新古今和歌集の部屋

賀歌 良経 定家十体 鬼拉体 広橋兼廉筆コレクション

 

  鬼拉躰

ぬれてほす玉

 ぐしのはの露霜
       に
 天てるひかりいく

    世へぬらむ


新古今和歌集巻第七 賀歌
 千五百番歌合に
            攝政太政大臣
濡れてほす玉ぐしの葉の露霜に天照るひかり幾世經ぬらむ
 
よみ:ぬれてほすたまぐしのはのつゆしもにあまてるひかりいくよへぬらむ 雅 隠
 
意味:濡れては干し、干しては濡れる伊勢神宮の玉串の榊の葉の露霜には、天の日の光の神の御威光が降り注ぎ、幾代経たのであろうか
 
備考:千五百番歌合。本歌 ぬれてほす山路の菊の露のまにいつか千年をわれはへにけり(古今集素性)






廣橋大納言兼廉卿

広橋兼廉(1678ー1724)
江戸初期から中期の貴族。父は広橋貞光。従二位大納言。
1690 従五位下
1706 参議
1711 権中納言
1716 従二位
1719-1724 権大納言 ★

令和4年7月28日

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