普通の日々?ブログ

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筑波駅その2

2009-05-28 22:31:18 | 鉄道
つくば駅じゃなくて、筑波駅は、筑波山麓を走っていた常磐線の土浦駅と水戸線の岩瀬駅とを結んでいた筑波鉄道の駅です。
ただ、筑波鉄道は、1987年4月1日、国鉄が民営化と同時にひっそりと廃止されたのでした。

かつての筑波駅は、つくばの研究都市からは大分離れており、名前の通り、筑波山の麓の登山の玄関口でした。

明るい時に当方が訪れたのは、10年以上前のたぶん大学生生活最後に筑波山登山をしたときにこの駅跡でバスを降りたときでしたね。
(その後も筑波山登山時に、暗くなってからバスを乗り換えたということはありました)



その10年前のうる覚えの記憶と比較して今回の訪問。
筑波駅は、現在筑波山口という名前のバスターミナルとして機能しております。
十年前は、筑波山行きの高速バスが東京駅から何本も発着しており、そのバスを利用しての筑波山登山でしたが、つくばエクスプレスが出来てからは、ここまで来る高速バスは廃止されてしまっているみたい。

そのころは、筑波山口という名前は付いていなく、筑波駅とまだ記載されていたかと記憶しております。今でも駅の面影が色濃く残っております。



長閑な感じだけれども、バスが頻繁にやってきます。
ただこのバスターミナルに、バスがいない隙に、おばちゃんが軽自動車2台止めてバスターミナルでだべっていて、バスの運転手さんにレッカーされちゃうよ~、と、軽いノリで注意されてましたね。ま、遠回しにいえば、邪魔ってことですが。

建物の裏に回ってみましょう。
ホーム跡が整備されてベンチと、廃線跡を利用したサイクリングロード利用者のための駐車場になっております。
10年前は、廃止になってそのまま放置されたホームに雑草が生えているといった情景だったんですよ。






そして、再び駅舎の前から筑波山方向への登山道を見ます。
天候不良のため筑波山は雲の中に隠れてしまっていますが、駅前通りは、駅前といった雰囲気が濃く残っております。たばこ売り場、タクシー乗り場、土産物屋跡…




いつのころまで営業していたのでしょうか?10年前の訪問時では興味もなく、やっていたかどうかは判りません。