ずっと楽しみにしていたこの作品。
2週間限定で地元でも、遅れましたが公開がありました。
大好きな大好きなラッセ・ハムストレム監督。
お年を召されて、ちょっと作品に切れがなくなってきたかなぁ・・なんて
最近は思っていましたが、この作品はとても楽しめました。
しかも、キャストが大好きなユアン・マクレガー!もはや冷静に判断できないかも??
軽快にストーリーは進み、堅苦しくなく楽しめます。
そして後半は想像以上に恋愛色も強かったですね。
それぞれの登場人物が仕事とは?人生とは?振り返る感じに恋が絡むわけです。
ジョーンズ博士役のユアンが真面目に演じれば演じるほど、なんか笑えます。
ユアンは生真面目な役がやっぱり、はまり役です。
(そう油断していると、しっかりプレイボーイの役や悪人も巧みに演じてくれて驚かされます)
投資コンサルタント・ハリエット役のエミリー・ブラントが、
仕事に生きがいを持って取り組んでいる姿が、知的で美しく
ユアン世代の自分には、まぶしくてたまらない感じでした・笑
『ジェーン・オースティンの読書会』の彼女も良かったけど、今回の作品も生き生き演じていました。
首相広報担当官・マクスウェル役のクリスティン・スコット・トーマスがまた良いスパイスで
存在感大!
彼女もお子さんがたくさんいてキャリアウーマン(その辺りも気になる)なんですよね。
とにかく見所は、ジョーンズ博士(ユアン)とハリエット(エミリー・ブライト)と豪富シャイフ(アマール・ワケド)
の3人の夢(イエメンで鮭を泳がせる?そんな無謀な仕事)を素直に応援したくなるんです。
同士と言うか、信頼関係が3人に芽生える過程がですね・・観ていて、とにかく気持ちよい。
無謀な夢を持つシャイフですが、信心深くとても魅力的な人物でした。(この俳優さん、チェックだわ)
そこに、イギリス政府の思惑がシニカルに絡んできます。
見た後に、前向きになれて気持ちがほっこリする素敵な映画でした。
ラッセ監督のこの余韻がとにかく大好きです。
『ジョーンズ博士は妻帯者なんですが、素直に自分の気持ちなど
ハリエットの恋人に伝える、その実直さにですね、これまたキュンとしてしまった私です』
いつもはパンフレットは増えてしまうので、ぐっと我慢して買わないのですが、
今回は誘惑に勝てずに、買ってしまいました。
想像以上に小さかった・笑
パンフより (ラッセ監督のコメント)
この作品に惹かれた1番の理由は、不可能な夢を捨てずに、信念と希望で
やり遂げるというテーマですね。小さいけれど、素晴らしいメッセージだと思います。自分の監督作では
『ショコラ』(00)にとても近い。軽快な作品でありながら、ポジティブなメッセージが込められているところや、
童話的なところは共通していますよね。
ここ読めただけで、満足です
また素敵な作品を撮ってください。
結構ゆるいストーリーで、実は途中で気を失うという失態をやらかした私をお許しください。
しかもそんなこんなでレビュー書けてないの。。。
ユアンはすっごく良かったよね。
大富豪さんも良かった。
でも、せっかくの川をダメにしてしまうバカな人達に、もっと大きな眼で世界を見て考えたらどうだ!?と怒っていたのは私。
今はトイレの飾り棚に、キャントルホルダーと共に飾ってます・爆
洋書の雰囲気で素敵です。
ゆるいストーリーでしたが、ユアンの登場に心拍数がUPな私でした(*^-^)ノ
ハリエットの恋人が普通にいい人だったから
気の毒だったけど・・ノー天気な発言していたから仕方ないかな(^^:
これ、原作を読んだ方によると、設定が真逆なんだそうです。
キャラクターの男女が逆とか、あと生きてた人が死んでたりとか(苦笑)
原作の話を聞いて、「こんなに真逆に作れるのって、ある意味才能かも」なんて思ったりもしちゃったり。そう考えると上手い作品です。
生きてた人、原作では死んだまま?
かなり大胆に脚色してますね(^^:
クリスティン・スコット・トーマス・・彼女が出ると引き締まりますよね。