七つ森のキャンプ場で燃焼テストをしてきました。
昨日作ったロケットストーブと、今朝作ったウッドガスストーブを持ち込み、同時に燃焼させました。
鍋は1つだけだったので、ロケットストーブの方に使いました。

一応、炎は煙突に引き込まれで上部から噴き出していますので、うまく出来たかと思います。

焚き木の継ぎ足しも楽に出来ます。

でも問題発覚

鍋の水がなかなか沸騰しません。

五徳が高過ぎるのかもしれません。高さを低くするのに火ばさみを使ってみた所、お湯が沸き始めました。

わずかながら、小さく沸騰してます。
五徳を低くしても、煮炊きに耐える燃焼には程遠い感じです。
同時にテストしたウッドガスストーブの方は、煙がほとんど出ず、調子が良い。

底から二次空気取り入れ口の少し下までの長さにした焚き木を縦にほぼ満員状態に詰め込んで、その上に灯油を染み込ませた木片を4、5個載せて着火した。




このあと、熾き火になって、しばらく結構な熱量を維持していました。
最後には、ほぼ灰状態にまでなったので、完全燃焼と言っても良いでしょう。
【感想】
◎持ち運びするにはウッドガスストーブが軽いし、撤収する際も本体が早く冷めるのでこっちが良い。
△対するロケットストーブは比較すると重いし、形状も大きく撤収する際に本体がなかなか冷めないため、積み込みに時間がかかり苦労する。
◎今回はウッドガスストーブでお湯を沸かさなかったが、炎の大きさと燃焼状態から推察するに、こっちの方が沸点まで温度上昇すると思う。ただし、鍋を載せたら燃料追加が面倒そうだ。
△お湯が沸点まで上昇するにはかなり難儀した。五徳の高さにも原因があるだろうが、威勢の良い煙突の炎は、それほどお湯沸かしには貢献していないので、見た目に騙された感じ。
原因は煙道に熱が奪われているのだろう、ヒートライザーの外缶が熱い。作り方がまだ稚拙なせいだろうけど、難しい道具だ。断熱に軽石はダメかも知れない。
調理用の炎は、鍋と離れていたり威勢が良い炎でも細いと、ほとんど役立たずだと実感した。赤色の炎は温度が低い。青白く噴き出す高熱のバーナーの炎と勘違いしていた。
温度の低い赤い炎は、石を組んだ炉の炎とか、かまどの炎とか、鍋を包むように燃える炎が一番効率が良い。ウッドガスストーブがそれに近いと思う。
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