須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

732号 目黒区長・青木が私の質疑に「私は理解能力がない」と発言!区長を辞めろ!

2014-09-15 | 記 事
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前号(731号)、第72回YouTubeによる須藤甚一郎のおしゃべり報告を、まだご覧になっていない方は、つぎのアドレスでご覧になれます。内容は、須藤が安倍総理を被告にして、東京地裁民事部に起こした「集団的自衛権容認の閣議決定無効の確認訴訟」やNHK籾井会長に辞職、罷免を迫る動きなどです。
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目黒区長・青木が、委員会で「私は理解力がないので」と発言、私は「それなら区長として不適格だから、即刻区長を辞職しろ!」と激しく迫った!青木は発言の訂正も削除もせず、沈黙のままだった!
 
「縷々質問されたが、私は理解能力がないので・・」という、目黒区長・青木英二のトンデモない発言が飛び出したのは、9月11日、私の所属する常任委員会の企画総務委員会で「集団的自衛権の行使容認の閣議決定」についての陳情を審査しているときだった。私が、区長・青木に対して、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に、区長は賛成か反対かを質問したときである。
 
区長は質問されても、理解力がないのなら、答弁できないし、区長は務まらない。即刻、辞めるべきだ。私は直ちに区長に向って「理解能力がないのなら、区長として適格ではないのだから、即刻辞職すべきだ!」と迫った。が、区長・青木は無言のままだった。
 
私は、区長・青木に「私は理解能力がないので・・という発言を訂正するか削除するかしないのか。この発言は区議会軽視であり、委員会の委員である区議は区民の選挙によって選ばれた者であるから、区民軽視でもある」と説明して、発言の訂正、削除の意思を聞いたが、まったく沈黙のままだった。
 
かねてから、区長・青木は区長としての適格性を疑う判断が頻発している。私は機会あるごとに追及し、このブログで取り上げてきたので、みなさんがよく知っている通り。
 
一例を挙げれば、先頃、区有施設を40年間で総床面積を15%削減する見直し方針を決めた。が、その方針の手法の一つに「すべての区有施設を保有せず」、地域の団体等に譲渡しとある。あきれた方針だ。
 
見直しに40年間かけるなんて、そんなのんびりした見直しなんぞ、区民の誰が信用するもんか。見直しが正しいか間違っているか、40年後に確かめようがないだろう。バカいっちゃいけないって。
区有施設の中には、小中学校、保育園、区庁舎、公会堂、体育館、美術館などすべてが含まれる。それを「すべて保有せず」なら、自治体の目黒区は消滅するよ。私は、そんな無意味な見直しを見直すように、住民訴訟を起こしている。
 
更に詳しく、どんな状況で区長・青木の「私は理解能力がないので」の発言があったのかを説明する。
陳情や請願は、地方自治法で定められており、市民が議会に陳情して、採択されたときは、陳情内容によって、関係する国、総理大臣、各閣僚、目黒区行政などに陳情書を送付して、陳情内容の実現を図る制度である。
 
区長・青木に「集団的自衛権容認の閣議決定に賛成か反対か」と質問したら、答弁する前に「私は理解能力がないので・・」と発言。答弁できない、そんな区長はいらない!
 
集団的自衛権に関する陳情の内容はこうだ。
これまで憲法制定以後60年以上、違憲とされてきた集団的自衛権の行使を総理・安倍晋三は、憲法改正をせず戦争廃棄を決めている憲法9条の解釈を勝手に変更して、集団的自衛権の行使を閣議決定で決めた。
 
つまり、日本が他国から攻撃を受けなくても、同盟国のアメリカが攻撃されたら、日本の自衛隊も助っ人として、アメリカと一緒に戦争に参加するということだ。安倍はいったい何を考えているのか。
 
今回の陳情は閣議決定を撤回し、立法化や政策に反対する意見書を目黒区議会として、総理・安倍に提出して欲しい、というもの。陳情審査で最初に共産党区議の委員が質疑し、つぎに私が質疑した。
陳情は区議会の意見書を総理・安倍に提出することを求めているが、区長・青木は目黒区の首長である。
 
そこで、私は区長・青木に、集団的自衛権とは何か、閣議決定が憲法違反であること、私が集団的自衛権の行使容認の閣議決定は違憲であるとして、閣議決定無効の行政訴訟を起こしたことなどを説明してから、
区長・青木に「青木区長は、集団的自衛権行使を容認する閣議決定に賛成か、反対か」を質問した。
 
じつは9月の定例区議会の一般質問(区議が区長・青木に区政一般について質問すること)で、私は同趣旨の質問をした。一般質問の通告書(質問内容を事前に通告した書面を提出する)に、つぎのように書いた。
 
★区長・青木は、私の一般質問で集団的自衛権容認の閣議決定に賛成か反対かの質問でも逃げた。卑怯なことをするもんだ!
 
重要だから、質問の全文を引用する。
憲法99条は天皇から公務員まで憲法尊重擁護義務を定めている。青木長
は集団的自衛権行使容認の閣議決定に賛成か反対か。
憲法99条の条文は、〔憲法尊重擁護の義務〕「天皇又は摂政及び国務臣、
国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負
ふ。」(原文のまま)と定めている。上記の「その他の公務員」には、国家
公務員、地方公務員が該当し、選挙で選ばれた特別国家公務員、特別地方公
務員も含まれ、青木区長はそれに該当するのである。」
 
区長・青木は、この質問に何と答弁したのか。賛成か反対か簡潔に答弁すればそれでいい。しかし、青木は、何の答弁もなかったのである。
私は一般質問にもう一つの質問、区立東山小学校の改築工事に関する入札が、なんと3回連続で入札不調、すなわち落札者がいないので、入札が成立しなかったことを取り上げた。区長・青木は、入札不調について、部下の課長、係長らが書いたと思われる、中身の薄い答弁書を30分近くもダラダラと音読するだけ。
 
きっと、集団的自衛権行使容認の賛成か反対かの答弁から逃げるために、そんな姑息(こそく)な手段をとったのであろう。卑怯なことをやるもんだ。そんなことをしたので、私は陳情の審査に際して、再び同趣旨の質問をして賛成か反対かと青木に聞いたのだ。
 
けれど、またしても青木は、「縷々質問されたが、私は理解能力がないので・・」と逃げて、賛成か反対かを答えず。青木は「産経新聞によれば、来年4月に集団的自衛権行使のための法改正などを行う・・・」などと、どうでもいいことをウダウダしゃべるだけで逃げるだけ。こんな区長がどこにいる。議会と区民をバカにするのもいい加減にしろ!
 
区長・青木は、私の一般質問をさえぎり間違いの入札の日付を絶叫した大バカぶり!補正予算の審議で、私は「理解能力のない」区長・青木の答弁を拒否!
 
翌9月12日、企画総務委員会で平成26年度補正予算の審議が行われた。今回の補正の一番の目玉は、東山小学校改築の3回連続の入札不調だ。原因は、目黒区が適正な入札予定価格(予定価格以上の入札価格は失格)を設定しなかったため、3回とも予定価格内で入札した業者はゼロ。
そのため、第1回の入札の改札日は4月22日だった。が、いまだに施行業者が決まらない。
 
そのため、27年~28年度の31億2700万円余の予算(債務負担行為)を一挙に11億1100万円余引き上げ、42億3800万円余にし、予定価格を高くして、補正予算成立後に4回目の入札を行うのだ。
工事の資材、労務費が急騰しているので、今年4月22日に落札者がでていれば、11億1100万円余の補正は必要なかったのだ。
 
私が、一般質問でこの問題を取り上げ、第1回目の入札の改札日を4月22日といったとき、区長・青木は大声を張り上げ「違うぞ!4月22日じゃねえぞ!4月10日だァー!」と、私の質問をさえぎって、小バカにする口調で絶叫した。いわゆる不規則発言だった。青木は私を小バカにしために、自分の大バカぶりをさらし大恥をかいたのだ。マヌケな区長・青木だよ。
 
改札日の4月22日は、特別区23区で共同運営する「東京電子自治体共同運営 電子調達」の記録によるもので、これが正しい。青木はアホな間違った日付を叫んだのは、誰が調べたのか間違った数字だ。正しい改札日さえ区長はじめ区の幹部が把握してないテイタラクでは、入札すら満足にできないのも当然だよ。
 
補正予算の審議で、私は質疑に先立って「青木区長は、『縷々質問されたが、私は理解能力がないので・・』と発言し、削除も訂正もしていないのだから、そんな理解能力のない区長の答弁はいらない。区長の代わりに副区長か所管部長
が答弁してもらいたい」と発言し、区長・青木の答弁を拒否した。区長・青木は、沈黙したままで、なんの反応もなし。自分の発言である理解能力がないのを認めているからであろう。
 
私は、補正予算反対の理由に、区長・青木の「私は理解能力がない」こと及び私の一般質問をさえぎり間違った改札日を青木が絶叫したこともあえて述べておいた。
まだ、書くことはいっぱいあるが、次号につづく。

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