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J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のランチ(合い盛りもつ定食@ゆで太郎 新宿ワシントン店)

2025年05月04日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。GW後半の4連休2日目の今日はみどりの日で日曜日である。今日は8時過ぎに起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲が多いものの、青空が広がっていて日が射している。ベランダに出てみると、空気が幾分湿っぽいものの、風が涼しくて心地よい。弱い風が団地の前庭の木々の枝を微かに揺らしている。遠くから鳥のさえずりが聞こえていた。
今日は仕事のため、昼前に外出した。日野駅から中央線特別快速電車に乗って都心に向かう。新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。新宿駅に到着したのはお昼になる直前だった。職場に行く前にお昼を食べていくことにして、地下道に入る。

新宿ワシントンホテルの地下フロアに入った。以前、夕食を食べたラーメン屋「太陽のトマト麺 新宿ワシントンホテル支店」は閉店したが、その跡に昨年、再び蕎麦屋「ゆで太郎 新宿ワシントン店」が出来た。この店は「もつ次郎」も併設している。


今日はこの店に入ることにした。


店の入口の手前右手に券売機が2台並んでいる。その内の1台に向かった。


ちなみに券売機の右脇にはメニューが掲載された看板が置かれている。


今日は「もつ次郎」の定食メニューを食べることにした。トップ画面から「もつ次郎メニューへ」のボタンを押す。


画面が切り替わり「定食」「単品・アルコール」「お持ち帰り」の3つのアイコンが現れた。


この中から「定食」のアイコンを押すと、「定食」が表示された。


他のタブもクリックしてみる。「単品・アルコール」のメニューを表示させてみた。


「お持ち帰り」メニューは「販売中止」になっている。


注文することにしたのは「合い盛りもつ定食(もつ煮・もつ炒め)」(ごはん大)である。「定食」メニューから料理のアイコンを押すと、代金を支払う。支払いは電子マネー(Suica・パスモ)または現金となっている。
現金を入れて食券を手にすると店内に入った。店内は入口から見て左手前方に厨房があり、その手前に注文口がある。注文口で食券を店員に渡した。店員はアジア系の外国人女性が2名である。

厨房の正面にはカウンター席が2席配されている他、右手のスペースの3方の壁に面してカウンター席が16席配されている。スペースの中央には中央に仕切板が設置されたテーブルが1卓置かれていて、その周囲にカウンター席が6席配されていた。ちなみにテーブルの上にはそば湯のポットが置かれている。

注文口の左脇には返却口があり、右脇には冷水器が置かれている。冷水器の手前には重ねられたコップが並べられていた。冷水器の右手に置かれた台の上にはソースと七味、一味、赤鬼(辛み調味料)、ラー油、唐辛子、すりゴマ、ホワイトペッパー(パウダー)、マヨネーズ、酢、ゆず粉、生しょうゆといった各種調味料が並べられている他、小袋に入った塩、おろしわさびが用意されている。また、揚げ玉やキュウリの醤油漬け、紅生姜といった漬物やトッピング、薬味が用意されていて、その脇に箸と楊枝、スプーン、レンゲ、紙ナプキンが置かれていた。

まもなく食券の半券に記載された番号が呼ばれたので、注文口に進んだ。料理が一式載せられたトレーを受け取って、カウンター席の1つに運んだ。トレーの上にはもつ煮ともつ炒め、小鉢、お新香、ご飯、温蕎麦が載せられている。


更に箸と紙ナプキンを1つずつ取り、冷水器の前に置かれたコップを1つ手に取ると、冷水器で冷水を注いでカウンター席に運んだ。まずお冷やを飲んで喉を潤すと、箸を取り、まずは温蕎麦から食べることにした。定食の温蕎麦はお椀に入っていて、刻みネギが散らされている。


蕎麦を食べる。やや濃いダシが麺に絡まって口の中に入ってきた。麺は柔らかく、刻みネギの食感がアクセントになっている。蕎麦を食べてしまうと、ダシは最後に取っておくことにして、いよいよモツを食べることにした。
最初に食べることにしたのは「もつ炒め」である。「もつ炒め」は豚の白モツと刻んだニンジンやタマネギ、ニラを味噌で炒めた料理である。


「もつ炒め」をご飯で食べる。大盛のご飯はお碗に盛られている。ほんのりと湯気が立っているご飯は美味しそうだ。


ご飯にモツを載せて口に運んだ。モツはプルプルとして柔らかいながらも、歯応えがあって美味しい。味噌の味わいにモツの旨味が重なり合って、ご飯と一緒に喉の奥を通り過ぎていく。モツと一緒に炒められた野菜の食感がアクセントになっていて美味しい。
「もつ炒め」を食べてしまうと、小鉢を食べることにした。小鉢はほうれん草のお浸しで、かつお節がトッピングされている。


お浸しに醤油をかけるのを忘れていたが、量も少ないので、そのまま食べることにした。口にお浸しを運ぶと、ほうれん草のお浸しはジューシーで、かつお節の旨味が効いていて、醤油が無くても美味しい。お浸しでご飯が結構進んでしまった。
小鉢を片付けてしまうと、「もつ煮」を食べることにする。「もつ煮」は豚もつをコンニャクと一緒に味噌で煮た料理で、刻みネギが散らされている。


ご飯の上に豚もつとコンニャクを載せて、ご飯をかき込んだ。豚もつはジューシーな味わいで、甘くて美味しい。コンニャクの歯応えとシャキシャキとした刻みネギの食感がアクセントになっている。残ったご飯に「もつ煮」の汁を注いで、お新香と一緒にかき込んだ。
お新香は刻んだタクアンや野沢菜、浅漬けのニンジンを混ぜたものである。


お新香のシャキシャキとした食感と塩分が濃厚な味噌の味わいと合わさって美味しい。ご飯が足りないくらいである。考えてみれば、定食と一緒にビールを注文すれば、ビールのつまみにモツ料理を食べ、〆にご飯と蕎麦を楽しめたわけだ。もっとも昼間からビールを飲むわけにはいかないので、ご飯をもっと食べたいという気になったわけだが、お替わりは有料となっている。ここは我慢するしか無い。
ご飯をかき込んでしまうと、残していた蕎麦のダシを飲み干し、完食。美味かった。満足である。コップに残っていたお冷やを飲み干すと、席を立って食器を返却する。

食器の返却口は注文口の左脇にある。食器が載ったトレーを返却口に置くと、店を出た。お腹も満足したところで、職場に向かう。
日中はよく晴れて、上空には青空が広がった。初夏を思わせる陽気だが、風が心地よい。昼間の最高気温は26℃で、夏日となった。やや湿度が高く、東よりの風が吹いている。外に出ると、日射しが燦々と降り注いでいて、空気が少しムシッとしていた。街路樹の緑が濃くて、風に揺れている。木々の茂みの中から鳥のさえずりが聞こえた。

午後、仕事をしていると、窓の外が薄暗くなってきた。西側の窓から外を見渡すと、市街地の先に横たわる山々から雲が湧き起こって、都心の空に覆い被さるように広がってきている。
夜になって雨がパラパラと降ってきた。雨は1時間ほどで止んだようだ。

夜、仕事を終えて職場を出る。外は雨は止んでいたが、路面はしっとりと濡れていて、空気もシメシメとしている。昼間の暑さが雨で急冷されたように、湿った風が涼しく感じられた。
新宿駅から中央線快速電車に乗った。日野駅に到着すると電車を降りて、改札を抜ける。駅の外に出ると、路面は乾いていて雨が降った形跡も無かった。上空には暗い空が広がっていて、雲がゆっくりと西から東に流れているのが見える。西の方の雲が切れていて、雲の下に半月が煌々と光っているのが見えた。

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今日のランチ(ハンバーグステーキ(デラックス)@くげぬまや)

2024年02月24日 | 食べ歩き(肉料理)


3連休中日の今日は晴れ。今朝は6時半に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には澄んだ青空が広がっていて、朝日が射し込んでいる。昨日降った雨で濡れた路面は、既に乾き始めていた。今朝の気温は0℃で、北よりの風が吹いている。団地の駐車場に止まっている車の屋根やボンネットに付着した雨が凍っているのか、朝日に煌めいて見えた。
7時過ぎに外出する。外に出ると、朝日が眩しく感じられた。湿った風が氷のように冷たく、吐く息が白く見える。塵ひとつ無い空気は清々しく感じられるものの、風が凍えるように寒い。日野駅に到着してホームに上ると、上空には澄んだ青空が広がっているものの、西の方角に見える関東山地の山々の上空には雲がかかっているのが見えた。

電車を乗り継いで本鵠沼駅に到着したのは午前9時過ぎだった。まずは実家に行った後、続いて施設に向かうことにして駅に戻った。既に時計の針は11時半を廻っている。早めにお昼を食べていくことにして、駅前にある洋食レストラン「くげぬまや」に入店した。


店内は入口から見て正面奥に厨房があり、その手前に4人がけのテーブル席が4卓と2人がけのテーブル席が1卓配されている。席に座ると、ご主人が出てきてお冷やと温かいおしぼりを出してくれた。おしぼりで顔と手を拭きながら壁に貼られたメニューを眺める。


メニューは各種フライ・鉄板料理の一品料理とピザ等で構成されている。ライスや味噌汁は付いておらず、セットメニューを別途、注文する必要がある。


注文したのはハンバーグステーキ(デラックス)のBランチである。このランチにはライスと味噌汁、お新香が付く。ライス大盛で注文した。料理を注文するテーブルの上に紙ナプキンが敷かれてナイフとフォークが載せられた。それからしばらくして料理が一式運ばれてきた。あらためてお冷やを少し飲むと、まずは味噌汁を飲む。味噌汁は赤だしの豆腐の味噌汁で刻んだミツバがたっぷりと浮かんでいる。


箸をもらおうとしたが、店主に「洋食に普通は箸は付かないんだから…」と言われ、「そりゃ、そうですね」と納得してフォークで飲んだ。味噌汁の濃い味に豆腐のふんわりとした食感の組み合わせが美味しい。ミツバの風味と食感がアクセントになっている。味噌汁を半分ほども飲むと、さっそくハンバーグを食べることにした。鉄板の上にはチーズをトッピングしたハンバーグが1個載せられていて、その両脇をベーコンで巻いている。ベーコンの脇にはニンジンとインゲン、ポテト、フライエッグが添えられている。ハンバーグにはデミグラスソースがかけられていて、盛んに湯気を上げていた。


ハンバーグは直径8㎝の円形をしていて、厚みが2㎝ほどもある。ちなみにチーズの厚みは5mmくらいか。ナイフで半分にカットしてみると、粗挽肉のミンチの間に肉汁が染み出してきた。


ハンバーグを4等分にカットして、ソースと絡めて口に運んだ。ふっくらと焼かれたハンバーグはジューシーで美味しい。ハンバーグにトッピングされたチーズがハンバーグに食感と味わいのアクセントを与えている。濃い味わいのデミグラスソースがハンバーグに絡んで食べ応えがあり、柔らかいながらも肉の旨味が感じられた。
ハンバーグを食べながらライスを食べることにした。大盛のライスは平皿に盛られている。


固めに炊かれたライスは米粒が艶々としている。フォークでライスを掬って口に運ぶと、米粒の歯応えに米の甘さが加わって、ライスが美味しかった。
ハンバーグを食べながらライスを頬張る。肉汁が米粒に絡みつき、口の中で旨味が広がって、喉の奥に消えていく。これはたまらないくらいの旨さである。

ハンバーグがあっという間に無くなってしまいそうだったので、つけ合わせの野菜を食べる。野菜にはどれもほんのりと塩味が効いていた。インゲンは柔らかくて、ジューシーな味わいである。ポテトはほくほくとしていて、ポテトの甘味が感じられる。ニンジンは甘く、ボリュームもあって美味しかった。
ハンバーグを巻くようにトッピングされたベーコンは厚みがあって、カリっとした食感に肉の旨みが楽しめる。フライエッグはデミグラスソースを絡めて食べた。

お新香は白菜の浅漬けにかつおぶしを散らしたものである。


シャキシャキとした食感の白菜の味わいが適度なアクセントになる。箸休めにちょうどいい。
ハンバーグが残り1切れになって、鉄板の上のデミグラスソースをフォークでかき寄せると、ハンバーグにたっぷりと絡めて口に運んだ。至福のひとときである。残りのライスをかき込むと、最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。

追加でホットコーヒーを注文することにした。ご主人が来て、皿を下げてくれると、ミルクとシュガーが運ばれてきた。


運ばれてきたホットコーヒーはソーサーの上に載せられたコーヒーカップの中に入っていて、プラスチックのスプーンが添えられている。


濃い褐色の色をしたコーヒーをブラックで味わう。濃いめのコーヒーは軽い苦みで、スッキリとした味わいである。口の中がサッパリとした気分になった。
コーヒーを飲み干すと、お冷やも飲み干した。身支度をして席を立つと、代金を現金で払う。店を出ると、保健施設に向かった。

日中は晴れて青空が広がった。日中の最高気温は11℃で湿度が低く、東よりの風が吹いている。上空の所々に薄い雲がかかっているものの、たっぷりと降り注ぐ日射しの温もりが心地よく感じられた。風が冷たく感じられるが、むしろ爽やかに感じられる。春が近くまで来ていることを感じさせてくれた。
午後は保健施設で施設の説明と手続きを終えた後、更に病院にも行って話をした。今日の予定を終える頃には、辺りは薄暗くなっていた。

藤沢駅から電車の乗って帰宅の途につく。電車を乗り継いで日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、上空には暗い空が広がっていて薄い雲が所々に広がっている。東の空には薄い雲の向こうに満月が浮かんでいた。2月の満月はアメリカの農事暦で「スノームーン」とも呼ばれるとのこと。西の空には星が瞬いているのが見える。風が冷たく、吐く息が白く見えた。

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今日のランチ(もつ煮定食@花鳥風月)

2024年02月15日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に暗い空が広がっていて、薄い雲が広がっている。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。今朝の気温は4℃で、南よりの風が吹いている。湿度が高めで、外に出ると風がヒンヤリと感じられた。
今日は年休を1日取った。親の入院している病院に行くことになっていて、平日と同じ時間に起床した。仕事に行くわけではないので、すこしゆっくりとして朝の時間を過ごす。顔を洗ってインスタントコーヒーを淹れると、朝刊を読みながらコーヒーを飲んだ。しばらくして外が明るくなってくると、身支度をして家を出る。

日野駅から電車を乗り継いで藤沢に出ると、片瀬江ノ島駅に向かう電車に乗り換えた。本鵠沼駅で下車すると、歩いて実家に向かう。ついでに近くにある馴染みの床屋で散髪をした。昼前にもかかわらず既に蒸し暑いくらいで、汗が額から滴り落ちている。床屋で短く髪を刈り込んでもらうと、スッキリした。床屋を出て本鵠沼駅に到着すると、電車に乗って藤沢駅に出る。
日中は晴れて青空が広がった。雲が多いものの、日射しが燦々と降り注いでいて、上着無しでも汗ばむような陽気である。昼間の最高気温は19℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。ちなみに気象庁は関東で「春一番」が吹いたと発表したとのこと。強い風が涼しく、爽やかに感じられた。

病院に行く前にお昼を食べていくことにした。先日と同様、藤沢駅北口にある百貨店「さいか屋 藤沢店」8階にあるレストラン街で食べることにして、エレベーターに乗る。入店したのは居酒屋「花鳥風月」である。


店に入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房に面してカウンター席が6席並んでいる。その左手に4人がけのテーブル席が6卓あり、奥には上がり框があって、掘りごたつ形式の8人がけの座敷卓が1卓配されていた。


店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、2人がけのテーブル席に座った。席に座ると、冷たい麦茶と紙おしぼりが置かれた。卓上には醤油差しと七味唐辛子、箸立て、メニューが置かれている。
クリアファイルに入ったメニューは3枚あった。その内の2枚を並べてみる。片方のメニューは酒のつまみのメニューとなっていて、「焼き鳥」「串焼き」の各種メニューが掲載されている。もう1枚のメニューには各種丼のメニューが記載されていた。


メニューを裏返す。酒のつまみのメニューの裏側は「刺身」「一品」「ご飯もの」「揚げ物」のカテゴリーに分けられた各種つまみ系のメニューが掲載されている。もう1枚の食事もののメニューには各種定食メニューが記載されていた。


3枚目のメニューはドリンク系となっている。表面には各種「ビール」「ウイスキー」「茶割り」「ワイン」「サワー」が記載されている。焼酎や日本酒は店内の黒板や札に記載があった。


裏面には各種「カクテル」「梅酒」「ソフトドリンク」が記載されていた。


店員を呼んで料理を注文する。今日は暖かいので、丼のメニューにしようかとも考えたのだが、定食メニューの中で「もつ煮定食」に心を奪われてしまった。そこで、この 「もつ煮定食」をライス大盛りで注文することにした。
しばらくして、料理が運ばれてきた。


さっそく箸を取ると、紙おしぼりで手を拭いて、定食を食べることにする。
まずは味噌汁を飲む。味噌汁はワカメと油揚げがたっぷりと入っている具沢山の味噌汁である。


ワカメのふんわりとした食感にダシをたっぷりと吸った油揚げがジューシーで美味しい。味噌汁を半分ほども飲んでしまうと、さっそくもつ煮を食べることにした。もつ煮は味噌ベースのダシで煮込んだ豚もつにダイコン、コンニャク、ニンジン、ゴボウ、豆腐がたっぷりと入っていて、刻みネギが盛られている。


これに卓上の七味味唐辛子を振りかけると、豚モツを食べながらご飯を食べる。大盛りのご飯はお椀にたっぷりとご飯が盛られている。米粒が艶々としていて、なかなか美味そうである。


箸で豚もつを適量取って、ご飯の上に載せた。よく煮られた豚もつは柔らかく、ダシをたっぷりと吸ってジューシーで美味しい。煮込みの中に入っているダイコンは飴色になるまで煮てあって、ジューシーな味わいの中にダシの旨味が詰まっている。ニンジンは甘くて美味しい。ゴボウはしっとりとした食感で、柔らかくて美味しい。豆腐の甘みとネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。量もあって、なかなかの食べ応えである。
もつ煮を食べながら、お新香のタクアンにも箸を伸ばした。大きなタクアンは小器に3枚載せられている。


少し味の濃いタクアンは、パリパリとした歯応えで美味しい。もつ煮の味噌も味が濃いが、タクアンの味わいがアクセントになっている。タクアンが無くなると、豚もつも大方無くなった。残りのご飯にもつ煮のダシを注ぎ入れて、サラサラと雑炊風にして食べる。最後に味噌汁を飲み干して完食した。
見た目はそれほどでもなかったが、食べ終えてみるとお腹いっぱいである。コップに残った冷麦茶を飲み干すと、身支度を調えて店の入口脇のレジに進む。代金をクレジットカードで支払うと店を出た。

午後になって更に雲が広がってくると、太陽が雲に隠れて日射しが無くなった。空が薄暗くなってきて、風が冷たくなってきた。
病院に行った後、藤沢駅に着いて空を見上げると、再び雲が切れて青空が見えている。空が明るくなってきた。

藤沢駅から電車を乗り継いで日野駅に向かう。日野駅に到着したのは既に午後7時を廻っていた。上空を見上げると暗い空に白い綿の塊のような雲が浮かんでいる。雲を透かすように半月と星が見えた。

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今日のランチ(肉丼@だんけ)

2023年12月25日 | 食べ歩き(肉料理)



( 白旗神社 から続く )

参拝後、近くの店でお昼を食べて帰ることにした。藤沢本町駅から国道まで3分ほど歩いて行ったところに甘味・喫茶「だんけ」がある。今日はこの店に入ることにした。


暖簾のかかった店に入る。店内は入口から見て右手にカウンター席が5席並んでいて、左手に4人掛けのテーブル席が2卓配されている。カウンターの奥は厨房になっていて、女将さん1人で切り盛りをしている。
カウンター席の1つに腰を下ろすと熱い緑茶を湯呑みに入れて出してくれた。卓上には醤油差しと楊枝入れ、メニューが置かれている。カウンターの脇には新聞やチラシが置かれていた。


カウンターの中の壁にもメニューが貼られている。


卓上のメニューとは少し異なるようで、同じだった。


女将さんの話によると、看板メニューは「あんみつ」なのだそうだが、常連さんが「肉丼」の写真をYahoo!に投稿したら「肉丼」の記事がYahoo!に載ったのだそうだ。そこで、この「肉丼」をご飯大盛で注文することにした。
料理を注文すると緑茶を飲みながら入口脇に設置されたテレビになんとなく目を遣った。後から常連らしい客が2人入ってきて、料理を注文している。先客の常連さんは調理をしている女将さんと話をしている。外からは学生らしい声が聞こえてきた。地元らしいゆっくりとした時間が流れていて、なんとなく心が安らぐ。

カウンターの上には七味唐辛子と一味唐辛子、黒ごましお、バジリコ、青のり、タバスコ、焼きしお、卓上塩、辣油、コショウ、あらびきコショウ、酢、ミル付黒コショウといった調味料類と様々な楊枝入れが載せられている。
女将さんは注文を受けてから料理を作っているので、時間がかかるようだ。しかし、今日は時間に余裕がある上、年末の慌ただしい雰囲気の中にあって、このゆっくりとした時間が流れる雰囲気は決して嫌いではない。少し手持ち無沙汰なので、時間を持て余しているような気分になってしまった。

やがて料理が運ばれてきた。最初に蓋付きの丼と味噌汁が出され、最後にお新香も出された。味噌汁の上には箸が置かれている。


丼の蓋を開けて、箸を取った。さっそく味噌汁から頂く。


味噌汁は絹豆腐とワカメがたっぷりとはいった具だくさんの味噌汁で、温かくて美味しい。舌触り滑らかな豆腐にワカメがボリューム感を与えている。シャキシャキとしたワカメを楽しんでいると、体が温まってきた。
肉丼を食べる。肉丼は丼に盛られたご飯の上にスライスした豚バラ肉とタマネギ、エノキダケを醤油などで甘辛く煮込んだものを載せている。


飴色になるまで煮られたタマネギがたっぷりと入っていて美味しそうだ。さっそく箸を取って丼をかき込むようにして食べる。


煮られたタマネギの甘さに豚肉の旨味が絡み合う。エノキダケのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。つゆはほとんど無く、ふっくらと炊かれたご飯の上にわずかに染みこんだつゆが煮られた豚肉とご飯に一体感を与えている。
豚肉は脂身が少なく、赤身の旨味と食感が美味しい。口の中でホロホロと崩れるような味わいに舌触り滑らかなタマネギが絡み合う。エノキダケも美味しい。

途中でお新香のタクアンを食べる。


パリパリとした食感に程良い塩加減。これだけでご飯が進む。「肉丼」を食べながらタクアンをかじった。
気が付けば、丼の中は空になっていた。最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
湯呑みに残ったお茶を飲んでいると、これだけで帰るのは勿体ない気がした。そこで、珈琲を追加で注文する。珈琲はホットである。

見ているとカウンターの中で女将さんが湯を沸かし、ネルドリップで珈琲を淹れてくれている。湯で温めたコーヒーカップを珈琲を入れて出してくれた。


「砂糖は?」と聞かれて、「ブラックのままでいいです」と答える。こんなに美味しそうな珈琲に砂糖を入れて飲むのは珈琲に対する冒涜のように思われた。さっそく珈琲の香りを楽しみながら、珈琲を飲む。
濃いめに淹れて頂いた珈琲は苦みと酸味のバランスが良くて飲みやすい味わいである。むしろ気のせいか、珈琲に甘味すら感じられる。「肉丼」を食べた後だからか。スッキリとした味わいで美味しかった。

珈琲を飲み干すと、帰り支度をして代金を現金で払う。店を出ると、藤沢本町駅に向かった。
日中は晴れて青空が広がった。所々に大小の綿雲が浮かんでいるものの、眩しいほどに降り注ぐ日射しが熱いくらいに感じられる。空気は冷たくてヒンヤリと感じられるものの、清々しくて心地よい。昼間の最高気温は14℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。日中はたっぷりと降り注ぐ日射しが暑いほどに感じられて、汗をかくほどに暖かい。過ごしやすい陽気となった。

午後、実家に寄って帰宅の途につく。日野駅に到着する頃には日が傾いてきて、西の空がオレンジ色に染まっていた。都営住宅の敷地に植わっているすっかり葉を落として幹と枝だけになった木にメジロが遊んでいるのが見える。乾いた北よりの風が冷たく感じられた。

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今日の夕食(ダイナマイトハンバーグ@すてーき亭 中野店)

2023年08月25日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がっていて、夜明け前の東の空がオレンジ色に染まっている。やがて、地平線の上に太陽が姿を現すと、街がオレンジ色に染まってきた。今朝の気温は24℃で湿度が高く、西よりの風が吹いている。急に涼しくなって秋の気配がすぐそこに感じられるような陽気となった。団地の前庭からはスズムシが鳴いていて、風が涼しく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から電車に乗って新宿に到着すると、地下道を歩いて職場に向かう。東の空に昇ってきた朝日が眩しく感じられた。職場に着いて窓から外を見渡すと、西の地平線付近には淡い綿雲が数個浮かんでいるのが見える。山々の青い稜線がクッキリと見えていて、その奥に青い富士山が鎮座しているのが見えた。

日中は晴れて青空が広がった。所々に大小の雲が浮かんでいるものの、強い日射しが照り付けている。昼間の最高気温は34℃で、4日連続の真夏日となった。お昼休みに外に出てみると、燦々と降り注ぐ日射しで外の景色が眩しいほどに感じられる。湿度が高めで、蒸し暑く、強く吹く南よりの風が熱風のように感じられた。しかし、日陰に入ると、風が幾分涼しく感じられる。外はセミが残り少ない夏を謳歌するかのように盛大に鳴いていた。
夜、仕事を終えると、帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしていて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。今日も中野で食べることにして、中野駅で電車を降りると、駅北口改札を抜ける。

中野サンモールを北に進み、中野ブロードウェイ手前で右に折れて白線通りを東に進んだ。通りの突き当りを左に折れて、ふれあいロードを北に歩いていく。しばらく歩いていくと左手に「味噌らーめん」を食べたラーメン屋「菜華」の看板が見えてくるが、その店と道を挟んで斜め反対側にステーキハウス「すてーき亭 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店先にはベンチが置かれていて、「あしたのジョー」の主人公が真っ白に燃え尽きて座り込んでいる。すてーき亭の系列の店は新橋にもあったが、こういう人形は置いていなかった。店の趣味なのだろうと思いながら店に入った。


店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房を囲むようにL字形にカウンター席が9席設けられていて、カウンターの卓上にはアクリル板で間仕切りがされている。左手と奥には4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されていた。
店員に案内されてカウンター席に座る。卓上には塩と粗挽きコショウ、マスタード、ステーキ正油、楊枝が置かれていて、メニューが広げられていた。

まずはメニューを見る。


表紙を開くと、最初の見開きは各種ステーキメニューになっていて、その間に各種ソースの紹介が書かれている。


中央のページをめくると、裏側には各種サービスの内容が記載されていた。


次のページをめくると各種ハンバーグステーキ、トントログリル、プレートメニューが記載されている。


更にページをめくると、サラダ、スナック類、おすすめメニューが記載されていた。


次は「追い肉」と「ドリンクメニュー」である。「追い肉」とはメインメニューを食べた後、追加でお好みの肉をお好みの量・ソースで注文できるシステムとのこと。


メニューの裏表紙は「ステーキ・ハンバーグ 食べ放題」メニューとなっている。メニューの冊子のほかに豚肉と牛肉を食い見合わせたワイルドプレートのメニューがラミネートされていた。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「ダイナマイトハンバーグ300g」である。この料理はソースが2種類選べるということなので「デミグラスソース」「ガリぺパソース」を選ぶことにした。
料理を注文すると、まずは店の奥にある給水器に向かう。この店はお冷・おしぼりはセルフサービスとなっている。店の奥に設置された給水機の隣には重ねられたコップが並べられていて、その脇に紙おしぼりと紙ナプキンが用意されている。コップに冷水を注ぎ、紙おしぼりと紙ナプキンを1つずつ持って席に戻った。

更にこの店のメインメニューは全品ライスとスープが付いていて、しかもお替り自由となっている。店の中ほどに大きな炊飯器とスープ鍋が置かれていて、その上の棚にライス皿とライス碗、スープ碗が重ねられてる。


ライス皿にライスを盛り、スープ碗にスープを注いでカウンター席に戻った。
しばらくしてハンバーグステーキの載ったトレーがカウンターの中から出された。


トレーの上の鉄板の上には「ダイナマイトハンバーグ300g」がジュージューと音と湯気を立てて載せられており、その脇にはモヤシとタマネギが添えられている。ソースは小さな陶製の器に入っている。手前がガリぺパで、奥の器にはデミグラスが入っている。トレーの上にはナイフとフォークが載せられていた。
さっそく紙おしぼりで手を拭くと、スープを飲む。スープはビーフスープで、中にはダイスカットされた牛肉と刻んだニンジン、タマネギが入っていた。


野菜はトロトロで舌の上で崩れてしまうほどに柔らかい。肉の旨味がたっぷりと染み出した褐色のスープは旨味がじんわりと胃袋に染み入るように美味しい。牛肉は柔らかくて、舌の上でホロホロと崩れるような食感である。スープだけでもかなり美味しい。
ハンバーグステーキを食べる。ダイナマイトハンバーグは最大厚さ3cmで直径10cmほどの円形の大きさをしている。


ナイフで半分にカットしてみると、湯気が立ち上る断面からは肉汁が滴り落ちていた。


ハンバーグステーキにガリぺパソースをかけて食べることにする。ガリぺパソースは粗挽き黒胡椒ととガーリックを使用したスパイシーな醤油ベースのソースで、白胡麻がトッピングされている。


ハンバーグを適当な大きさにカットして、ソースと絡めて口に運んだ。スパイシーな辛さのソースに肉の旨味が絡まって美味しい。ハンバーグステーキを食べながらライスを食べる。
舟形のライス皿に盛ったご飯は、少し固めに炊かれており、弾力のある歯応えが美味しい。


ライスとハンバーグを交互に食べる。もうどうにもフォークが止まらない。熱々のハンバーグステーキは表面がカリッとしていて、中はフンワリと柔らかくて美味しい。ソースの味わいに肉の旨味が負けていない。鉄板の上に溜まったソースをハンバーグに擦り付けるようにして口に運んだ。
ハンバーグが残り数切れになったところで、ガリペパソースが無くなった。続いてデミグラスソースをハンバーグに適量かけて食べる。


デミグラスソースは期待通りの濃厚な旨さでハンバーグに絡まって口の中に消えていく。つけ合わせの野菜もデミグラスソースで食べてしまった。
ここでライス皿が空になってしまった。同じライス皿にご飯を盛ってくる。今度は少し少なめにした。


まずはライスを鉄板の上に載せて、鉄板の上に溜まったソースを絡めた。これに残ったデミグラスソースを全てかけて、ライスを食べる。デミグラスソースの旨味をたっぷりと絡めたライスはかなり食べ応えがあって、これだけで軽くご飯茶碗1杯は平らげてしまいそうである。ライスを食べ終えると、お冷やを飲んだ。
スープカップに残ったスープを飲み干すと、空になったスープカップに再びビーフスープを注いだ。


2杯目のスープを味わいながら飲む。〆のスープが全て胃袋に消えてしまうと、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
卓上の伝票を持って立ち上がると、店の奥のレジで代金を払って店を出る。外はムシムシとしているが、食後の熱くなった体に夜風が心地よく感じられた。

中野駅から高尾行きの通勤快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着すると、電車を降りて改札に進んだ。
夜、空を見上げると、上空には白く厚い雲が広がっていて、雲に開いた穴から暗い夜空が顔を出していた。湿度が高くて空気がシメシメと感じられるものの、夜風が涼しい。駅から家まで歩いて行くと、次第に汗だくになってしまった。タオルで汗を拭いながら、家路を急ぐ。草むらから鈴虫が鳴いているのが聞こえていた。

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