最近ブログが長めですが今日も長いです
人と会う約束、仕事の時間、授業の時間…
時間に間に合うようにすることっていつも何気なくできていますが、
実はとても難しいことなのだと最近考えさせられました。
私が支援しているAさん(女性)は
時間に間に合うように行動することがとても苦手です。
普段の彼女は、
人の気持ちを考えて喜んだり悲しんだりすることができるし、
ホームヘルプや財産管理の支援を受けながら一人暮らしをしているし、
私とメールのやりとりができるし、
だからつい、何でもできちゃう人だと思ってしまうことがあります。
でも彼女は時間通りに行動することがとても苦手です。
私と約束しても時間通りに来ることはまずありません。
約束の時間を過ぎて家を出ることがあるくらいです。
だから約束の時間を1時間すぎて待ち合わせに現れるのです。
私としては、
苦手なのは聞いていたのだから腹を立ててはいけないのか、
という思いもありましたが、
でもやっぱり
1時間も待たされて何もなかったかのように支援することはできませんでした。
このままでは、時間のことでこの人との関係が壊れてしまうのではないか、
そこまで考えるくらい頭を悩ませていました。
時間を守れるように支援をする必要を感じたので
彼女にどんな支援が必要か聞きました。
すると、
「約束の一週間前から確認のメールを送ってほしい」
「約束の当日は朝から何度もメールをしてほしい」
と言ってくれました。
その通りにしましたが、1時間以上の遅刻は相変わらずでした。
そこでメールの内容を
「○時の待ち合わせだから1時間前の△時に家を出てください。
△時に家をでるとしたら1時間前の■時から出かける準備をしてください。」
という内容にしました。
すると彼女は時間を守ることに成功したのです。
実はそのメールだけが成功の理由ではないんです。
その日の彼女の精神状態が良かったのもあります。
それから最大の理由は、家を出るときに
片付いてなくても気にしないで出かける
ということだったようです。
いつもの遅刻の原因は時間がないのに
洗い物が目についたり、
部屋のちょっとしたホコリが気になったり、
そういうことを片付け始めてしまったことにあったそうです。
今回はちょっと家の中で気になることがあったけれど、
私との約束をやぶりたくない、
人とは気持ちよく会いたい、
そう思って目をつぶって家を出てこれたそうです。
よくよく話を聞いてみると、
子どものころ彼女はお母さんに
「○○と△△と■■をしてからでないと外に出てはいけない。」
という躾をされてきたそうです。
そのことが、大人になった今も影響しているのだと彼女は言いました。
彼女のお母さんは、
彼女のためを思ってそうやって躾をしたのだろうけれども
それが気になって出かけられないという生活のしづらさも生み出したのでしょうか。
話は少し変わりますが、
彼女の部屋はとてもキレイです
私の部屋よりも断然
>○○と△△と■■をしてからでないと…
っていう躾が私には必要
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人と会う約束、仕事の時間、授業の時間…
時間に間に合うようにすることっていつも何気なくできていますが、
実はとても難しいことなのだと最近考えさせられました。
私が支援しているAさん(女性)は
時間に間に合うように行動することがとても苦手です。
普段の彼女は、
人の気持ちを考えて喜んだり悲しんだりすることができるし、
ホームヘルプや財産管理の支援を受けながら一人暮らしをしているし、
私とメールのやりとりができるし、
だからつい、何でもできちゃう人だと思ってしまうことがあります。
でも彼女は時間通りに行動することがとても苦手です。
私と約束しても時間通りに来ることはまずありません。
約束の時間を過ぎて家を出ることがあるくらいです。
だから約束の時間を1時間すぎて待ち合わせに現れるのです。
私としては、
苦手なのは聞いていたのだから腹を立ててはいけないのか、
という思いもありましたが、
でもやっぱり
1時間も待たされて何もなかったかのように支援することはできませんでした。
このままでは、時間のことでこの人との関係が壊れてしまうのではないか、
そこまで考えるくらい頭を悩ませていました。
時間を守れるように支援をする必要を感じたので
彼女にどんな支援が必要か聞きました。
すると、
「約束の一週間前から確認のメールを送ってほしい」
「約束の当日は朝から何度もメールをしてほしい」
と言ってくれました。
その通りにしましたが、1時間以上の遅刻は相変わらずでした。
そこでメールの内容を
「○時の待ち合わせだから1時間前の△時に家を出てください。
△時に家をでるとしたら1時間前の■時から出かける準備をしてください。」
という内容にしました。
すると彼女は時間を守ることに成功したのです。
実はそのメールだけが成功の理由ではないんです。
その日の彼女の精神状態が良かったのもあります。
それから最大の理由は、家を出るときに
片付いてなくても気にしないで出かける
ということだったようです。
いつもの遅刻の原因は時間がないのに
洗い物が目についたり、
部屋のちょっとしたホコリが気になったり、
そういうことを片付け始めてしまったことにあったそうです。
今回はちょっと家の中で気になることがあったけれど、
私との約束をやぶりたくない、
人とは気持ちよく会いたい、
そう思って目をつぶって家を出てこれたそうです。
よくよく話を聞いてみると、
子どものころ彼女はお母さんに
「○○と△△と■■をしてからでないと外に出てはいけない。」
という躾をされてきたそうです。
そのことが、大人になった今も影響しているのだと彼女は言いました。
彼女のお母さんは、
彼女のためを思ってそうやって躾をしたのだろうけれども
それが気になって出かけられないという生活のしづらさも生み出したのでしょうか。
話は少し変わりますが、
彼女の部屋はとてもキレイです
私の部屋よりも断然
>○○と△△と■■をしてからでないと…
っていう躾が私には必要
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強迫性しょうがいがある方とかはほんと大変だよね。
そうやって理解してくれる人がまわりにたくさんいればいいけど、なかなかいい出会いがなかったりするし。
それにしても人の気持ちって すごいパワーがあるんだね。
自分も人間だからなー。
でも自分のそういう感情を認めながら、支援の方法をその人と一緒に考えていけたらと思っているよ{/star/
ご本人と相談しながらいろいろ試しています。
こちらこそ、dekesokonaiさんのブログ、勉強になってます