漫画の須田信太郎

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こわくて物が言えない。

2021-03-21 16:41:00 | 江戸川ハートブレイカーズ電子書籍
言えないことが多すぎる。

ある男のコトがあるルールから外れて問題になったとする。

「地球の二酸化炭素問題」原理主義的にはアウトか?セーフか?と言ったらアウトかもだけど、、、。

「女性のジェンダー問題」原理主義的にはアウトか?セーフか?といったらアウトかもだけど、、、。

「自然の生態系保護問題」原理主義的にはアウトか?セーフか?っていったらアウトかもしれないけど。


その一つの価値のルールだけで言ったらアウトだけど。

どのくらいの「アウト」?っていう程度の問題もあるけど、

色々な価値が存在する中で生きている訳で、、、。

そのルールでいうなら「アウト」でも、その人間を真っ黒く塗っていいのだろうか?
アウトの男は家族にも御近所にも職場でも愛される男だとしても、
やはりその男は「有罪」「重罪」なのか?

色々な角度から光を当ててみることはできないのだろうか?
そいつがどんな人間か考えてみる想像力ってのは必要ないのだろうか?

多様性が広がってるんじゃなくて
「地雷っぽいから、そっちの方向歩かない」っていうのがうまくなっただけだったりして。

とか言いつつ、そういう反論さえ「言ってはいけないコト」な様に思えてきて、何も言えなくなる。

RCサクセションの「あきれてモノが言えない」じゃなく「こわくて物が言えない」ですな。

いや、
こんな気持ちはきっと日曜日の夕方のせいだ。


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