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フェライトコアFT114-43かFT114-61かを判別する簡易方法

2017年03月13日 22時37分06秒 | その他の無線、電子、電気、工作実験
しばらくの間は、品番が分かって使ったりほどいたりしていたが、いつの間にか43材だったか61材だったか分からなくなってしまった。(-_-;)
そういうのが2~3個ある。
ありゃ~、困った。
 
予備の114-43材と114-61材があったので、比べれば不明になったコアはどっちか分かるだろうと思ったのだが、じゃ、どうやって判別するか。
最初はMFJ259BでLを測定したら分かるはずだと思ったが、43材、61材、不明コアの3個を測定してビックリ。みんなばらばらの値だ。3.5MHz~21MHz、50MHz、144MHzで不明のコアがどっちなのかさっぱり分からない。
(-_-;)
 
トロ活で、FT114-43材、61材の特性表が載っているが、このトロ活の表で使用している周波数は不明だ。
AL値は、114-43材で430、114-61材で80。
 
AL値=自己インダクタンスL / (巻き数N)^2
 
そこで、カスタム社ELC-100という安価な手持ちのLCメータで測定してみた。
測定時のコアに巻くコイルは、片側に集中して巻くと高い値になるとハム友から教えていただいたので、コア全体に巻くようにした。
AL値の正式な単位は、[nH/N2] だが表の幅の関係でnHと簡素表示。
 
この結果から、自分が持っているLCメータでは5回巻きがトロ活データに一番近い。
簡便な判別方法だが、43か61かが分かれば良かったので、使える。
 
驚いたのは、販売店で61材表示だったのが、実は43材特性だった事。
61材のつもりでトランスマッチに使った事もあるが、思わしい性能が出なかったのはこれが原因だったかな?(+_+)
販売店表示を信じていたのに・・・。
 
不明コアは61材であることが分かったので、早速コアに記入した。
 
ほかに今回の判別で分かった事:
販売店の表示を鵜呑みにしてはいけない。
43か61か、使用前にLCメータで簡易判別する事だ。
 
 

1 コメント

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hlj (コイルの巻き方で大きく変化する)
2017-03-13 22:48:54
コアに巻くとき、巻き方で大きく変わる。
片側に集中して巻くと、値が高くなるとハム友から教えてもらった。
コア全体にコイルをばらして、何度か巻き直してみて同じ値が多くでるのを採用した。


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