新古今和歌集の部屋

漁村夕照 瀟湘八景為相歌 烏丸光祖筆コレクション


烏丸中納言光祖卿

  漁村夕照

波の色  礒
  は   ぎは
入日の   くらき
 あとに  木がくれ
         の
程みへて    やど




波の色は入日のあとにほど?(猶)見えて磯際暗き木隠れの宿

【烏丸中納言光祖】
江戸中・後期の公卿・歌人。烏丸光胤の次男。侍従を経て正二位権大納言に至る。文化3年(1806)歿、61才。

23 x 21 センチ (全体)

平成29年2月25日 八枚陸點貳七
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