アンテナエレベーターがひっかかりアンテナが下りてこなくなったので、自分で修理を試みたのですが失敗しました。しかたがないので、業者の方に来てもらい修理をしていただき首尾よく下りてくるようになったので、スーパーディスコーンを設置してみました。
ディスコーンアンテナは各社から販売されており、周波数帯域・大きさ・耐入力などを鑑み、手ごろな大きさの「D-130」をチョイスしました。
受信用25~1300MHz広帯域無指向性アンテナ、50・144・430・904・1200MHz帯送信可能
耐入力20W(50MHz)、200W(144MHz以上)というスペックで、自分的には必要十分です。同軸ケーブル(RG58A/U)15mが付属していますが、今回は不要です。(既設の8D-FBを利用)
パンザマストの中間に設置しました。
【使用感】
ユーティリティ無線は、ほぼデジタル化してしまい、残っているのはエアバンド・マリンバンド・特定小電力無線くらいでしょうか。通信の内容を漏らすことは電波法違反となりますので、聞こえ方のみレポートします。
①ここは福岡空港に比較的近いので、エアバンドが聞こえるのだが、信号強度が上がったので聞きやすくなった。感覚的には、空港で聞いているのかと思う程良く聞こえる。飛行中の航空機からの信号も、かなり強くなった感じである。
②地上ハンドリング係の通話も聞こえる(一部アナログ波が残っている)
③マリンバンドの基地局は、福岡ポートタワーからの送信なので従来から強力だが、船舶側からの電波が良く聞こえるようになった。
④特定小電力は、近くの工場で使われているようで、複数の通信が聞こえる。
➄144MHz:X-30と比較すると、X-30の方が若干良いようだ。
⑥430MHz:X-30と比較すると、ほぼ変わらないものの、波長が2mに比較して短いのとアンテナ設置位置が水平で2mちょっと離れているため、状況によってはディスコーンの方が良い場合がある。もちろん逆もしかり
⑦27MHz(違法CB帯の受信):28MHzのツェップライクアンテナ(アンテナ高低い)と比較すると少し落ちる感じだが、十分に聞こえる。(当然送信不可)
⑧航空会社のカンパニー系も、ばっちり聞こえる。
【結論】
①思った以上にいいぞ、スーパーディスコーン
②比較したGP(X-30)が比較的短いアンテナだったため、高ゲインの長いGPだと、また違った結果が出た可能性はあります。
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