
人が多くて何事かと思ったらこの日は盆踊りの日だった！始まる前に退散したけどちょっと踊ってみたかった〜（笑）










3日目は早めに東京へ戻るのでまたも遠出は諦め、前日からの流れでまずは入江泰吉旧居へ。
こちらもタイミングが合わずずっと行けなかったところ。解説もしていただき素敵な邸内をゆっくり観られた。


















外からお庭をぐるっと回る事も出来て、奥にある暗室（再建）は現在もワークショップで使用されているとの事。
紅葉の時期はお庭のもみじが綺麗だそうなので、秋に訪れるとまた格別かも。









入江泰吉旧居のすぐ近くにある、鹿グッズのジュエヌさんでネックレスを購入。
こちらのお店は店内が鹿で溢れていて、どれも可愛くてほんとワクワクするのだ♪



そして、時間があれば当たり前のように寄ってしまう興福寺。五重塔は完全に覆われている訳じゃなくまだ姿が観られるんだね。
でも東金堂も拝観停止だったので、中金堂と南円堂へ。三重塔も忘れません。この日は雨の予報も出てたのだけど、快晴で暑かった〜！









今回はライブメインで散策は余り出来なかったけど、久しぶりに奈良の空気を吸っただけで元気になれた♪

デ・オッシの60分ライブ・43

9月25日（月）21:00より、デ・オッシの60分ライブ43回目。

まだ私は生のライブでは聴けていない「玉章」から「空の果ての終着駅」〜「ホルスタイン博士のミルク工場」とくると
行けなかったライト商會での『銀河鉄道の夕暮れ』が脳裏に浮かび、残念さが込み上げてちょっと切なかったり。。。
（曲が素晴らしすぎるので。）
「楽園の境界線」で大好き！！とコメントした途端に喜多さんの歌詞が飛んだので、思わず「しっかり〜！w」とまた
コメントしてしまい、後でお二人に爆笑された（笑）恥ずかしい。。。
















今月の新曲の「回転木馬に君と」がめちゃめちゃ良い！軽快なメロディと頭の中の〜馬・・・って1行で殺られた（笑）
三味線がすごい格好良くて楽しくて、これはどんどん育ちそうでライブで聴くのが楽しみ。
とるこさんのVo.＆作曲大好き。喜多さんの時とはまた違った独特の世界観なんだよね。
配信特典の三味線ミニ講座動画は、弾けない私はひたすら喜多先生の格好良さに見惚れるしかないのだけど（笑）三味線やってる方には
また格別なんだろうなぁ。メリーゴーランドのぬり絵も塗るのがすごく楽しみ。画伯毎回すごい〜。もうあと3回なのかと思うとちょっと寂しい。。。














〜この夜のセトリ〜
梅か桜か、元の木阿弥
玉章
空の果ての終着駅
ホルスタイン博士のミルク工場
甦る傾城
輪廻の郷
楽園の境界線
たそがれ
聴色
ヨイヤミ讃歌
回転木馬に君と

金色（アンコール）

銀座動物園Ⅳ

その後、同東京交通会館B1で開催の「銀座動物園Ⅳ」へ。

動物がテーマのこの展覧会。人形、ぬいぐるみ、絵画など色々。
清水真理さん、森馨さん、山口友里さん…と好きな作家さんの可愛い動物たちで一杯だった。
清水さんはいつもの耽美なお人形とは一味違う、可愛いネコちゃんとバニーちゃん♪
日野まきさんもすごく好みだったけど既に全て売約済であった。
抱きしめたい程キュートな動物たちに癒やされた。

幻獣神話展Ⅹ

東京交通会館B1で開催中の『幻獣神話展Ⅹ』へ。
ふと思い立ったのでどなたが出展されてるかよくわからぬまま、でも絶対面白い作品一杯なんだよね・・・と思いつつ。
少し久しぶりに訪れたのだけど（2年ぶりぐらい？？）、後から知ったけど今年で今の形は終了なのだそうで。
とても残念だけれど、無料でここまでよくやっていただけてたと思う。

いつ観ても素晴らしい山脇隆さんに感動しながら、衣-hatori-さん、林美登利さんのお人形たちにこれこれ！と痺れる。
空山基さんやスクリーミング・マッド・ジョージさん、るるい宴さんなどお馴染みの方々にも興奮。
そして今回初めて知った今野裕結さん。スマホで観ると作品の色が変わり完成するネクサス絵画を提唱されている方。
解説してくださったご本人も、モデルさんかと思った程美しい。→後でググってみたら、実際モデルをされてて映画にも
出演されてる方だった。美しい訳だ〜〜！
作品もっと観てみたいので、9月のスパンアートギャラリーでの個展にもぜひ行きたい。



「幻獣神話」というテーマに沿って多数の作家が一堂に会す、この素晴らしい展覧会。
来年からも形を変えて、きっとどこかでこの世界に触れられる事を願ってやまない。

装いの力 異性装の日本史

渋谷区立松濤美術館へ「装いの力 異性装の日本史」を観に。
久々の渋谷、懐かしいお店の前を横切り感慨深く歩いた。地下の展示では、静御前や巴御前の女武者の話に胸躍る。
ヤマトタケルから稚児や若衆、歌舞伎に浮世絵。異性装って昔からずっとあるんだよね。どの時代にも。そして魅惑的。

2Fの展示は現代へ。リボンの騎士とベルばらとストップひばりくんの原画が並んでいて、自分的に大興奮（笑）
薔薇の葬列は10代の時に初めて観て衝撃を受けた映画。若きピーターが美しい。
森村泰昌にドラァグクイーン。「性の越境を可能とする装いの力」に魅了されずにはいられない。
2Fのこの「DIAMONDES ARE FOREVER」のコーナーは特にワクワクしたなぁ。

昔からずっと中性的な人に惹かれてきたのだけど、男女二元論に違和感を覚えてから私は全性愛者を名乗るようになった。
どちらかでもどちらでもなくても関係ない。むしろ後者はより魅力的。
現実に性別違和に苦しんでる人達の存在は理解した上で、それとまた別に性の垣根を越え取っ払って表現していく、アートや
パフォーマンスは追い続けたい。男らしさ、女らしさとは何かと改めて考える。
この展示は前期と後期があって内容が少し入れ替わるそうなので、後期にもまた行けたら良いな。
平日の昼間だったけど結構人がいて、ジェンダーに関心のある方が多いのだな…と思った。10/30（日）まで開催。






↓2Fの入口にある撮影ブース。写真を撮るとパネルのお姉さま方のお顔に変化が・・・（笑）
中心でヴィーナスの誕生をやりたかったけれど、一人だと自撮りもままならず。顔ハメパネルとか好きな人なんですけども（笑）