2011.09.18 飯田市の「風越山」に行って来ました。
台風15.16号の影響で、計画していた山を断念し、この飯田の山へ転進。
疑似晴天をついての登山でしたが、思った通りの快晴でした。
頭の良い「机上の気象予報士」に勝ちました(*^。^*)。
四十年超の「山屋」は頭は悪いですが、経験値は格段上.....。
飯田市周辺には、風越山や吉田山、座光寺富士、小八郎岳などの里山が市街地近くにあって、
登山口まで車で10分~20分ほどで行けるのだからありがたい。
風越山の登山道はいくつもあるが、オーソドックスな登山口は、
今宮球場の脇を山側に上がり、ゴルフ練習場の脇を上がるがルートを選択した。
車はこのゴルフ練習場横の道の上部の公園に置いた。
断れば、この練習場に置くことも可能かと思われた。
風越山の標識から、ゴルフ練習場の横を通り進んでいく。
途中、飯田市の北部が見渡せる切り開きのある場所で一息つき、
さらに上がると、大きな杉とヒノキの根元に秋葉大権現と刻まれた石碑の前に出る。
地元ではここを「秋葉様(あきばさま)」と呼称。
道はここで二股に分かれ、左は虚空蔵山の左を巻き、延命水の前からベニマンサクの標識前、太田の分岐に出る。
右は、「奴谷(やっこだに)」を経由して虚空蔵山に上がる急斜面のコース。
今日は虚空蔵山を経由する為に行きは後者を選択した。
虚空蔵山には昔、権現神社があって虚空蔵菩薩が安置されていたが、今は里宮に移されている。
南東斜面は、大きな木、二本を残して切り開いてあるから展望は良い。
バカチョンのデジカメのズームで引っ張って見ました。「鋸岳」です
方位板やトタン屋根付の休憩所もあった。
すぐ先で延命水からの道が合流し、右側には県天然記念物「風越山ベニマンサク自生地」の看板がある。
さらに、頑張って歩くと、主稜線に出て正面に風越山の頂上が見え、
すぐ右側には南アルプスが一望できる展望台がある。
ここは休憩に適地だ。稜線
さらに稜線を進むと、赤色の鳥居が前方に見え、「中馬休み」に着く。
その先には、4×5m位の「駐馬厳」、「南無妙法蓮華経」などと刻まれた大石があり、
その裏側には岩を削った階段。
さらに100mほど先には重要文化財の白山社奥宮が見えてくる。
社殿から急傾斜を100mほど下ると道の両側が切れているが、そこからは急に登り返す。
急な登りを上がると、平地になり、左には大木の木の根、右側には小さな祠があり、
そこから100mほど進むと「風越山」の頂上に着く↓。
見晴しは悪いが落葉後ならば木々の隙間から視界が広がるかも知れない。
山頂には太いブナの木々があた。
帰路は同じ道を帰り、虚空蔵山の直下をトラバースし「延名水」を経由し下山した。
上り三時間弱。下り二時間弱。 コースタイム以下で回遊できました。
そして、今日のお泊りは諏訪湖畔の某公共の宿でお泊り.....。
一泊二食で\10,500-は安いです(*^。^*) 広い部屋と温泉と食事に満足(*^。^*)