須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

664号 目黒区長選挙 ダメ区長・青木英二が3選!ペテン師の選挙戦で事実の隠蔽!

2012-04-23 | 記 事
★    目黒区長選挙は、ダメ区長・青木英二が3選!
 
昨日(4月23日)行われた目黒区長選挙の結果は、ご存知のようにダメ区長・青木英二の三選だった。各候補の得票数はつぎの通り(毎日新聞電子版)
 
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目黒区長(東京都)青木英二氏(57)が3選。出版企画アドバイザーの松尾信彦氏(66)▽前区議の土屋克彦氏(42)▽自営業の後藤輝樹氏(29)を破る。投票率は26.94%。
確定得票数次の通り。
当29、203 青木 英二
=無現<3>[民][公][社]
14、743 土屋 克彦
=無新
10、127 松尾 信彦
=無新[共]
2、051 後藤 輝樹
=無新
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★青木の区長選はまるでペテン師!事実を隠蔽した!
 
青木の選挙戦は、まるでペテン師で事実を隠蔽(隠蔽)した。
例 えばこうだ。選挙公報、選挙ポスター、そして街頭で配るチラシ文書のいずれにも、民主党、公明党、社民の各党が青木を推せんしているのに、その事実をカッ トし記載しなかった。書かなければ、自民党も推せんしている、と間違って投票する有権者もいると思ってか? ずるい作戦だ。
 
区 長選で一番の問題である、青木の財政運営の失敗で、3年間で185億円もの予算をカットし、行政サービスを削ることに関して、まったく沈黙。ふざけたヤツ だ。寝たきりのお年寄りには、紙おむつが無料で配られていたが、その紙おむつを引きはがすように、有料にした。そんな青木流の区政を隠したのだ。
汚くて姑息(こそく)なやり方だよ。
 
紙おむつまで剥ぎ取って、行政サービスをカットして、何をやるかといえば、失敗したときにボロのでないように基金と積み増すというのだから、バカもいい加減にしろだよ。
 
選挙ポスターには、マニュフェスト(公約)、政策、スローガンをまったく書かず、ただ“「住みたいまち、住み続けたいまち目黒」の実現をめざして”とあるだけ。また区長になって、何をしようとしているのか、わかりゃしない。
区長選なのだから、正々堂々とやれっての!
 
青 木は、これまで「区長選・区議選を同日選挙に」と、できもしない公約をして、ぼくらが猛攻撃。前回はカネ食い虫の「区立小中校の校庭を人工芝化」を公約 し、区民、議会の反対で途中で放棄するなど、バカなことの連発。言質を取られるようなことは、何もいわねば、これまでのようにヘラヘラして何もしなければ いいのだから楽なもの。
 
★ぼくは出馬を勧められたが、出馬しなかったのは?
 
ぼ くは、これまで青木区政はむろん、青木の無責任な人間性、区長としての適性を徹底的に批判してきた。そのため、今回の区長選挙に、なぜ立候補しなかったの か、という丁寧な手紙、はがき、電話を数多くいただいた。あるリベラルな市民グループからは、何回も出馬せよと勧められた。また、保守的なグループからも 「出馬するなら応援するぞ」ともいわれた。
 
区民の生活をよくするには、リベラルも保守もない。けっして自慢じゃないけれど、仮にぼくが区長選に出馬すれば、これまでに区議選での得票数から判断して、青木といい勝負をするはずだ。まあ、だから各グループが出馬を勧めたわけだ。
 
ありがたい話だが、ぼくはお断りした。正直、ずいぶん考えた。ぼくは何事にも悩む性格ではないなら、悩みはしなかった。が、「出るべきは、出ざるべきか、それが問題だ!」なんちゃって、シェイクスピア劇の名セリフよろしく、誰にもいわなかったが、告示直前まで迷った。
 
しかし、ぼくの73歳という年齢のことは重大だった。青木のように税金で高級車の公用車に乗り、答弁も役人の書いた答弁書を小学生より下手クソに棒読みし、その合間に議場で居眠りこいてる区長ならば、百歳超えても区長は勤まるよ。
 
★また区長が青木なのだから、これまで以上の監視が必要!
 
けれど、故薬師寺区長、青木区長と二代にわたるダメ区長が、ボロボロにした目黒区をまともにするのは、そりゃ能力はむろん、体力、気迫が十分じゃなくちゃ。73歳の男の平均寿命でいえば、あと5年以内で昇天だっての。
ぼく自身として、本にまとめることなど、やっておくことが山ほどあって、こまっているのだ。
 
「石原慎太郎は、79歳で今年中に80歳だよ」という友人もいた。慎太郎知事は、老化が進み、歩くのさえヨチヨチしてるじゃないか。
君が代、日の丸での処分など、考え方の老化現象も目立つ。尖閣諸島を東京都が買うなんてのもマトモな判断じゃない。地方公共団体がそんなことして、どうするつもりか。
 
それはともかく、結論として出馬しなかった。
でも、区議会議員として、やるべきこともいっぱいある。区長・青木が3選されたのだから、これまで以上に監視を強くしなかれば、何をするかわからないからね。
 
すでにお伝えしたが、32億円で購入して17年間も更地のままのJR跡地に関して、ぼくは区長・青木が管理を怠り5億円余の損害を発生させたので、住民監査請求を起こした。いま監査を実施中だ。
 
★次点の土屋克彦 青木の批判票が集中して善戦!
 
そう、14、743票獲って次点になった土屋克彦は、昨年の区議選に民主党公認で立候補。36名定数に55名が立候補し、わずか807票、45位で落選した。
ちなみに、最高得票は、ぼくの3,986票。最下位当選の宮沢宏行候補の得票は1,350票だった。
その土屋が14,743票も獲ったのは、とりも直さず、「青木はダメだ。青木を作戦させろ!」っている批判票が土屋に集中したわけだ。

(敬称略)


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