人はどのよう時に幸福感を得られるのだろうか?
筒井義郎大阪大学教授による日経新聞の連載記事『幸福の経済学』(朝刊 4月27日)に面白い定義が載っていた。
Aさんは給与が5000円上がって幸福と感じたとする。
しかしその後、同期のBさんが実は1万円アップしていたことを知った。
Aさんはどう思うだろうか?
最初の幸福感はどこかに行ってしまい、逆に自分は5000円しか上がらなかったことを不幸と感じるのではないか。
筒井教授によれば、人は絶対所得による幸福感より、相対所得による幸福感の方を強く感じると言う。
なるほど
所得に限らず、ある程度裕福な現代において、自分が幸福かどうかと言うのは、絶対的な価値観ではなく、他人と比べた相対的な価値基準でその度合いが決まるのだろう。
私が幸せかどうかではなく、あなたより幸せかどうかなのである。
格差社会と呼ばれるご時勢、この幸福度合いは益々広がってきている気がする。
筒井義郎大阪大学教授による日経新聞の連載記事『幸福の経済学』(朝刊 4月27日)に面白い定義が載っていた。
Aさんは給与が5000円上がって幸福と感じたとする。
しかしその後、同期のBさんが実は1万円アップしていたことを知った。
Aさんはどう思うだろうか?
最初の幸福感はどこかに行ってしまい、逆に自分は5000円しか上がらなかったことを不幸と感じるのではないか。
筒井教授によれば、人は絶対所得による幸福感より、相対所得による幸福感の方を強く感じると言う。
なるほど
所得に限らず、ある程度裕福な現代において、自分が幸福かどうかと言うのは、絶対的な価値観ではなく、他人と比べた相対的な価値基準でその度合いが決まるのだろう。
私が幸せかどうかではなく、あなたより幸せかどうかなのである。
格差社会と呼ばれるご時勢、この幸福度合いは益々広がってきている気がする。