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J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日の夕食(豚月見焼そば ご飯セット@焼SOBA OSAKAきっちん ecute立川店)

2023年05月19日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りのち雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は22℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。外に出ると、空気がシメシメとしていて、風が涼しく感じられた。上空にはムクドリやハトが飛び交っている。団地の前庭からは鳥のさえずりが聞こえてきた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。夜は雨が降って気温も下がってくるとのことなので、上着を着て出勤したが、少し暑いくらいの陽気である。電車の中の通勤客もワイシャツ姿の方が多くなってきている。来週くらいから上着を省略することにしようか。

電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて職場に向かった。職場に着いて窓から外を見渡すと、上空には白い雲が一面に広がっていて、西の地平線付近に山々の稜線の淡いシルエットが影絵のように映し出されている。空が少し明るくなってきた。
日中は雨で、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は23℃で、朝からあまり気温が上がらなかったものの、昨日よりも大幅に気温が低くなった。湿度が高く、濡れた空気がシメシメと感じられる。強い南よりの風がヒンヤリと感じられて、涼しい陽気となった。

夜、仕事を終えて職場を出ると、雨は一旦止んでいた。昼間より少し気温が下がってきているものの、上着を着ていると少し蒸すような陽気である。湿った風が重く感じられて、空気に触れると衣服が湿ってしまうように思われた。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。しかし、いつまた雨が降ってくるか分からないような空模様の下で店を探すのも億劫だ。出来れば、駅から雨に濡れないで行けるような店で夕食を食べて帰りたい。とりあえず、新宿駅から下り方面の中央線快速電車に乗った。

混雑を避けて通勤快速電車の1本前の快速電車に乗ったのだが、車内は混んでいた。吊革に掴まることも出来ずにいると、ようやく三鷹駅で吊革に掴まることが出来た。車内は冷房が効いていたが、混んでいて蒸し暑い。上着を脱いで吊革に掴まっていると、電車が国分寺駅に到着したところで席に座れた。国分寺駅から立川駅までは7分ほどで到着した。
電車を降りて東側のコンコースに昇った。コンコースの北側正面に焼そば屋「焼SOBA OSAKAきっちん ecute立川店」がある。この店は前に「ぼっかけオムソバ」を食べた焼そば屋「長田本庄軒 エキュート立川エキナカEAST店」が閉店した後に出来た店で、昨年の11月にオープンした。今日はこの店で夕食を食べることにした。


正面左手に店の入口がある。入口を入って正面にはメニューが貼られていて、左手にレジがある。ここで食券を買うとのこと。
壁に貼られたメニューを眺めた。左上には焼そばのメニューが貼られている。


その右上には「ビールセット」のメニューが貼られていた。


その下には夜メニューの「バラ玉丼焼そば定食」のメニューが貼られている。


下には「お得なセットメニュー」「トッピング」が貼られていた。


注文することにしたのは「お得なセットメニュー」の中の「豚月見焼そば ご飯セット」「特盛」である。ちなみに「並盛」は麺の量が270gとのことである。
代金を払うと食券を発行してもらった。食券を手に店の奥に進む。店内はコンコースから見て正面に厨房があり、厨房をコの字形に囲むようにカウンター席が15席配されている。一番奥の席に座ると、店員に食券を渡した。

カウンターテーブルの上には重ねられたコップが並んでいる他、マヨネーズとどろソース、ごましお、一味唐辛子、紅ショウガ、青のりといった調味料、箸、紙ナプキン、冷水のポットが置かれている。コップを1つ手に取ると、冷水のポットから冷水を注いで、1杯飲み干した。再び冷水をコップに満たすと、テーブルの上に載せる。
お冷やを飲みながら、厨房の中で店員が焼そばを作っているのを眺めていると、「豚月見焼そば」と「ご飯」「味噌汁」がカウンターの中から出された。


さっそく、箸と紙ナプキンを1つずつ取ると、最初に「味噌汁」を飲むことにする。
「味噌汁」にはワカメとキャベツが入っていて刻みネギが浮かべられている。


味噌汁の中に入ったキャベツは飴色に染まっていて、よく煮込まれているのが分かる。ジューシーで甘く、味噌汁にボリューム感を与えている。ワカメはふんわりとした食感で美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントを与えている。具沢山の味噌汁を味わうと、「豚月見焼そば」を食べることにした。
「豚月見焼そば」の麺は太麺で、薄いバラ肉を焼いてカットした肉片とキャベツが焼そばに絡められており、目玉焼きが載せられている。焼そばには大阪「金紋」で作っている焼SOBA特製ソースを使用しているとのこと。


まずは目玉焼きをずらして麺を食べる。箸で麺を持ち上げて口に入れると、ソースの香ばしい香りが鼻腔に広がった。麺はモチモチとした食感でコシがあり、弾力のある歯応えが感じられる。麺にはキャベツや薄い豚バラ肉が絡まっていて、食感のアクセントになっている。
焼そばを食べながらご飯を食べることにした。


焼そばをおかずにご飯を食べようと思っていたのだが、ちょっと難しそうだ。とりあえず、焼そばの上に載せられた目玉焼きをご飯の上に載せた。


この上から卓上に置かれているどろソースをたっぷりとかけ、更にマヨネーズをかけて、青のりをたっぷりと振りかけた。強い旨味とコクのあるソースに黄身の甘みが加わって、思いの外、ご飯が美味しい。目玉焼きが無くなると、更にどろソースをかけてご飯をかき込んだ。更にごま塩を振りかけると、一気にご飯をかき込む。あっと言う間にご飯茶碗が空になってしまった。
焼そばも半分くらい食べると、どろソースと青のりをたっぷりと振りかけて焼そばを食べる。青のりの風味にどろソースの旨味が麺に絡まって、喉の奥に消えていく。最初は特盛でも少ないくらいに感じられた焼そばは結構、ボリュームがあってお腹も膨れてきた。

焼そばを食べてしまうと、最後にお椀に残った味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして店を出ると、そのまま中央線下りホームに降りた。目の前に止まっている高尾行きの電車に乗って帰宅の途につく。

日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出てみると、上空には厚い雲が広がっていて、大粒の雨がパラパラと降っている。弱い南よりの風が吹いていて、風が少し涼しく感じられた。
傘を差さずに歩いている人もいたが、家に着く頃にはだいぶ濡れてしまいそうだ。脱いでいた上着を着ると、ビジネスカバンの中から折り畳み傘を取り出し、傘を差して帰宅の途につく。濡れた路面には所々に大きな水たまりが出来ていた。

家に着くと、風呂を沸かして汗を流す。今週は疲れた。

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今日のランチ(肉ネギ具だくさんつけ汁うどん@UDON 玉屋)

2023年04月14日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇り。今日は1日年休を取った。今年初めて取得した1日単位の年休である。4月1日付で職場を異動になって、2週間が経過し、精神的にかなり辛くなっていたこともあり、業務の合間を見て休むことにした。
といっても特に出かける予定は無い。一旦は平日と同様に起床したものの、再び布団の中で二度寝をしてしまい、目が覚めたのは10時過ぎだった。慌ててカーテンを開けて窓の外を見渡すと、上空には白い雲が一面を覆っていて日射しの無い空模様である。カメラを持って出かけようと思っていたが、その気分も萎えてしまった。

日中は曇りで、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は23℃で湿度が低く、強い南よりの風が吹いている。時折、薄日が射していて、乾いた南よりの風が心地よく感じられる。黄砂の影響は昨日ほどではないにしても、ヒノキの花粉がかなり飛んでいるらしく、積極的に外出する気分になれない。
とはいえ、平日の昼間でないとできない手続きなどがあり、所用のため、午後になって外出することにした。日野駅から電車に乗って立川駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。

上空を見上げると、雲は南から北に流れている。西の方の雲に薄い穴が開いて、青空が透けて見えた。日射しも次第に強くなってきて、空が明るく見える。空気が乾燥していて、風が爽やかに感じられる。花粉対策でマスクをしていることもあって、ちょっと暑いくらいの陽気である。
朝からほとんど食べていないことを思い出して、遅めのお昼を食べることにした。駅南口に出ると、ペデストリアンデッキからすずらん通りに降りた。通りを西国立駅方面に歩いて行く。途中、錦中央通りと交差する交差点を渡ると、右手の角から2軒目の建物の1階にうどん屋「UDON 玉屋」がある。


この店のあったところには以前、うどん屋「香川 一福 立川店」があったが、昨年5月に閉店し、その後に店を引き継ぐ形で、7月にオープンしたとのこと。今日はこの店に入ることにした。
店内は以前の店内の配置とほとんど変わっていない。入口からみて正面奥に厨房があり、その手前には4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓設けられている他、厨房に向かって右手の壁際にはカウンター席が9席分配されている。右手の壁に設けられたテーブルの上に置かれたアルコール消毒液で手指を消毒すると、店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、カウンター席に腰を下ろした。

卓上には八幡屋磯五郎の七味と一味、さんしょの粉、冷水のポット、メニューが置かれている。席に座ると店員がお冷やと紙おしぼりを運んできた。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。


表紙を開くと、最初のページは店の名前が書かれた中表紙となっている。


ページをめくると、温かいうどんのメニューと冷たいうどんのメニューが掲載されている。更にトッピングや天ぷら、揚げ物のメニューが記載されていた。


次の見開きは天ぷら、揚げ物、ご飯物、飲物のメニューが掲載されている。今日は天ぷらに稚鮎の天ぷらが用意されているとのこと。


次のページは店内での自家製麺の手順と愛媛県松山市砥部町の伝統工芸品「砥部焼」についての説明が記載されていた。


店員を呼んで、料理を注文する。注文したのは「肉ネギ具だくさんつけ汁うどん」である。麺の量は通常、小180g、中280g、大380gであるのに対し、「肉ネギ具だくさんつけ汁うどん」は麺の量が増量されていて、中350g、大480gとなっている。大盛で注文することにした。更に、「柚子お稲荷さん」も注文する。店員に聞くと、お稲荷さん1個は小さいとのことだったので、2個注文することにした。
料理を注文してまもなく、「肉ネギ具だくさんつけ汁うどん(大)」載せられたトレーが運ばれてきた。続いて、「柚子お稲荷さん」2個が載せられた小皿も運ばれてきた。


さっそく、紙おしぼりで手を拭き、箸を取ると、「肉ネギ具だくさんつけ汁うどん(大)」を食べることにした。
素朴な温かみを感じる皿に盛られた自家製のうどんは、吉原食糧から仕入れた小麦を使っているようだ。太いうどんは艶があって美味しそうである。


武蔵野うどんから着想を得たという「肉ネギ具沢山つけ汁」はお碗に入っている。薄切りの豚バラ肉にシイタケ、5㎝ほどの長さに揃えてカットした長ネギ、日野「三河屋とうふ店」の油揚げがたっぷりと入っている。


うどんをつけ汁に適量入れて、うどんを食べる。つけ汁の出汁には曙町の三上鰹節店のかつお節のほか、北海道産の昆布、伊吹島のいりこ、香川県産のさば節、ムロアジ節を私用しているとのこと。少し濃いめのダシは、香り高く深みのある味わいに旨みと酸味が感じられる。うどんはモチモチとした歯応えで、コシがあって美味しい。ツルツルとした喉越しにたっぷりの出汁が絡まって喉の奥に消えていく。
出汁をたっぷりと吸った油揚げはふっくらとした味わいで、ジューシーで美味しい。ネギの甘みと出汁の旨みが合わさって、食べ応えのある味わいである。シイタケと豚バラ肉の旨味と歯応えがアクセントになっている。

うどんを食べながら小鉢の「ゴボウのきんぴら」に箸を伸ばす。ゴボウのささがきに味付けをしたきんぴらには白胡麻と鷹の爪が和えてある。


柔らかくてフンワリとした食感のきんぴらは甘辛くて美味しい。出汁に浸けたうどんの上に載せて、うどんと一緒に食べても美味しい。もうどうにも箸が止まらない。うどんを出汁に浸けながら、ひたすらうどんを食べた。
うどんがあらかた無くなったところで、「柚子お稲荷さん」を食べる。


長さ6㎝、直径3㎝ほどの円筒形のお稲荷さんは松山揚げを使用しているとのこと。酢飯を油揚げで包むのではなく、海苔巻きのように巻いていて、柚子皮を刻んだものをトッピングしている。


お稲荷さんにかぶりつくと、ツルンとした食感の松山揚げはモチモチとしていて、口の中で松山揚げに巻かれた酢飯の米粒がバラバラになり、松山揚げにたっぷりと含まれた出汁が米粒一粒一粒に絡まって喉の奥に消えていく。松山揚げの旨味と酢飯の酸味のバランスが程良くて美味しい。柚子皮の清涼感と食感がアクセントになっている。
「柚子お稲荷さん」を食べてしまったところで、うどんの茹で汁をもらう。


赤い湯桶の中には白い茹で汁が入っている。


これを「砥部焼」のお碗の中の出汁に注ぎ、箸で軽くかき混ぜて出汁を飲んだ。出汁の旨みに具の旨味が加わった出汁は、なかなか飲み応えがある。小皿に残った「ゴボウのきんぴら」をつまみに出汁を飲み干した。最後にコップに残ったお冷やを飲み干し、完食。
美味かった。満腹、満足である。

帰り支度をして席を立つと、伝票を持って厨房の脇のカウンターに進む。支払いは現金またはペイペイLINEペイのいずれかとなっている。現金で代金を払うと店を出た。お腹がいっぱいになって、いい気分である。
すずらん通りを歩いて立川駅に戻ると、改札を抜けて電車に乗った。所用を済ませて家に帰る頃には、日が沈んで空は暗くなっていた。上空には雲が一面に覆っていて、北よりの風が吹いている。空気が少し湿っぽく、シメシメと感じられた。

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今日のランチ(肉うどん定食@肉うどん伊勢路 国分寺店)

2023年04月02日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りときどき晴れ一時雨。今日は9時過ぎに起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には薄いガス状の雲が広がっていて、薄日が射している。窓を開けると、ヒンヤリとした空気が室内に流れ込んできた。
昨日降った雨で濡れた路面は、既に大方乾いていた。所々に濡れた後が黒いシミのように残っているものの、今日中にはそれも無くなってしまうだろう。北よりの風が吹いていて、団地の前庭に植わっているサクラの木から花びらが舞って地面に落ちていくのが見えた。

日中は曇りで、上空には雲の合間から青空が垣間見えているものの、雲の多い空模様となった。昼間の最高気温は18℃で、北よりの風が吹いている。日射しが無く、少し風が涼しく感じられた。
午後になって、買物のために外出する。武蔵小金井の駅前にあるスーパーで衣類を買った後、遅いお昼を食べようと外に出ると、大粒の雨が降ってきた。急いで駅に戻ったものの、雨は止みそうに無い。仕方ないので、国分寺駅の駅ビルでお昼を食べようと電車で国分寺駅に出た。

国分寺駅に着くと、雨は止んでいた。上空の雲の合間から強い日射しが降り注いでいて、空が明るくなっている。駅ビルに入ってはみたものの、どの店も混んでいて、店に入るにも少し待ちそうである。思い切って駅の北口に出ると、駅前広場に出た。
左手に進んで横断歩道を渡ると、正面に洋菓子店があるが、その左手に廻り込むように市道に入った。30mほど進んだ左手に以前、お茶をしたことのあるカフェ「ジョルジュサンク」があるが、その店のあるホテルに向かって左手にあるビルの1階にうどん屋・居酒屋「肉うどん伊勢路 国分寺店」がある。夜はいつも混み合っているが、ちょうど運良く店は空いているようである。今日はこの店に入ることにした。


間口の狭い店内は、うなぎの寝床のように奥行きがあった。店の入口を入ってすぐ右手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が6席設けられている他、奥に6人掛けのテーブル席が3卓と4人掛けのテーブル席が4卓設けられている。
入口脇のカウンター卓の上に置かれた消毒液で手指を消毒すると、店員にカウンター席に座るように案内されて席に座った。卓上には醤油と塩、七味唐辛子といった調味料の他、箸と楊枝、メニュー、灰皿、取り皿、紙おしぼりが所狭しと置かれている。

メニューを眺める。ラミネートされた1枚の紙を半分に折ったようなメニューの最初のページは「肉うどん・定食」「逸品」「やきとり」「魚」で構成されている。


ページをめくった見開きには各種ドリンクが掲載されていた。


最後のページは「揚げもの」「おつまみ」「甘味」が掲載されている。


とりあえず、看板メニューにもなっている「肉うどん」を食べたかったので、ライスも付いた「肉うどん定食」を注文する。料理を注文すると、お冷やが運ばれてきた。お冷やはジョッキに冷水を注いで、氷を浮かべている。
店の奥では酒盛りをしている先客のグループがいて、テレビ観戦をしながら飲んでいた。それを横目に店の中から外を窺っていると、やがて料理が一式カウンター卓の上に並べられた。


さっそく箸と紙ナプキン、紙おしぼりを1つずつ取って、「肉うどん」を食べることにした。
まずは紙おしぼりで手を拭いて、「肉うどん」を食べる。


「肉うどん」は中太のうどんが琥珀色のダシに浸かっていて、うどんの上に豚バラスライスと刻んだ油揚げやタマネギを煮たものが載せられていて、その上に刻みネギと柚子皮をトッピングしている。


まずは「肉うどん」に添えられたレンゲでダシを掬って飲んでみた。関東風の濃いダシながらもその中に柚子の爽やかさが感じられるダシは肉やタマネギの旨味が詰まっていて、なかなか美味しい。
レンゲを置いてうどんを食べる。うどんは柔らかく、モチモチとしていて美味しい。薄切りの豚バラスライスは柔らかく、タマネギは甘い。油揚げにはたっぷりとダシが染みこんでいて、ジューシーで美味しかった。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、なかなか食べ応えもある。

うどんの麺をあらかた食べてしまったところで、ご飯を食べる。ご飯はお碗に盛られている。


まずはご飯をお新香で食べることにした。お新香はきゅうりの醤油漬けと梅ザーサイである。


梅ザーサイは程よい歯応えに酸味がおいしい。きゅうりの醤油漬けはパリパリとした食感で、ご飯が進んだ。
お新香を食べてしまうと、残ったご飯にうどんのダシをたっぷりとかけて、雑炊にしてかき込む。ご飯に薄切りの豚肉スライスやふっくらとしたジューシーな油揚げが一緒になって口の中に入ってくる。サラサラとご飯をかき込みながらダシを飲む。あっと言う間にお碗が空になってしまった。

最後にうどんの丼の中に残ったダシを飲み干して完食。美味かった。満足である。
コップに残った冷水も飲み干すと、席を立ってカウンター席の奥で会計を済ませる。代金は現金で支払った。

店を出ると、なんだか身体が熱い。雨上がりで湿度も高くて、汗だくである。デイパックの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら駅に向かった。
国分寺駅から電車に乗って日野駅に着く頃には、上空の太陽は雲に隠れて、再び日が陰ってきた。綿雲の合間から白い空が垣間見えている。電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。日野は雨が降らなかったのか、路面は乾いている。東よりの風が吹いていて、少し空気が冷たく感じられた。

夜、ゴミを出すために外に出た。上空には白いガス状の雲が広がっている。東よりの湿った風がヒンヤリと感じられた。

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今日の夕食(鶏つけ蕎麦@つけ蕎麦安土 西新宿店)

2023年02月22日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていたが、東の空が掠れた藍色のように白っぽく光っているのが目に入った。次第に日の出が早くなってきていることを実感させてくれる。東の空の上空には星が瞬いているのが見えた。今朝の気温は-4℃と冷え込んだ。湿度が低く、西よりの風が吹いていて、コートを着ていても風が容赦なく体温を奪っていくかのような凍える寒さである。風が頭上を撫でるように流れて行って、土曜日に散髪した頭が痛いくらいに風が冷たく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。電車に乗って新宿駅に到着すると改札を抜けて地下道に入る。職場の近くで地下道から出ると、上空には青空が広がっていた。職場に着いて窓から外を眺めると、西の窓からは富士山と山々の稜線が市街地の先にクッキリと見えていて、朝日を浴びてほのかにオレンジ色に染まっている。東の空はすっかり明るくなっていて、ビルの合間から昇ってくる朝日が眩しかった。

日中はほぼ快晴で、上空には青空が広がった。昼間の最高気温は10℃で、昨日よりは若干高くなったものの、空気がヒンヤリと冷たく感じられる。外は湿度が低く、乾いた北よりの風が吹いていた。日影に入ると風の冷たさが身に凍みる。しかし、日の当たるところに出ると、たっぷりと降り注ぐ日射しがポカポカと暖かく、空気が清々しく感じられて日射しが心地よく感じられた。ただ、今日も花粉がかなり飛んでいるらしい。目がむず痒くなってきた。
夜、仕事を終えると職場を出た。今日は酷く疲れたので、昨日よりも少し早めに帰ることにした。外に出ると、上空には暗い空に綿を広げたような雲が浮かんでいる。午後になって吹いてきた南よりの風が、ヒンヤリと冷たく感じられた。

今日は夕食を食べて帰ることにしている。4号街路から新宿センタービルに入ると、地下道を歩いて新宿野村ビルに向かった。前に夕食を食べた中華料理屋「陳麻婆豆腐 新宿野村ビル店」の隣に今年7月1日に蕎麦屋「つけ蕎麦 安土 西新宿店」がオープンした。今日はこの店に入ることにする。


店に入る。店内は入り口から見て右手に厨房があり、その周囲をカウンター席が囲むように12席配されている。左手には4人掛けのテーブル席が4卓配されていた。店の入口に近いカウンターの上にアルコール消毒液が用意されており、ここで手指の消毒をすると、店内の奥に進んだ。店員からカウンター席に座るように言われて、奥のカウンター席に腰を下ろす。
席に座るとお冷が出された。カウンターの上には畳まれた紙エプロンが積んである。卓上にはミル付きの胡麻と山椒、黒酢といった薬味のほか、揚げ玉、生たまご、冷水のポット、そば湯のポット、箸、楊枝、紙ナプキン、メニューが置かれている。

お冷を飲みながらメニューを眺めた。お昼は食券を購入して料理を注文するようだが、夜は席で料理を注文する。


メニューの裏には薬味の紹介と蕎麦のうんちくが掲載されていた。


壁にはドリンクのメニューが掲載されている。


明日は休みということも手伝って、久しぶりにアルコールを飲みたくなった。さっそく店員を呼んでドリンクを注文しようとしたところが、アルコールの注文は夜8時までとのことで、時計の針を見るとちょうど夜8時になるところだった。ちなみに卓上のメニューとは別におつまみのメニューもあるが、こちらも夜8時までとのことである。
食べログのクーポンスマホに提示させて、オープン記念の「生ビール(小)」をサービスしてもらうことにした。更に、料理を注文する。注文したのは一番人気の「鶏つけ蕎麦」「特盛」と「鶏の香味揚げミニ丼」である。この「鶏つけ蕎麦」は開業当時からの看板商品とのことである。なお、麺の量は「並盛」が300g、「大盛」が450g、「特盛」が600gとなっている。

最初に「生ビール(小)」が運ばれてきた。


久しぶりのビールだが、さすがにコップが小さい。これをじっくりと味わうように飲み干すと、料理が一式載ったトレーが運ばれてきた。


さっそく箸と紙ナプキンを1枚取る。紙エプロンを身に着けると、箸をとってまずは「鶏つけ蕎麦」「特盛」を食べることにした。
平皿に盛られた蕎麦は中太の二八蕎麦で、刻み海苔がトッピングされている。


つけ汁は鶏白湯スープをベースとしたスープに鶏の香味揚げが4個とメンマが入っていて、刻みネギをたっぷりと浮かべて糸唐辛子がトッピングされている。


蕎麦をつけ汁にたっぷりと浸けて口に運んだ。門外不出の安土粉と店頭で引いたばかりの蕎麦粉、良質な小麦粉を独自の配合でブレンドしているという日本蕎麦は蕎麦粉をこねて20分以内のものを製麺機から直接、釜に投入しているとのこと。蕎麦の香りにコシが強く、食べ応えのある歯応えで美味しい。
つけ汁はピリ辛で、ごま油の香りが鼻腔に広がって、なんとも食欲をそそる味わいである。鶏の香味揚げは鶏むね肉を使っていて、薄い衣につけ汁が染み込んでいる。やや固めの歯応えで脂身がなく、淡白な旨味が美味しい。鶏の香味揚げにかぶりつきながら、蕎麦をすすった。

麺にはたっぷりの刻みネギが絡まって口の中に入ってくる。つけ汁をたっぷりと吸った刻みネギはジューシーで美味しい。糸唐辛子のピリッとした辛さがアクセントになっている。もうどうにも箸が止まらない。ひたすら蕎麦を食べる。
途中で、つけ汁に生たまごを投入する。卓上に置かれたお碗には新鮮な生たまごが入っている。なお、生たまごは「ひとり1個まで」とのこと。


生たまごをつけ汁に投入した。生たまごの甘さと旨さがつけ汁に溶けて、麺に絡み、口の中に入ってくる。冷たい黄身と白身がつけ汁の辛さを中和して、麺に甘さと旨味を与えている。それでいて胡麻の香ばしさとつけ汁の旨味が引き立つように感じられる。たまごの旨味を楽しみながら蕎麦を食べていると、蕎麦が盛られた皿が空になってしまった。
ここで、「鶏の香味揚げミニ丼」を食べることにした。「鶏の香味揚げミニ丼」はお碗にご飯を盛り、醤油だれをかけて刻み海苔を散らし、鶏の香味揚げを4個載せて、刻みネギを載せ、糸唐辛子をトッピングしている。


鶏の香味揚げはつけ汁に入っていないので、鶏の香味揚げそのものを楽しむことができる。衣に青ノリが入った鶏の香味揚げは細長くて食べやすい。鶏肉の旨味にタレが絡まって、なかなか食べ応えがある。薄い衣が香ばしく、鶏肉の味わいを邪魔しない程度に歯応えと香りのアクセントを与えている。やや固い鶏肉は弾力のある歯応えと淡白な旨味が美味しい。香味揚げにかぶりつきながらご飯をかきこんだ。
ミニ丼を食べてしまうと、結構お腹いっぱいになった。最後に残したつけ汁にポットからそば湯を注ぎ、つけ汁を飲む。白いそば湯を注いだつけ汁を飲み干し、完食。満腹、満足である。美味かった。

残ったお冷も飲み干すと、店員に声をかけて店頭に進む。カウンター脇のレジで代金をクレジットカードで支払うと店を出た。
ビルを出ると、地下道を歩いて新宿駅に向かう。新宿駅から乗った中央線快速電車は混んでいた。つり革につかまって、ビジネスリュックサックから取り出した文庫本を読んでいると、途中、武蔵小金井駅で席に座ることができた。

ほどよい疲れが全身を襲い、瞼が重くなってくる。抗い難い眠気に身を委ねて、ふと気が付くと、電車は豊田駅に到着していた。また寝過ごしてしまったらしい。慌てて、上りホームに廻ると、電車に乗って日野駅に向かう。
日野に着くと、電車を降りて改札を抜けた。上空には暗く澄んだ空が広がっていて、星が瞬いているのが見える。日野は北よりの風が吹いていた。冷蔵庫の中に取り残されたような冷気が全身を包んで、風が凍えるように寒い。歩いていると、自分の足音だけが耳についた。

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今日の夕食(天玉そば@富士そば 阿佐ヶ谷店)

2022年12月28日 | 食べ歩き(うどん・そば)


官庁御用納めの日の今日は曇りのち晴れ。今朝は上空にちぎった綿を敷き詰めたような雲が広がっていて、雲の合間から暗い空が顔を覗かせていた。今朝の気温は2℃で、ここ数日の冷え込みが少し緩んだような陽気である。冷たい西よりの風が吹いていて、風がヒンヤリと感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から乗った電車は、隣駅の豊田始発ということもあるが、車内は回送電車のようにほとんど人がいない。席に座っていると、電車が途中の駅に着くたびに冷たい空気が車内に流れ込んできて、なかなか寝付けなかった。新宿に到着するまでには車内のシートは埋まったものの、通勤客よりも行楽客の方が多いように見える。新宿駅に到着すると駅構内はスキー板やスーツケースを持った行楽客が行き交っていた。

地下道を歩いて職場に着くと、窓から外を見渡した。薄暗い東京の市街地の上空には日野で見たような雲の塊を敷き詰めたような空が広がっている。東の地平線付近は雲が切れていて、雲の下に朝焼けで赤く染まった空が広がっていた。西の地平線付近には雲の下に山々の稜線が垣間見えている。西の空に広がる雲の隙間からロゼ色に染まった空が顔を出していた。
午前中に雲が西から東に流れて行って、西の空から青空が広がってきた。日中はほぼ快晴で、上空には青空が広がった。昼間の最高気温は12℃で、北よりの風が吹いている。燦々と降り注ぐ日射しの温もりが感じられるものの、空気が乾燥していて、キリっと絞ったように冷たく感じられた。上着を着ていても、肌寒く感じられるような陽気である。午後になって南よりの風が吹いてきた。

夜、仕事を終えて職場を出た。仕事納めの日は久しぶりに独り呑みをしたい気分だったが、新宿駅西口にある飲食店はどこも混んでいて、一人でちびちび飲めるような雰囲気の店は無い。場所を変えるつもりで、新宿駅から中央線快速電車に乗った。
中野で降りるつもりだったが、ぼうっとしていて、気が付くと、電車は阿佐ヶ谷駅に到着している。仕方ないので、阿佐ヶ谷駅で電車を降りた。

駅の周囲をぶらぶらと歩いて見たが、既に営業を終えている店もあれば、酔客で混み合っている店も多い。阿佐ヶ谷駅南口のロータリー前に蕎麦屋「名代 富士そば 阿佐ヶ谷店」がある。ちょっと当てが外れた気分だが、このまま歩き回っていても仕方ないので、今日はこの店で夕食を食べて帰ることにした。


店に入ると、右手に券売機が2台設置されていて、ここで食券を購入する。


券売機で食券を購入すると、店の奥にある厨房のカウンターに進んだ。
店内は入口から見て右手に厨房があり、左手にテーブル席とカウンター席が配されている。奥に4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が1卓置かれており、店の中央には足の高いテーブルの中央に仕切板を付けてカウンター席とした6人掛けのテーブル席が2卓配されている。窓際と左手の壁に面して、カウンター席が10席設けられていた。

厨房のカウンターの券売機側には天ぷらを並べたショーケースがある。ショーケースの中には天ぷらと春菊天、紅生姜天、コロッケ、磯部ちくわ天、いか天が並べられていた。
カウンターの左側に廻る。手前には重ねられたトレーが置かれていて、その奥に注文カウンター兼配膳口がある。ここで食券を並べて料理を注文した。注文したのは「ミニ赤富士丼セット」「生玉子」「トッピング天ぷら」である。「ミニ赤富士丼セット」には「かけそば」が付いているので、この「かけそば」に「生玉子」「トッピング天ぷら」を載せて「天玉そば」にした。

注文カウンター兼配膳口の左脇にはそば湯のポットが2つ置かれている他、ブラックペッパーグラウンドとこいくち醤油、七味唐辛子、中濃ソースが入ったケースが置かれている。このケースの奥に給水器が設置されている。
半券を持って、窓際のカウンター席に腰を下ろした。カウンターテーブルの上には棚が設けられていて、ホワイトペッパー(パウダー)と七味、箸、楊枝、紙ナプキンが置かれている。

やがて、半券に書かれた番号が呼ばれたので、再び注文カウンター兼配膳口に進んだ。トレーの上には「天玉そば」と「ミニ赤富士丼」が載せられている。トレーを持って給水器の前に進んだ。給水器の下には重ねたコップを並べた棚があり、ここでコップを1つ取ると、給水器で冷水を注ぎ、お冷やをトレーの上に載せると、座っていたカウンター席に料理が一式載ったトレーを運んだ。


さっそく箸と紙ナプキンを1枚取ると、最初に「天玉そば」から食べることにする。「天玉そば」は関東風の濃いダシに浸かった蕎麦の上に大きな天ぷらが1つ載せられていてワカメ、刻みネギが載せられている。丼の隅には生玉子が落とされている。


ダシがたっぷりと絡まった蕎麦をすすった。ダシの旨味に刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。ワカメのふんわりとした食感が蕎麦にボリューム感を与えている。
天ぷらをダシに沈めて、ダシをたっぷりと吸わせると、天ぷらを箸で崩して蕎麦と一緒に食べる。天ぷらはタマネギとニンジン、春菊のかき揚げ天で、ダシを吸った天ぷらはジューシーで美味しい。ニンジンやタマネギの食感が麺と絡まって、食感に変化をもたらしている。

途中でダシに浮かぶ生玉子を崩して、蕎麦をすする。ダシの旨味と玉子の甘みの相乗効果で、再び蕎麦に変化が生まれた。天ぷらの食感も相まって、なんとも美味しい。気が付くと、丼の中の蕎麦はほとんど無くなってしまった。
ここで、「ミニ赤富士丼」を食べる。「ミニ赤富士丼」は小さなお椀にご飯を盛り、海苔を1枚敷いて、辛味スパイスの味噌ラージャンと一味唐辛子が混ぜ合わせられた豚スライス肉を盛り、温玉を添えて刻みネギを散らした丼である。


肉を頬張りながら、ご飯をかき込む。肉は旨辛の味付けで、ピリッとした辛味が食欲をそそる。温玉を絡めると、温玉の甘みに肉が絡んで、箸が止まらない。刻みネギの食感がアクセントになっていて、なかなか楽しめる逸品である。あっというまに丼が空になってしまった。
「ミニ赤富士丼」を食べてしまうと、最後に蕎麦の入っていた丼を傾けて、ダシを飲み干した。丼が空になると、コップに残ったお冷やも飲み干して完食。美味かった。

食器を返却口に返すと店を出る。西の空には痩せた半月が浮かんでいる。ロータリーにはパトカーが数台停まっていた。
阿佐ヶ谷駅から電車に乗って帰宅の途につく。車内は混んでいて、電車が立川に着くまでに座ることが出来なかった。

電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。甲州街道沿いに歩きながら空を見上げると、上空にはオリオン座などの冬の星座を構成する星々が煌めいている。風が冷たく感じられた。

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