J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のラーメン(鶏そば@風塵軒)

2024年05月22日 | ラーメン(都外)


今日は曇り時々晴れ。昨夜に降り出した雨は未明には上がった。路面は既に乾き始めていて、所々に濡れた後が黒いシミのように残っている。今朝は上空にどんよりとした雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は16℃で、北よりの風が吹いている。シメシメとした空気がヒンヤリと感じられるものの、冷たい風が心地よかった。
今日は親の介護のため、休暇を取った。いつもと同じ時間に起床すると、日野駅から電車に乗って藤沢に向かう。実家に寄ると、親の代わりに施設の利用料を支払うため金融機関に向かった。

親の代わりに利用料金を支払うのだが、自分のマイナンバーカードと親のマイナンバーカード、施設からの利用料金の振り込みのお知らせを持って、本人確認と親の本人確認を行う必要がある。更に、金融機関から親に連絡を入れ、その回答を待ってようやく振り込みができる。このために約30分を要した。
その後、他の金融機関を回って時計を見ると、既に時計の針は昼前になっている。そこでお昼を食べることにした。

藤沢駅北口サム・ジュ・モール商店街を西に向かって歩いて行く。やがて、右手に先日「国産豚ミニラーメン チャーシュー+味玉セット」を食べたラーメン屋「豚仙人 藤沢店」が見えてくるが、このラーメン屋のある建物の向かって右隣の建物にラーメン屋「風神軒」がある。この店の場所には先日「味噌ラーメン」を食べたラーメン屋「麺屋 おはな」移転前の店があったと記憶している。


今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手に券売機があって、ここで食券を購入する。


食券を手にすると店の奥に進んだ。店内は奥に厨房があり、手前に10席のカウンター席がL形に配されている。左手奥には4人がけのボックス席が2卓設けられていた。
カウンター席の1つに腰を下ろし、カウンターの上に食券を並べる。注文したのは「ギョーザセット(鶏そば+ギョーザ5個)」「ライス中」である。

席に座ると、カウンターの上にお冷やと黒いボックスが置かれた。ボックスの中には箸とレンゲ、紙おしぼりが入っている。
暑かったので、まずはお冷やを1杯飲んで、カウンターの上に置かれた冷水のポットから冷水をコップに注いだ。カウンターの上には冷水のポットの他、醤油と辣油、テーブルコショウ、酢が置かれている。テーブルの上には一味唐辛子とミル付き黒コショウの他、ティッシュボックスが置かれていた。

しばらくして「鶏そば」「ライス中」がカウンターの上に置かれた。それからやや遅れて「ギョーザ5個」とタレ用の小皿がカウンターの中から出された。


カウンターテーブルが狭いので、ボックスの中から順次箸とレンゲを取りだして、ラーメンを食べることにする。最初に餃子のタレを作ることにした。タレはいつもと同じように小皿に醤油を垂らし、その上から辣油を適量垂らして作る。


それから紙おしぼりで手を拭くと、「鶏そば」を食べることにした。「鶏そば」の麺は太麺の平打麺でドロリとした黄土色の濃厚鶏白湯スープに浸かっている。麺の上には鶏チャーシューが1枚と半個分の味玉、ホウレンソウ、桜海老、白ゴマ、刻みネギが載せられていて、小さな海苔が2枚添えられている。ホウレンソウと桜海老、海苔がラーメンに彩りを添えている。


最初に海苔をスープに浸して、ライスを巻いて食べることにした。ライスは小ぶりのお碗に山盛りに盛られている。


スープに海苔を浸してライスの上に載せた。海苔は千葉県富津市産のものを使っているとのこと。スープに浸してもパリパリとした食感としっかりとした歯応えが美味しい。海苔に染みこんだスープがやや固めに炊かれたライスに適度に染み渡り、口の中でパラパラとほどけて喉の奥に消えていく。スープの旨味とライスの甘味のバランスが絶妙で、海苔がそれらを1つにまとめている。2枚の海苔を食べてしまうと、一旦、箸を置いた。
続いてレンゲを取ってスープを飲んでみた。自家製ブレンドの香味野菜を煮込んだ鶏白湯スープは見た目とは裏腹にあっさりとした優しい味わいで、鶏の旨みと甘みが感じられる。

今度は箸を取ってラーメンを食べる。沖縄そばの配合で作っているという生麺はボリューム感とコシがあり、本来の小麦の香りが感じられる。もちもちとした食感とつるつるとした喉越しが美味しい。麺にはたっぷりのスープに加えて、桜海老や白ごま、刻みネギが絡まって口の中に入ってくる。スープの旨味や刻みネギのシャキシャキとした食感、桜海老や白ごまの香ばしさやが加わって、食べ応えがあって美味しかった。
麺を食べながらチャーシューを食べる。氷温熟成により美味しさが高まった鶏肉をさらに旨味を引き出すためにダッチオーブンで焼き上げた鶏チャーシューは脂身の少ない肉質系のチャーシューである。厚みのあるチャーシューは、口に入れると柔らかく、香ばしくて美味しい。鶏肉の旨味にスープが絡んで、味わい深い美味しさである。

麺を食べながらホウレンソウを食べる。ホウレンソウはスープを吸ってジューシーな味わいで美味しい。味玉も食べる。濃い色の黄身は甘くて美味しい。白身は淡泊な味わいにスープの旨味が合わさって、絶妙な味わいである。味玉を食べながら麺を食べた。
麺をあらかた食べ終えたところで、「ギョーザ」を食べることにした。


皿に載せられた「ギョーザ」はキツネ色の焦げ目が実に美味しそうだ。


「ギョーザ」を1個、醤油とラー油で作ったタレにたっぷりと浸した。


これをライスの上に載せてかぶりつく。モチモチとした食感の皮の中にはキャベツとネギ、ニラ、ニンニクといった香味野菜を細かく刻み、豚挽き肉と混ぜ合わせた餡が包まれている。香ばしい食感の皮にジューシーな餃子の餡が加わり、醤油の旨味とラー油の辛味が合わさって、箸が止まらない。ひたすら餃子を食べながら、ご飯をかき込んだ。
「ライス中」はなかなかの量があった。餃子を食べ終えても、まだお碗の中に1/3ほど残っている。これに「鶏そば」のスープをレンゲで掬って注いだ。残ったライスがスープに浸ったところで、雑炊のようにしてライスをかき込む。サラサラとかき込むと、お碗が空になった。

最後にラーメン丼を傾けて残ったスープを飲み干して完食。美味かった。満足である。
丼が空になると、コップに残った冷水も飲み干した。カウンターの上に丼やお碗等を載せると、帰り支度をして席を立ち、店を出た。

実家に戻ったのは昼過ぎである。日中は雲が多いものの、雲の合間から青空も見えて、日も射してきた。昼間の最高気温は25℃で、夏日となった。やや湿度が高く、南よりの風が吹いている。
夕方になって、実家の近くの理髪店に散髪に行く。外に出てみると、再び雲が広がってきていた。散髪を終えると、一旦、実家に寄って帰宅の途につく。空を見上げると、太陽が厚い雲に隠れて、西の空が黄金色に輝いている。日が落ちると、西の空の雲が赤く染まっているのが見えた。

本鵠沼駅から電車を乗り継いで日野駅に着く頃には、既に空は暗くなっていた。駅の外に出て空を見上げると、暗い空に白い雲が広がっていて、雲の切れ目から暗い空が顔を覗かせている。東の空に広がる薄雲を透かすようにして月が朧な光を放っていた。

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今日のラーメン(油そばW盛り@東京油組総本店 藤沢組)

2024年05月07日 | ラーメン(都外)


連休明けの今日は雨ときどき曇り。今朝は上空に白い雲が広がっていて、その下を灰白色の綿雲が悠然と南から北に流れていた。今朝の気温は19℃で湿度が高く、南よりの風が吹いている。外出のために外に出ると、空気がシメシメとしていて、湿った風がヒンヤリと感じられた。
今日は介護休暇で1日休んだ。朝早く、老健施設に行く予定となっているため、平日と同じ時間に起床すると家を出る。日野駅から電車に乗って藤沢駅に到着したのは、午前8時過ぎである。

実家に寄って老健施設に向かう。施設の近くにあるショッピングモールの中のカフェでモーニングを食べるつもりでいたのだが、ショッピングモールの営業時間が10時からで、中のカフェも営業時間もショッピングモールの営業時間と同じと知って、あてが外れた。結局、朝食を食べることができず、持参したペットボトルのドリンクだけ飲む羽目になった。
実家に到着した時はまだ雨は降っていなかったが、やがて、弱い雨がパラパラと降ってきた。実家と老健施設を往復して、再び実家に戻ると、間もなくして本降りの雨が降り出してきた。

日中は雨ときどき止む。昼間の最高気温は20℃で、朝からあまり気温が上がらず、肌寒いくらいの陽気となった。強い南よりの風が吹いていて、雨が時折、実家の雨戸を叩きつけるように降っている。上空には白い雲が広がっていて、すごい早さで雲が流れていくのが見えた。
午後4時頃には雨雲が東の方に抜けて雨が止んだので、帰宅の途につく。結果的にお昼を抜いたこともあり、途中で遅いお昼を食べて帰ることにした。本鵠沼駅から藤沢駅に出ると、JR藤沢駅の北口に出た。柳通りから銀座通り交差点を抜けて、サム・ジュ・モール商店街に入る。左手の交差点脇に立つビルの隣のビルの1階に油そば屋「東京油組総本店 藤沢組」がある。


今日はこの店に入ることにした。
店に入ると、入口右手に券売機があって、ここで食券を購入する。ちなみに券売機の右脇の棚には紙エプロンが詰められていた。


券売機の右脇には全てのメニューが掲示されている。
食券を買うと店の奥に進んだ。店内は入口から見て正面に厨房があって、その手前にカウンター席が10席L字形に配されている。その右手には4人掛けのテーブル席が2卓配されていた。空いているカウンター席に座ると、店員が冷水の入ったコップと刻みネギが入った容器を置いたので、食券を店員に手渡した。注文したのは「油そばW盛り」「スペシャルトッピングB」である。無料トッピングは「つぶし生にんにくW(ダブル)」「柚子こしょう」を注文した。店員から紙エプロンが必要か聞かれたので、不要と答えた。

料理の注文を終えると、お冷を少し飲んだ。カウンターの上には台ふきんとティッシュボックスが置かれている。カウンターテーブルの上にはラー油と酢、ブラックペッパーグラウンド、辛味、箸、楊枝、冷水のポットが置かれている。
最初に「柚子こしょう」が出された。しばらくして「油そばW盛り」「スペシャルトッピングB」「つぶし生にんにくW(ダブル)」がカウンターの中から出された。


さっそく箸を取って、油そばを食べることにした。
「油そばW盛り」の麺は太麺で、麺の上には半熟玉子が1個とチャーシューが2枚、刻みチャーシューが4切れ載せられている他、メンマ、ネギごま、刻み海苔、「つぶし生にんにくW(ダブル)」が載っている。


まずは箸で麺と麺の上に載せられた具を絡ませるようにして混ぜる。丼の底には醤油ベースの特製タレと特別に調合した油が溜まっていて、これが麺に絡むと、麺が茶色く染まった。適度に麺がタレと具に絡んだところで、ラー油を廻し入れ、更に刻みネギをたっぷりと載せて、更にかき混ぜる。
刻みネギが程よく麺に絡んだところで、麺を食べた。国内最高品質の小麦粉を使っているという自家製麺はもちもちとした歯応えで、小麦粉の風味と食感が感じられる。麺に絡んだ半熟玉子がクリーミーで、刻みネギのシャキシャキとした食感とゴマの粒々とした食感が美味しい。メンマはジューシーで、チャーシューも麺に絡んで口の中に入ってくる。ニンニクのガツンとした風味が麺にコクを与えていて、海苔の味わいと刻みチャーシューの柔らかい肉の食感がアクセントになっている。

2枚のチャーシューは麺にうまく絡まなかったので、そのまま食べることにした。直径7cmで厚みが5mmほどのチャーシューは柔らかくて、脂身が少なく、赤身の旨さが味わえる。「柚子こしょう」をたっぷりと載せて食べると、「柚子こしょう」の辛味と清涼な風味が鼻腔を抜けて行った。肉の旨味を「柚子こしょう」が引き立てているかのように美味しい。チャーシューを食べながら麺を食べた。
チャーシューを食べてしまうと、「油そば」にも「柚子こしょう」を投入して味変を楽しむ。「柚子こしょう」の爽やかな辛味が麺に絡んで喉の奥に消えていく。ひたすら麺を食べていくと、丼の中が空になった。油もタレも具も残っていない。綺麗に丼が空になってしまった。

美味しかった。満腹である。コップに残った冷水を飲み干すと、食器類をカウンターの上に全て載せて、店を出た。
藤沢駅から小田急線快速急行電車に乗って町田駅に出ると、JR横浜線に乗り換えて帰宅の途につく。日野駅に着く頃には日も沈んで、空は暗くなっていた。改札を抜けて駅の外に出ると、甲州街道沿いに歩き始めた。上空には暗い空に白い雲が広がっているものの、雲の合間から暗い空が顔を出している。

日中降っていた雨で濡れた路面は、ほぼ乾いていた。ただ湿度が高くて、空気がシメシメとしている。北よりの風がヒンヤリと感じられるものの、湿っぽく感じられた。涼しい陽気なのに、少し汗をかいている。ちょっと西の空を横田から飛び立った軍用機が轟音と共に横切っていくのが見えた。

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今日のラーメン(国産豚ミニラーメン チャーシュー+味玉セット@豚仙人 藤沢店)

2024年04月26日 | ラーメン(都外)


今日は晴れのち曇り。 今日は親の介護の関係で 藤沢に行くため、1日年休を取った。起床したのは6時である。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には青空に薄い雲が広がっていた。今朝の気温は13℃で弱い北よりの風が吹いている。東の空に厚い雲が広がっていたが、雲の上から朝日が照りつけていて、日射しが熱いほどに感じられた。
7時過ぎに家を出る。外に出てみると、湿った風がヒンヤリと感じられた。団地の木々の枝が風に揺れている。日野駅に近づくと、駅から日野自動車の工場に向かう人たちで歩道が混んでいた。人の流れを逆行するように駅に向かう。日野駅から電車を乗り継いで、藤沢に向かった。

藤沢に着いたのは午前9時である。その足で金融機関に行って、親が入所している老健施設の入所料を振り込むことにしたのだが、金額によっては窓口で手続きをすることになる。金融機関で親の本人確認が必要であると言われて、ハタと困った。保険証などは老健施設が預かっている。そのため、老健施設に事情を話し、保険証を取りに行く必要があった。
老健施設に連絡を入れて、親の保険証を返してもらうことについて了解を得たところで、老健施設に向かう。バスを待っている時間がもどかしく、歩いて行くことにした。藤沢駅から老健施設までは歩いて15分ほどである。

既に日は高く昇っていて、強い日射しが照りつけている。上空には薄い雲が所々に広がってるものの、日射しを遮るような雲はなく、かなり暑い。駅から施設までの往復を歩くだけで汗だくになってしまった。
金融機関に行って手続きを終える頃にはもう昼になっていた。日中は晴れて、強い日射しが降り注ぐ初夏の陽気となった。昼間の最高気温は25℃で、南よりの風が吹いている。とにかくいろいろと歩き回ったこともあり、まずはお昼を食べることにした。

藤沢駅北口に出て、サム・ジュ・モール商店街を西に向かって歩いて行く。やがて左手にダイエー藤沢店が見えてくる。ダイエー藤沢店の入口の左脇にファーストフード店「ケンタッキーフライドチキン ダイエー藤沢店」があるが、その正面にラーメン屋「豚仙人 藤沢北口店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると左手に券売機があって、ここで食券を購入する。


券売機のボタンの上には「ご注文方法」「ニンニク、野菜、アブラの量についての説明文」が貼られている他、券売機の上に「限定麺」「限定トッピング¥50」と書かれたホワイトボードやテイクアウトメニューが置かれていた。


外は既に暑かったが、やはり初めて入る店では看板メニューを食べたいところだ。券売機の一番左上には「国産豚ミニラーメン(300g)チャーシュー(100g)+味玉セット」というボタンがある。本来1280円のところ、80円引きの1200円と表示されている。
このメニューが一番人気なのだろう。ちなみにこの店の麺の量はミニが300g、小が400g、大が600g、仙人が1000gとなっている。一般の店のラーメンの麺の量はだいたい200gだから、ミニでも一般のラーメン店のラーメンの大盛クラスはある。

とはいえ、自分的にはラーメンにはライスも欲しいところ。かなり逡巡しながらも、「ごはん」を注文することにした。
店は奥に厨房があり、その手前にカウンターがコの字形に配されている。正面のカウンターに重ねられたコップが並べられていて、その中からコップを1つ手に取って店の奥に進んだ。正面のカウンターには席は無く、カウンター席は向かい合うように10席配されているが、右手奥の1席は使用不可となっている。

壁には「追加トッピング」と書かれた紙等が貼られている。


カウンターに食券を並べて、料理を注文する。注文したのは「国産豚ミニラーメン(300g)チャーシュー(100g)+味玉セット」「ごはん」である。無料トッピングは「ニンニク普通」「野菜マシ」「アブラ普通」とした。デフォルトの野菜はモヤシひとつかみ分とのこと。「野菜マシ」はモヤシふたつかみ分といったところか。


席に座ると、卓上のポットからコップに冷水を注いだ。卓上にはポットの他、かえしと酢、粗挽きコショウ、一味唐辛子、箸が置かれている。壁にはティッシュボックスが吊り下げられていた。
しばらくして料理が一式カウンターの上に並べられた。


まず「国産豚ミニラーメン(300g)チャーシュー(100g)+味玉セット」を食べる。


ラーメンの麺は太い手もみ麺で、豚骨醤油スープに浸かっている。麺の上には山盛りの茹でモヤシと肉の塊のようなチャーシューが2個、味玉が1個載せられていて、刻みニンニクがトッピングされている他、もやしの上には背脂がかけられている。


最初にレンゲでスープを掬って飲んでみた。あっさりとした豚骨醤油スープは豚骨の甘みと醤油の旨味が感じられて美味しい。
今度は箸を取ってラーメンを食べる。とはいってもまずはモヤシを先に片付けなければ、麺は食べられそうにない。モヤシをスープに浸しながらひたすらモヤシを食べる。醤油ベースのカエシが絡まった背脂は甘くて旨味があって美味しい。これにモヤシを絡めれば、シャキシャキとした食感が加わって、食べ応えもある。

モヤシを片付けると、その下に麺が現れた。自家製麺製という麺は、ラーメン店「豚仙人」の製麺事業部門である松翔製麺製の麺である。麺を食べると、たっぷりのスープと刻みニンニク、背脂が絡まって口の中に入ってくる。国産小麦100%ブレンドの太麺は弾力のある歯応えがあって、小麦の豊潤な風味が美味しい。しばらくは無心になって麺を食べた。
チャーシューを食べる。厳選した国産銘柄豚を使用しているというチャーシューは脂身が比較的少なく、歯応えがあって美味しい。メニューの表記から考えると、チャーシューは1個100gあるので、かなりのボリュームである。肉の味が濃くて、食べ応えがある。チャーシューにかぶりつきながら、麺をすすった。

味玉はライスに載せて食べることにした。「ごはん」はラーメン丼よりも一回り小さいお碗に盛られている。


味玉をライスの上で半分に割り、カエシを少し垂らして食べる。半熟の味玉は甘くて美味しい。カエシが加わって、旨味が濃くてご飯が進む。味玉を食べてしまうと、再び、ラーメンを食べた。
麺をあらかた食べ終えると、ラーメンのスープをレンゲで掬ってライスに注いだ。残ったライスがヒタヒタになるくらいになったところで、雑炊のようにしてライスをかき込む。ニンニクのガツンとした風味に背脂の甘みとスープの旨味が加わって美味い。あっと言う間に「ごはん」のお碗が空になった。

最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。最後の一滴まで飲み干すと、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。ベルトがキツイくらいにお腹がいっぱいになってしまった。
店を出ると上空には雲が広がっていて、薄日が射している。昼間の最高気温は25℃で、真夏日となった。南よりの風が吹いている。湿度が高めで、南よりの風が涼しく感じられた。熱いラーメンを食べた後ということもあり、全身から汗が噴き出すようである。デイパックの中からタオルを取り出して、汗を拭いながら実家に向かった。

実家で片付けをすると、老健施設に行って所用を済ませた。その後、一旦実家に戻り、簡単に掃除をして、帰宅の途につく。日が暮れるにしたがって、雲の厚みが増してきて、日没の時刻よりも前にだいぶ空が薄暗くなってきた。
藤沢駅で買物を済ませて電車に乗る。夕方の帰宅ラッシュに巻き込まれてしまったようだ。小田急線藤沢駅の1番ホームは帰宅客で混み合っている。新宿行きの快速急行に乗ると、なんとか席を確保することが出来た。シートに腰を下ろすと、急速に睡魔が襲ってくる。町田駅に到着すると、JR横浜線に乗り換えた。

夜、日野駅に到着すると、電車を降りて駅の改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、上空には霞のような雲が広がっていて、暗い空が白濁しているように見える。空気がジメッとしていて蒸すような陽気だったが、風が涼しく感じられた。

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今日のラーメン(味噌ラーメン@おはな)

2024年03月09日 | ラーメン(都外)


今日は晴れ。今日は8時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には澄んだ青空が広がっている。ガラス窓は氷のように冷たく、窓を通して冷気が室内に伝わってくるように感じられた。団地の前庭の木々の枝が揺れていて、外は強い風が吹いていることが分かる。
今日も親の関係で藤沢の実家に行くことにしている。9時過ぎに家を出ると、日野駅に向かった。日射しがポカポカと暖かく感じられるものの、風が凍えるように冷たい。花粉がだいぶ舞っているらしく、マスクが手放せない。マスクから漏れる呼気でメガネが曇った。

日野駅から電車を乗り継いで藤沢に向かう。町田駅で小田急線に乗り換えると、快速急行で藤沢に向かった。車窓から西の方角を見渡すと、上空に綿雲の塊が浮かんでいて、そこから雲がちぎれるように東に流れている。西の空に浮かぶ雲の下に雪を頂いた関東山地と白く雪化粧をした富士山の姿がくっきりと見えた。
藤沢に着くと、早めにお昼を食べていくことにした。藤沢駅北口に出ると、サム・ジュ・モール商店街を西に向かって歩いて行く。やがて左手にダイエー藤沢店が見えてくるが、その角を左に入ると右手にラーメン屋「麺屋 おはな」がある。今日はこの店に入ることにした。


この店は以前は別の場所にあって、その時は「魚介醤油つけ麺」を食べた。移転後の店に入るのは、今日が初めてである。


店に入ると左手に券売機があって、ここで食券を購入する。


券売機の右手には営業時間を知らせる貼り紙の他、「台湾まぜそば」「おはなのトリセツ」「麺屋おはなの日替わりサービス」「つけ麺を御注文のお客様へ」「スタッフのオススメ!つけ麺の食べ方」「【つけ麺の麺の量】」といった貼り紙が所狭しと貼られている。土曜日だけは「麺屋おはなの日替わりサービス」が無いらしい。ちょっと残念な気分である。


以前食べたつけ麺も美味しかったという印象があるが、今日は熱いラーメンを食べたい気分である。券売機の上に「冬限定 味噌ラーメン」の貼り紙が貼ってあるのに気付いた。今日はこれを食べることにした。


ちなみにこのメニューは席での現金払いで注文できるとのこと。そこで、サイドメニューの「餃子(5個)」「チャーシューめし」の食券を買うと店の奥に進んだ。
店内は店の奥正面に厨房があって、その前に9席のカウンター席が一列にに配されている。その手前の店のスペース中央に6人掛けのテーブル席が1卓配されている他、右手の壁際に4人掛けのテーブル席が3卓置かれていた。

奥のカウンターの一番右端の席に座り、食券を取りに来た店員に「冬限定 味噌ラーメン」を注文する。「もやしの量は2倍にしますか?」と聞かれて、思わず頷いた。ラーメン代の現金を払い、食券も渡す。
カウンターテーブルの上には醤油と酢、ラー油、生にんにく、にんにく絞り器、箸、楊枝、レンゲ、紙ナプキン、アルコール消毒液、冷水の入ったピッチャー、重ねられたコップが置かれている。生にんにくの容器には氷が入っていた。

コップを1つ手に取り、ピッチャーから冷水を注いだ。お冷やを飲みながら店内を見渡す。
無料トッピングは生ニンニクの他に生姜おろしがあるとのこと。ちなみに生姜おろしは品質維持の為、冷凍保存しているとのことである。今日はこれから人と会うので、ニンニクを食べるのは控えざるを得ない。ちょっと残念な気がする。

しばらくして「味噌ラーメン」「チャーシューめし」が運ばれてきた。遅れて「餃子(5個)」が運ばれてきた。「餃子(5個)」にはタレ用の小器が添えられている。


さっそく紙ナプキンを1枚取り、箸とレンゲを取って食べることにする。


最初に餃子のタレを作ることにした。タレはいつものように醤油を垂らして、その上からラー油を適量垂らして作る。
まずは「味噌ラーメン」を食べる。「味噌ラーメン」の麺は中太のストレート麺で、背脂の浮いた濃厚な味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚ともやし、キクラゲ、刻みネギが載せられていて、もやしの上に辛味噌がトッピングされている。


まずはレンゲを取ってスープを飲んでみた。「八丁みそ」と「仙台みそ」をベースに「赤だしみそ」「白みそ」で味を調えたという味噌豚骨スープは濃厚な旨味が感じられる。背脂の甘みがアクセントになっている。


箸を取って麺を食べる。店内で作っているという自家製麺は歯応えとボリューム感があって美味しい。濃厚なスープがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。替え玉の麺の量から類推すると、麺の量は並で160gあるのか。麺そのものもボリュームがあるが、ラーメンとしてもなかなかの食べ応えがある。
麺を食べていると、麺に絡まって野菜が口の中に入ってくる。もやしのシャキシャキとした味わいにキクラゲのプリプリとした食感がアクセントになっている。青ネギとキクラゲがラーメンに彩りを添えている。

チャーシューを食べる。厚みのあるチャーシューは肉の塊といった感じの歯応えが楽しめる。味が濃い赤身を楽しみながら、麺をすする。チャーシューの脂身は少なめだが、甘くて美味しい。
麺をひたすら食べていると、額に汗が浮かんだ。デイパックの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら麺と格闘する。もやしにトッピングされた辛味噌がスープに溶け出し、スープの味わいが異なってくる。辛旨のスープに背脂の甘さが加わって、もうどうにも箸が止まらない。夢中で食べてしまった。

麺をあらかた食べ終えたところで、「チャーシューめし」を食べることにした。「チャーシューめし」は丼にご飯を盛り、醤油ダレをかけた刻んだチャーシューと刻みネギがたっぷりと載せられている。トッピングに刻み海苔が載せられている。


「チャーシューめし」をかき込むようにして食べる。ご飯に載せられた刻みチャーシューはかなり量があって、食べ応えがある。肉の旨味に醤油ダレの旨味が絡まり、ご飯にも醤油ダレが染みこんでいて、とにかく美味い。もうどうにも箸が止まらない。
餃子も食べることにした。長方形の皿には餃子が5個載せられている。


餃子に付いたキツネ色の焦げ目が美味そうだ。これだけで軽くご飯は1杯いける。


餃子を1個、醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸して口に運んだ。


一口で食べるには余るくらいに大きい餃子は、皮がモチモチとしている。皮の中には刻んだキャベツとネギが練り込まれた豚挽き肉の餡が入っていて、口の中で肉汁がほとばしるほどにジューシーで美味しい。餃子を楽しみながら「チャーシューめし」を食べた。
「チャーシューめし」と「餃子」を食べてしまうと、最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。最後の一滴まで飲み干すと、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。

身支度をすると、席を立って店を出る。日中は晴れて、青空が広がった。昼間の最高気温は13℃で湿度が低く、強い南よりの風が吹いている。大きな綿雲が西から東にゆっくりと流れているものの、心地よい日射しが燦々と降り注いでいて、むしろ暑いくらいに感じられた。ラーメンを食べて熱くなった体に、乾いた風が涼しく感じられる。藤沢駅までゆるゆると歩いて行くと、小田急線に乗って本鵠沼駅に向かった。
本鵠沼駅から実家に向かう途中に引地川沿いの遊歩道を歩いて行く。強い風が吹いていて、体温を容赦なく奪っていくように冷たく感じられるものの、日射しがポカポカと暖かく、むしろ風が気持ちいい。川面に日射しがキラキラと煌めいていて、その中を水鳥が泳いでいくのが見えた。

所用を済ませると、ゆるゆると帰ることにした。本鵠沼駅から電車を乗り継いで日野駅に向かう。
日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。日が沈んで薄暗くなった空に小さな綿雲がまばらに浮かんでいる。日が沈んだばかりの西の空は紅く染まっていて、関東山地と富士山のシルエットが黒々と見えた。日中は汗ばむほどの陽気だったが、日が沈むと、乾いた風が身を切るように冷たく感じられた。

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今日のラーメン(みそラーメン@つるや食堂)

2024年03月04日 | ラーメン(都外)


今日は晴れ。今朝の気温は0℃で、弱い西よりの風が吹いている。上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いていた。南の空には下弦の月が浮かんでいて煌々と光を放っている。外に出ると、風がヒンヤリと感じられた。
今日は1日短期の介護休暇を取った。親の退院と施設の入所があるためである。これまでは年休で対応していたが、年休の残日数が目減りしていくことに少し不安を覚えた。使える制度があれば使うことにして、初めて介護休暇を取った。この介護休暇は年に5日まで取得することができる。多少は年休の節約に役立つだろう。

平日と同じ時間に家を出ると、日野駅に向かった。駅のホームから東の方角を見渡すと、地平線付近がうっすらと赤黒く染まっている。日野駅からは電車を乗り継いで藤沢駅に着く頃には既に日が昇っていて空は明るくなっていた。日射しの温もりが感じられるものの、凍えるように風が冷たく感じられた。
昼過ぎに手続きを全て終えて、施設を出たのは昼過ぎだった。いつのまにか気温はぐんぐんと上昇していて、建物の外に出ると、日射しが暑いくらいに感じられる。

日中は晴れて青空が広がった。日中の最高気温は17℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。大きな綿雲が南の空に浮かんでいるものの、燦々と降り注ぐ日射しがポカポカと暖かく感じられた。今朝は冷え込んだこともあって、少し着込んでいったのだが、日中は却って暑いくらいに感じられる。乾いた南よりの風が少し冷たいものの、むしろ爽やかに感じられて、過ごしやすい陽気となった。
藤沢駅の付近の飲食店でお昼を食べて帰ることにした。駅南口に出ると、イトーヨーカドー藤沢店を目指して歩いて行く。イトーヨーカドー藤沢店を国道と挟んだ反対側の路地を北上していくと、右手に奥田センター飲食街という看板を掲げた袋小路がある。その道の両脇には飲食店が並んでいる。

奥田センター飲食街の入口右手には中華料理屋「つるや食堂」がある。


今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房の正面にカウンター席が5席配されている他、正面に4人掛けのテーブル席が5卓配されている。
店員に「空いている席にどうぞ」と言われて、店の中央の4人掛けのテーブル席に腰を下ろした。席に座ると、お冷やが出された。

メニューが店の壁に貼られている。


麺類の他に一品料理やご飯もの、ドリンクがある。


注文したのは「みそラーメン」「餃子」「ライス」である。
料理を注文すると、お冷やを飲んで料理が出来るのを待った。卓上には「ヤマサ 絹しょうゆ」と書かれたボトルに入った醤油の他、酢とソース、ラー油、コショウ、箸立て、楊枝が置かれている。

しばらくして、料理が一式運ばれてきた。


さっそく箸を取って食べることにする。


最初に餃子のタレを作ることにした。餃子は楕円形の皿に6個載せられており、その端にタレを垂らすための窪みが設けられている。


皿の窪みに醤油を適量垂らし、更にラー油を垂らす。


それからラーメンを食べることにする。「みそラーメン」の麺は中細麺で、熱々の味噌スープに浸かっている。麺の上にはモヤシとキクラゲ、ほうれん草、ニンジン、タケノコ、豚肉を炒めたものがたっぷりと載せられていて、その上に刻んだ白ネギをトッピングしている。


まずはレンゲを取ってスープを飲んでみた。中華スープの旨味に味噌が溶け込んだスープはサラサラとした飲み口で、炒めた野菜の旨味に豚肉の旨味が加わって美味しい。


箸を取って麺を食べる。落合製麺所製の麺は柔らかめに茹でられているが、適度な弾力と歯応えがあって美味しい。手もみの麺にはスープとたっぷりの野菜が絡まって口の中に入ってくる。野菜はかなりボリュームがあって食べ応えがある。ニンジンやタケノコは麺にあわせて細くカットされており、麺の食感の中に野菜のシャキシャキとした歯応えがアクセントになって美味しい。
「みそラーメン」を食べていると、額に汗が浮かんだ。デイパックの中からタオルを取り出すと、額の汗を拭いながらラーメンを食べる。ようやく麺と野菜をあらかた食べ終える頃には汗だくになってしまった。

続いて「餃子」を食べる。「餃子」は「ライス」で食べることにした。「ライス」はお碗に盛られている。小ライスではないので、なかなかのボリュームである。


皿に載せられた「餃子」には焦げ目が付いていて、美味そうである。


「餃子」を1個醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸した。


これを「ライス」の上に載せる。1個の「餃子」はなかなかの大きさである。


「餃子」を頬張りながらライスをかき込む。もちもちとした食感の皮の中には豚挽き肉にキャベツと青ネギが入っていて、口の中に肉汁が溢れるようにジューシーで美味しい。餃子を楽しみながら、ライスを食べた。
お碗に盛られたライスは思った以上に量があった。餃子を食べ終えると、今度はお新香でライスを食べる。お新香はきゅうりの醤油漬けである。


パリパリとした食感を楽しみながら、ライスをかき込む。途中で、「みそラーメン」のスープをレンゲで掬ってライスに注いだ。残ったライスがスープにヒタヒタになるくらいになったところで、雑炊のようにしてライスをかき込む。きゅうりの醤油漬けを全てライスの上に載せて、ラーメン雑炊にして食べると、スープの味わいにきゅうりの醤油漬けの食感が加わって、また美味しい。あっと言う間にライスの入っていたお碗も空になった。
最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。最後の一滴まで飲み干すと、お腹も満腹になった。丼が空になると、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。

食事を終える頃には店内の客はいなくなっていた。自分はどうやら閉店間際に入ってきたらしい。店には申し訳ないことをした。
身支度をして席を立つと、代金を現金で払う。店を出ると藤沢駅までぶらぶらと歩いて行く。平日にもかかわらず、午後の藤沢はかなり混んでいる。「小田急百貨店ふじさわ」で買い物をすると、藤沢駅から電車に乗って帰宅の途についた。

日野駅に到着する頃には日も傾いている。風が冷たく感じられた。

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