Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

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2006-07-06 | Weblog
テポドン発射。
日本海着弾。

平和だ平和だと浮かれているのは世界の一部の国だけだと考えさせられるニュースだ。

多くの国は今もなお戦っている。
それは戦争という手段だけではなく、こうしたパフォーマンスによって他国を威嚇し、自国の利益確保を目論んでいる。
政治的手法の延長線上に戦争という手段が今も現実的に思想の中にあるという現れである。

不幸なことに、北朝鮮はまだその行為が自らの首を絞めることに気づいていない。
第2次大戦から60年が過ぎ、すでにアメリカ以外の国は戦争という手段は意味を成さない。
アメリカは強大になりすぎ、もはや向かうところ敵なし。
良くも悪くも、今の世界の秩序はアメリカ軍事が握っているのだ。

軍事施設を持つことが平和、秩序維持につながるのか。
答えはイエスだ。

身近なところでは警察がいい例。
警察が警棒と銃を所持しているから日本の秩序は保たれている。
もしも警察が警棒も銃も放棄し、武器はヌンチャクしか使いません!などとなれば、一気に日本の秩序も乱れよう。
平和や秩序というのは人間が人間としてある以上、そういう危ない綱渡りと同じく、常にバランスをとりつつ進まなければならない問題なのだ。
どうしても納得のいかない人がいたならば、自分の家の鍵をかけずに、しかもそれを公表しながら生活してみればいい。
すぐに強盗が入るだろう。
日本の自衛隊も、言わば日本の鍵なのだ。

アメリカは日本にとってセコムのようなもので、警報を鳴らせばすぐに飛んできてくれる・・・と日本人は思っている。
僕個人的には90%信じてるけど、10%は怪しんでいる。
それは冷蔵庫のライトのようなもので、開けてるときにはライトついてるけど、閉まってるときにライトは消えているのか?
それは確かめようがないのだ。

危機管理能力が叫ばれて久しい日本であるが、今度の対策はあるのか。
ただ、キタが何を考えての行動かを政府のみならず一般国民も考えなければならない時期だ。
キタが悪いと叫ぶだけでは本質は見えてこない。
キタだって必死なんだ。
キムさんだって酔っ払って「このボタン押したらおもろいで~。ポチっとな~!」と押したわけではなかろう。
日本人が忘れた感覚・・・「祖国を守る」という感覚をキタはまだ持っているのだ。
少なくとも公の場ではそう断言するだろう。

日本はどうか。
愛国心などと叫べば右翼呼ばわれされるだろうが、誰だってアルマゲドンのブルースウィリスを見て「かっこいい!」と感じ、涙を流したはずだ。
あれと愛国心、特攻隊とどう違うのだ?
ブルースウィリスもあの隕石が憎くて自爆したのではない。
愛する娘や仲間、自分が育った街や国を守るために犠牲になったのだ。
自らその礎に。

ブルースウィリスがヒーローで、特攻隊が犬死のアホ呼ばわれされるのはいかがなものか。
由々しき事態であると思う。

特攻隊だってアメリカが憎いという感情以上に愛する家族、自分を育ててくれた故郷、そこにいる大切な人々を救いたい、そういう気持ちだったはず。

今のキタだってそう。
そしてイラクもそう。

忘れてしまった日本人の感覚を、今も彼らは持っている。
その方法として選んだ道は僕も肯定はできない。
他にも方法はあったはずだ。

ただそれは、先進国の我々の感覚であって世界基準に照らし合わせると少数派と知っておかなければならない。

あなたはブルースウウィリスのように巨大隕石が地球に突っ込んでくるときに、自分が犠牲になれば世界は救われるとなればいきますか?
もしもそれが世界ではなく日本なら?
もしもそれが隕石ではなく他国のミサイルなら?

そう考えながら、今回のニュースを見るとその印象も違ってくるのではないだろうか。

これ、ラグビーのブログだよな?


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