J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のランチ(ハンバーグステーキ(デラックス)@くげぬまや)

2024年02月24日 | 食べ歩き(肉料理)


3連休中日の今日は晴れ。今朝は6時半に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には澄んだ青空が広がっていて、朝日が射し込んでいる。昨日降った雨で濡れた路面は、既に乾き始めていた。今朝の気温は0℃で、北よりの風が吹いている。団地の駐車場に止まっている車の屋根やボンネットに付着した雨が凍っているのか、朝日に煌めいて見えた。
7時過ぎに外出する。外に出ると、朝日が眩しく感じられた。湿った風が氷のように冷たく、吐く息が白く見える。塵ひとつ無い空気は清々しく感じられるものの、風が凍えるように寒い。日野駅に到着してホームに上ると、上空には澄んだ青空が広がっているものの、西の方角に見える関東山地の山々の上空には雲がかかっているのが見えた。

電車を乗り継いで本鵠沼駅に到着したのは午前9時過ぎだった。まずは実家に行った後、続いて施設に向かうことにして駅に戻った。既に時計の針は11時半を廻っている。早めにお昼を食べていくことにして、駅前にある洋食レストラン「くげぬまや」に入店した。


店内は入口から見て正面奥に厨房があり、その手前に4人がけのテーブル席が4卓と2人がけのテーブル席が1卓配されている。席に座ると、ご主人が出てきてお冷やと温かいおしぼりを出してくれた。おしぼりで顔と手を拭きながら壁に貼られたメニューを眺める。


メニューは各種フライ・鉄板料理の一品料理とピザ等で構成されている。ライスや味噌汁は付いておらず、セットメニューを別途、注文する必要がある。


注文したのはハンバーグステーキ(デラックス)のBランチである。このランチにはライスと味噌汁、お新香が付く。ライス大盛で注文した。料理を注文するテーブルの上に紙ナプキンが敷かれてナイフとフォークが載せられた。それからしばらくして料理が一式運ばれてきた。あらためてお冷やを少し飲むと、まずは味噌汁を飲む。味噌汁は赤だしの豆腐の味噌汁で刻んだミツバがたっぷりと浮かんでいる。


箸をもらおうとしたが、店主に「洋食に普通は箸は付かないんだから…」と言われ、「そりゃ、そうですね」と納得してフォークで飲んだ。味噌汁の濃い味に豆腐のふんわりとした食感の組み合わせが美味しい。ミツバの風味と食感がアクセントになっている。味噌汁を半分ほども飲むと、さっそくハンバーグを食べることにした。鉄板の上にはチーズをトッピングしたハンバーグが1個載せられていて、その両脇をベーコンで巻いている。ベーコンの脇にはニンジンとインゲン、ポテト、フライエッグが添えられている。ハンバーグにはデミグラスソースがかけられていて、盛んに湯気を上げていた。


ハンバーグは直径8㎝の円形をしていて、厚みが2㎝ほどもある。ちなみにチーズの厚みは5mmくらいか。ナイフで半分にカットしてみると、粗挽肉のミンチの間に肉汁が染み出してきた。


ハンバーグを4等分にカットして、ソースと絡めて口に運んだ。ふっくらと焼かれたハンバーグはジューシーで美味しい。ハンバーグにトッピングされたチーズがハンバーグに食感と味わいのアクセントを与えている。濃い味わいのデミグラスソースがハンバーグに絡んで食べ応えがあり、柔らかいながらも肉の旨味が感じられた。
ハンバーグを食べながらライスを食べることにした。大盛のライスは平皿に盛られている。


固めに炊かれたライスは米粒が艶々としている。フォークでライスを掬って口に運ぶと、米粒の歯応えに米の甘さが加わって、ライスが美味しかった。
ハンバーグを食べながらライスを頬張る。肉汁が米粒に絡みつき、口の中で旨味が広がって、喉の奥に消えていく。これはたまらないくらいの旨さである。

ハンバーグがあっという間に無くなってしまいそうだったので、つけ合わせの野菜を食べる。野菜にはどれもほんのりと塩味が効いていた。インゲンは柔らかくて、ジューシーな味わいである。ポテトはほくほくとしていて、ポテトの甘味が感じられる。ニンジンは甘く、ボリュームもあって美味しかった。
ハンバーグを巻くようにトッピングされたベーコンは厚みがあって、カリっとした食感に肉の旨みが楽しめる。フライエッグはデミグラスソースを絡めて食べた。

お新香は白菜の浅漬けにかつおぶしを散らしたものである。


シャキシャキとした食感の白菜の味わいが適度なアクセントになる。箸休めにちょうどいい。
ハンバーグが残り1切れになって、鉄板の上のデミグラスソースをフォークでかき寄せると、ハンバーグにたっぷりと絡めて口に運んだ。至福のひとときである。残りのライスをかき込むと、最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。

追加でホットコーヒーを注文することにした。ご主人が来て、皿を下げてくれると、ミルクとシュガーが運ばれてきた。


運ばれてきたホットコーヒーはソーサーの上に載せられたコーヒーカップの中に入っていて、プラスチックのスプーンが添えられている。


濃い褐色の色をしたコーヒーをブラックで味わう。濃いめのコーヒーは軽い苦みで、スッキリとした味わいである。口の中がサッパリとした気分になった。
コーヒーを飲み干すと、お冷やも飲み干した。身支度をして席を立つと、代金を現金で払う。店を出ると、保健施設に向かった。

日中は晴れて青空が広がった。日中の最高気温は11℃で湿度が低く、東よりの風が吹いている。上空の所々に薄い雲がかかっているものの、たっぷりと降り注ぐ日射しの温もりが心地よく感じられた。風が冷たく感じられるが、むしろ爽やかに感じられる。春が近くまで来ていることを感じさせてくれた。
午後は保健施設で施設の説明と手続きを終えた後、更に病院にも行って話をした。今日の予定を終える頃には、辺りは薄暗くなっていた。

藤沢駅から電車の乗って帰宅の途につく。電車を乗り継いで日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、上空には暗い空が広がっていて薄い雲が所々に広がっている。東の空には薄い雲の向こうに満月が浮かんでいた。2月の満月はアメリカの農事暦で「スノームーン」とも呼ばれるとのこと。西の空には星が瞬いているのが見える。風が冷たく、吐く息が白く見えた。

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今日のランチ(もつ煮定食@花鳥風月)

2024年02月15日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に暗い空が広がっていて、薄い雲が広がっている。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。今朝の気温は4℃で、南よりの風が吹いている。湿度が高めで、外に出ると風がヒンヤリと感じられた。
今日は年休を1日取った。親の入院している病院に行くことになっていて、平日と同じ時間に起床した。仕事に行くわけではないので、すこしゆっくりとして朝の時間を過ごす。顔を洗ってインスタントコーヒーを淹れると、朝刊を読みながらコーヒーを飲んだ。しばらくして外が明るくなってくると、身支度をして家を出る。

日野駅から電車を乗り継いで藤沢に出ると、片瀬江ノ島駅に向かう電車に乗り換えた。本鵠沼駅で下車すると、歩いて実家に向かう。ついでに近くにある馴染みの床屋で散髪をした。昼前にもかかわらず既に蒸し暑いくらいで、汗が額から滴り落ちている。床屋で短く髪を刈り込んでもらうと、スッキリした。床屋を出て本鵠沼駅に到着すると、電車に乗って藤沢駅に出る。
日中は晴れて青空が広がった。雲が多いものの、日射しが燦々と降り注いでいて、上着無しでも汗ばむような陽気である。昼間の最高気温は19℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。ちなみに気象庁は関東で「春一番」が吹いたと発表したとのこと。強い風が涼しく、爽やかに感じられた。

病院に行く前にお昼を食べていくことにした。先日と同様、藤沢駅北口にある百貨店「さいか屋 藤沢店」8階にあるレストラン街で食べることにして、エレベーターに乗る。入店したのは居酒屋「花鳥風月」である。


店に入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房に面してカウンター席が6席並んでいる。その左手に4人がけのテーブル席が6卓あり、奥には上がり框があって、掘りごたつ形式の8人がけの座敷卓が1卓配されていた。


店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、2人がけのテーブル席に座った。席に座ると、冷たい麦茶と紙おしぼりが置かれた。卓上には醤油差しと七味唐辛子、箸立て、メニューが置かれている。
クリアファイルに入ったメニューは3枚あった。その内の2枚を並べてみる。片方のメニューは酒のつまみのメニューとなっていて、「焼き鳥」「串焼き」の各種メニューが掲載されている。もう1枚のメニューには各種丼のメニューが記載されていた。


メニューを裏返す。酒のつまみのメニューの裏側は「刺身」「一品」「ご飯もの」「揚げ物」のカテゴリーに分けられた各種つまみ系のメニューが掲載されている。もう1枚の食事もののメニューには各種定食メニューが記載されていた。


3枚目のメニューはドリンク系となっている。表面には各種「ビール」「ウイスキー」「茶割り」「ワイン」「サワー」が記載されている。焼酎や日本酒は店内の黒板や札に記載があった。


裏面には各種「カクテル」「梅酒」「ソフトドリンク」が記載されていた。


店員を呼んで料理を注文する。今日は暖かいので、丼のメニューにしようかとも考えたのだが、定食メニューの中で「もつ煮定食」に心を奪われてしまった。そこで、この 「もつ煮定食」をライス大盛りで注文することにした。
しばらくして、料理が運ばれてきた。


さっそく箸を取ると、紙おしぼりで手を拭いて、定食を食べることにする。
まずは味噌汁を飲む。味噌汁はワカメと油揚げがたっぷりと入っている具沢山の味噌汁である。


ワカメのふんわりとした食感にダシをたっぷりと吸った油揚げがジューシーで美味しい。味噌汁を半分ほども飲んでしまうと、さっそくもつ煮を食べることにした。もつ煮は味噌ベースのダシで煮込んだ豚もつにダイコン、コンニャク、ニンジン、ゴボウ、豆腐がたっぷりと入っていて、刻みネギが盛られている。


これに卓上の七味味唐辛子を振りかけると、豚モツを食べながらご飯を食べる。大盛りのご飯はお椀にたっぷりとご飯が盛られている。米粒が艶々としていて、なかなか美味そうである。


箸で豚もつを適量取って、ご飯の上に載せた。よく煮られた豚もつは柔らかく、ダシをたっぷりと吸ってジューシーで美味しい。煮込みの中に入っているダイコンは飴色になるまで煮てあって、ジューシーな味わいの中にダシの旨味が詰まっている。ニンジンは甘くて美味しい。ゴボウはしっとりとした食感で、柔らかくて美味しい。豆腐の甘みとネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。量もあって、なかなかの食べ応えである。
もつ煮を食べながら、お新香のタクアンにも箸を伸ばした。大きなタクアンは小器に3枚載せられている。


少し味の濃いタクアンは、パリパリとした歯応えで美味しい。もつ煮の味噌も味が濃いが、タクアンの味わいがアクセントになっている。タクアンが無くなると、豚もつも大方無くなった。残りのご飯にもつ煮のダシを注ぎ入れて、サラサラと雑炊風にして食べる。最後に味噌汁を飲み干して完食した。
見た目はそれほどでもなかったが、食べ終えてみるとお腹いっぱいである。コップに残った冷麦茶を飲み干すと、身支度を調えて店の入口脇のレジに進む。代金をクレジットカードで支払うと店を出た。

午後になって更に雲が広がってくると、太陽が雲に隠れて日射しが無くなった。空が薄暗くなってきて、風が冷たくなってきた。
病院に行った後、藤沢駅に着いて空を見上げると、再び雲が切れて青空が見えている。空が明るくなってきた。

藤沢駅から電車を乗り継いで日野駅に向かう。日野駅に到着したのは既に午後7時を廻っていた。上空を見上げると暗い空に白い綿の塊のような雲が浮かんでいる。雲を透かすように半月と星が見えた。

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今日のランチ(肉丼@だんけ)

2023年12月25日 | 食べ歩き(肉料理)



( 白旗神社 から続く )

参拝後、近くの店でお昼を食べて帰ることにした。藤沢本町駅から国道まで3分ほど歩いて行ったところに甘味・喫茶「だんけ」がある。今日はこの店に入ることにした。


暖簾のかかった店に入る。店内は入口から見て右手にカウンター席が5席並んでいて、左手に4人掛けのテーブル席が2卓配されている。カウンターの奥は厨房になっていて、女将さん1人で切り盛りをしている。
カウンター席の1つに腰を下ろすと熱い緑茶を湯呑みに入れて出してくれた。卓上には醤油差しと楊枝入れ、メニューが置かれている。カウンターの脇には新聞やチラシが置かれていた。


カウンターの中の壁にもメニューが貼られている。


卓上のメニューとは少し異なるようで、同じだった。


女将さんの話によると、看板メニューは「あんみつ」なのだそうだが、常連さんが「肉丼」の写真をYahoo!に投稿したら「肉丼」の記事がYahoo!に載ったのだそうだ。そこで、この「肉丼」をご飯大盛で注文することにした。
料理を注文すると緑茶を飲みながら入口脇に設置されたテレビになんとなく目を遣った。後から常連らしい客が2人入ってきて、料理を注文している。先客の常連さんは調理をしている女将さんと話をしている。外からは学生らしい声が聞こえてきた。地元らしいゆっくりとした時間が流れていて、なんとなく心が安らぐ。

カウンターの上には七味唐辛子と一味唐辛子、黒ごましお、バジリコ、青のり、タバスコ、焼きしお、卓上塩、辣油、コショウ、あらびきコショウ、酢、ミル付黒コショウといった調味料類と様々な楊枝入れが載せられている。
女将さんは注文を受けてから料理を作っているので、時間がかかるようだ。しかし、今日は時間に余裕がある上、年末の慌ただしい雰囲気の中にあって、このゆっくりとした時間が流れる雰囲気は決して嫌いではない。少し手持ち無沙汰なので、時間を持て余しているような気分になってしまった。

やがて料理が運ばれてきた。最初に蓋付きの丼と味噌汁が出され、最後にお新香も出された。味噌汁の上には箸が置かれている。


丼の蓋を開けて、箸を取った。さっそく味噌汁から頂く。


味噌汁は絹豆腐とワカメがたっぷりとはいった具だくさんの味噌汁で、温かくて美味しい。舌触り滑らかな豆腐にワカメがボリューム感を与えている。シャキシャキとしたワカメを楽しんでいると、体が温まってきた。
肉丼を食べる。肉丼は丼に盛られたご飯の上にスライスした豚バラ肉とタマネギ、エノキダケを醤油などで甘辛く煮込んだものを載せている。


飴色になるまで煮られたタマネギがたっぷりと入っていて美味しそうだ。さっそく箸を取って丼をかき込むようにして食べる。


煮られたタマネギの甘さに豚肉の旨味が絡み合う。エノキダケのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。つゆはほとんど無く、ふっくらと炊かれたご飯の上にわずかに染みこんだつゆが煮られた豚肉とご飯に一体感を与えている。
豚肉は脂身が少なく、赤身の旨味と食感が美味しい。口の中でホロホロと崩れるような味わいに舌触り滑らかなタマネギが絡み合う。エノキダケも美味しい。

途中でお新香のタクアンを食べる。


パリパリとした食感に程良い塩加減。これだけでご飯が進む。「肉丼」を食べながらタクアンをかじった。
気が付けば、丼の中は空になっていた。最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
湯呑みに残ったお茶を飲んでいると、これだけで帰るのは勿体ない気がした。そこで、珈琲を追加で注文する。珈琲はホットである。

見ているとカウンターの中で女将さんが湯を沸かし、ネルドリップで珈琲を淹れてくれている。湯で温めたコーヒーカップを珈琲を入れて出してくれた。


「砂糖は?」と聞かれて、「ブラックのままでいいです」と答える。こんなに美味しそうな珈琲に砂糖を入れて飲むのは珈琲に対する冒涜のように思われた。さっそく珈琲の香りを楽しみながら、珈琲を飲む。
濃いめに淹れて頂いた珈琲は苦みと酸味のバランスが良くて飲みやすい味わいである。むしろ気のせいか、珈琲に甘味すら感じられる。「肉丼」を食べた後だからか。スッキリとした味わいで美味しかった。

珈琲を飲み干すと、帰り支度をして代金を現金で払う。店を出ると、藤沢本町駅に向かった。
日中は晴れて青空が広がった。所々に大小の綿雲が浮かんでいるものの、眩しいほどに降り注ぐ日射しが熱いくらいに感じられる。空気は冷たくてヒンヤリと感じられるものの、清々しくて心地よい。昼間の最高気温は14℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。日中はたっぷりと降り注ぐ日射しが暑いほどに感じられて、汗をかくほどに暖かい。過ごしやすい陽気となった。

午後、実家に寄って帰宅の途につく。日野駅に到着する頃には日が傾いてきて、西の空がオレンジ色に染まっていた。都営住宅の敷地に植わっているすっかり葉を落として幹と枝だけになった木にメジロが遊んでいるのが見える。乾いた北よりの風が冷たく感じられた。

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今日の夕食(ダイナマイトハンバーグ@すてーき亭 中野店)

2023年08月25日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がっていて、夜明け前の東の空がオレンジ色に染まっている。やがて、地平線の上に太陽が姿を現すと、街がオレンジ色に染まってきた。今朝の気温は24℃で湿度が高く、西よりの風が吹いている。急に涼しくなって秋の気配がすぐそこに感じられるような陽気となった。団地の前庭からはスズムシが鳴いていて、風が涼しく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から電車に乗って新宿に到着すると、地下道を歩いて職場に向かう。東の空に昇ってきた朝日が眩しく感じられた。職場に着いて窓から外を見渡すと、西の地平線付近には淡い綿雲が数個浮かんでいるのが見える。山々の青い稜線がクッキリと見えていて、その奥に青い富士山が鎮座しているのが見えた。

日中は晴れて青空が広がった。所々に大小の雲が浮かんでいるものの、強い日射しが照り付けている。昼間の最高気温は34℃で、4日連続の真夏日となった。お昼休みに外に出てみると、燦々と降り注ぐ日射しで外の景色が眩しいほどに感じられる。湿度が高めで、蒸し暑く、強く吹く南よりの風が熱風のように感じられた。しかし、日陰に入ると、風が幾分涼しく感じられる。外はセミが残り少ない夏を謳歌するかのように盛大に鳴いていた。
夜、仕事を終えると、帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしていて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。今日も中野で食べることにして、中野駅で電車を降りると、駅北口改札を抜ける。

中野サンモールを北に進み、中野ブロードウェイ手前で右に折れて白線通りを東に進んだ。通りの突き当りを左に折れて、ふれあいロードを北に歩いていく。しばらく歩いていくと左手に「味噌らーめん」を食べたラーメン屋「菜華」の看板が見えてくるが、その店と道を挟んで斜め反対側にステーキハウス「すてーき亭 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店先にはベンチが置かれていて、「あしたのジョー」の主人公が真っ白に燃え尽きて座り込んでいる。すてーき亭の系列の店は新橋にもあったが、こういう人形は置いていなかった。店の趣味なのだろうと思いながら店に入った。


店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房を囲むようにL字形にカウンター席が9席設けられていて、カウンターの卓上にはアクリル板で間仕切りがされている。左手と奥には4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されていた。
店員に案内されてカウンター席に座る。卓上には塩と粗挽きコショウ、マスタード、ステーキ正油、楊枝が置かれていて、メニューが広げられていた。

まずはメニューを見る。


表紙を開くと、最初の見開きは各種ステーキメニューになっていて、その間に各種ソースの紹介が書かれている。


中央のページをめくると、裏側には各種サービスの内容が記載されていた。


次のページをめくると各種ハンバーグステーキ、トントログリル、プレートメニューが記載されている。


更にページをめくると、サラダ、スナック類、おすすめメニューが記載されていた。


次は「追い肉」と「ドリンクメニュー」である。「追い肉」とはメインメニューを食べた後、追加でお好みの肉をお好みの量・ソースで注文できるシステムとのこと。


メニューの裏表紙は「ステーキ・ハンバーグ 食べ放題」メニューとなっている。メニューの冊子のほかに豚肉と牛肉を食い見合わせたワイルドプレートのメニューがラミネートされていた。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「ダイナマイトハンバーグ300g」である。この料理はソースが2種類選べるということなので「デミグラスソース」「ガリぺパソース」を選ぶことにした。
料理を注文すると、まずは店の奥にある給水器に向かう。この店はお冷・おしぼりはセルフサービスとなっている。店の奥に設置された給水機の隣には重ねられたコップが並べられていて、その脇に紙おしぼりと紙ナプキンが用意されている。コップに冷水を注ぎ、紙おしぼりと紙ナプキンを1つずつ持って席に戻った。

更にこの店のメインメニューは全品ライスとスープが付いていて、しかもお替り自由となっている。店の中ほどに大きな炊飯器とスープ鍋が置かれていて、その上の棚にライス皿とライス碗、スープ碗が重ねられてる。


ライス皿にライスを盛り、スープ碗にスープを注いでカウンター席に戻った。
しばらくしてハンバーグステーキの載ったトレーがカウンターの中から出された。


トレーの上の鉄板の上には「ダイナマイトハンバーグ300g」がジュージューと音と湯気を立てて載せられており、その脇にはモヤシとタマネギが添えられている。ソースは小さな陶製の器に入っている。手前がガリぺパで、奥の器にはデミグラスが入っている。トレーの上にはナイフとフォークが載せられていた。
さっそく紙おしぼりで手を拭くと、スープを飲む。スープはビーフスープで、中にはダイスカットされた牛肉と刻んだニンジン、タマネギが入っていた。


野菜はトロトロで舌の上で崩れてしまうほどに柔らかい。肉の旨味がたっぷりと染み出した褐色のスープは旨味がじんわりと胃袋に染み入るように美味しい。牛肉は柔らかくて、舌の上でホロホロと崩れるような食感である。スープだけでもかなり美味しい。
ハンバーグステーキを食べる。ダイナマイトハンバーグは最大厚さ3cmで直径10cmほどの円形の大きさをしている。


ナイフで半分にカットしてみると、湯気が立ち上る断面からは肉汁が滴り落ちていた。


ハンバーグステーキにガリぺパソースをかけて食べることにする。ガリぺパソースは粗挽き黒胡椒ととガーリックを使用したスパイシーな醤油ベースのソースで、白胡麻がトッピングされている。


ハンバーグを適当な大きさにカットして、ソースと絡めて口に運んだ。スパイシーな辛さのソースに肉の旨味が絡まって美味しい。ハンバーグステーキを食べながらライスを食べる。
舟形のライス皿に盛ったご飯は、少し固めに炊かれており、弾力のある歯応えが美味しい。


ライスとハンバーグを交互に食べる。もうどうにもフォークが止まらない。熱々のハンバーグステーキは表面がカリッとしていて、中はフンワリと柔らかくて美味しい。ソースの味わいに肉の旨味が負けていない。鉄板の上に溜まったソースをハンバーグに擦り付けるようにして口に運んだ。
ハンバーグが残り数切れになったところで、ガリペパソースが無くなった。続いてデミグラスソースをハンバーグに適量かけて食べる。


デミグラスソースは期待通りの濃厚な旨さでハンバーグに絡まって口の中に消えていく。つけ合わせの野菜もデミグラスソースで食べてしまった。
ここでライス皿が空になってしまった。同じライス皿にご飯を盛ってくる。今度は少し少なめにした。


まずはライスを鉄板の上に載せて、鉄板の上に溜まったソースを絡めた。これに残ったデミグラスソースを全てかけて、ライスを食べる。デミグラスソースの旨味をたっぷりと絡めたライスはかなり食べ応えがあって、これだけで軽くご飯茶碗1杯は平らげてしまいそうである。ライスを食べ終えると、お冷やを飲んだ。
スープカップに残ったスープを飲み干すと、空になったスープカップに再びビーフスープを注いだ。


2杯目のスープを味わいながら飲む。〆のスープが全て胃袋に消えてしまうと、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
卓上の伝票を持って立ち上がると、店の奥のレジで代金を払って店を出る。外はムシムシとしているが、食後の熱くなった体に夜風が心地よく感じられた。

中野駅から高尾行きの通勤快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着すると、電車を降りて改札に進んだ。
夜、空を見上げると、上空には白く厚い雲が広がっていて、雲に開いた穴から暗い夜空が顔を出していた。湿度が高くて空気がシメシメと感じられるものの、夜風が涼しい。駅から家まで歩いて行くと、次第に汗だくになってしまった。タオルで汗を拭いながら、家路を急ぐ。草むらから鈴虫が鳴いているのが聞こえていた。

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今日の夕食(スーパージャンボ@ハンバーグハウス)

2023年08月04日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっていて、朝日が眩しい。東の空に薄い帯状の雲が伸びていて、西の空には白く石化した丸い月が浮かんでいた。今朝の気温は26℃で湿度が高く、西よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、湿った空気が重く感じられた。風が幾分の涼気を運んでくるものの、ムシムシとした陽気である。団地の前庭の木々の茂みの中からセミがうるさいほどに鳴いていて、芝の上をムクドリの大群が餌を求めて歩き回っているのが見えた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。涼しい車内に入ると、一気に眠気が襲ってきた。席に座ると、いつのまにか寝てしまったようだ。気が付くと電車が新宿駅に到着するところだった。新宿で電車を降りると、改札を抜けて地下道を歩いて職場に向かう。地下道内も蒸すような暑さで、少々息苦しく感じられた。地下道から出ると朝日が照り付けていて、既に暑い。街路樹の中からはセミが盛大に鳴いているのが聞こえた。

職場に着いて窓から外を見渡す。上空には薄い帯状の雲が北から南に一条伸びているのが見えた。西の地平線付近にはガス状の薄い雲が澱んだようにかかっていて、富士山と山々のシルエットが淡く見えている。東の空には小さな薄い雲が数個浮かんでいて、朝日を浴びて輝いているように見えた。
日中は晴れ。上空には青空が広がっていて、西の空には綿雲がいくつも浮かんでいるものの、東の空には薄い小さな雲が数個浮かんでいるだけで、強い日射しが照り付けている。昼間の最高気温は36℃で、2日連続の猛暑日となった。南よりの風が吹いていて、朝に比べると湿度が下がってきた。お昼休みに外に出てみると、西の地平線付近に広がる山々の上空に入道雲が浮かんでいるのが見えた。熱風のような風が吹いていて、燦々と降り注ぐ日射しに加えて広場の床からの照り返しが眩しい。広場の茂みの中からはセミが盛んに鳴いているのが聞こえた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしていて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。
駅北口改札を出て、正面の中野サンモール商店街を北に進む。やがて、中野ブロードウェイに辿り着くが、中野ブロードウェイに入らずに、右手に折れて白線通りを東に進んだ。やがて左手に3年前に「担々麺」を食べたラーメン屋「ほおずき」の看板が見えてくるが、その店の並びにハンバーグ専門店「ハンバーグハウス」がある。今日はこの店に入ることにした。


ちなみに店の看板の上からはドライミストが噴き出されているが、周囲はまるで煙が吹き出て、なんかすごいことになっている。しかも近くに行くと、ミストが吹き付けられて、ちょっと湿っぽい。
店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房を取り囲むようにしてカウンター席が23席配されている。閉店時間が迫っているのか、店主に入口に近いカウンター席に座るように言われて、席に腰を下ろした。するとお冷やが出された。更に紙ナプキンが敷かれてナイフとフォークが並べられた。

メニューは壁に貼られている。ハンバーグの量は、「レギュラーハンバーグ」は120g、「ジャンボ」は200gで、「スーパージャンボ」は300gとのこと。迷わず「スーパージャンボ」を注文することにした。ちなみにライスは大盛としてもらった。


カウンターテーブルの上には塩と醤油、ソース、コショウ、七味、タバスコといった調味料の他、楊枝と紙ナプキンが置かれている。
お冷やを飲みながらカウンター越しに厨房の中に目を向ける。手で整形したハンバーグを鉄板の上で焼いているのが見える。しばらくしてカウンターの中からステーキプレートの上に載せられたハンバーグステーキが出された。続いて平皿に盛られた大盛りライスも出された。

さっそくナイフとフォークを取って「スーパージャンボ」ハンバーグを食べることにする。ステーキプレートの上には細麺の焼そばが盛られた上に「スーパージャンボ」ハンバーグが載せられている。ハンバーグの脇にはカットしたジャガイモとにんじんが載せられていて、その上に目玉焼きが載せられている。


「スーパージャンボ」ハンバーグは長さ18cm、幅13cmほどもある小判型で、厚さが2cmほどあり、トマトベースのソースにデミグラスソースを併せたようなソースがたっぷりとかけられている。ハンバーグをカットして断面を見てみた。
キメの細かい肉質のハンバーグの断面からは肉汁が滴り落ちて、ソースと絡まって鉄板に落ちている。熱い鉄板の上にソースと肉汁が落ちて、ジュージューと湯気が立っている。


ハンバーグを短冊状にカットして、口に運んだ。表面がカリッとした食感で香ばしいハンバーグの中はふっくらとして柔らかく、ジューシーで美味しい。ハンバーグに掛けられたデミグラスソースとトマトベースのソースのの旨味が絡まって、どう表現していいのか分からないくらいに美味しい。しかもハンバーグは300gもあるので、かなり食べ応えもある。
ハンバーグを食べながらライスを食べることにした。ライスは平皿に盛られている。


ハンバーグを1切れ食べると、フォークでライスを掬って口に運んだ。肉汁まみれの口の中にライスが入ってくると、肉汁とソース、ライスが絡まって喉の奥に消えていく。ハンバーグとライスを交互に食べる。もうどうにもフォークが止まらなくなった。
つけ合わせの上に載せられた目玉焼きを食べる。目玉焼きをハンバーグと共に食べるのが正解なのだろうが、今回はそれをライスの上に載せた。少量のソースを垂らし、黄身を崩してライスと絡ませて口に運ぶ。ソースはサラサラとしていて、ウスターソースのようだ。黄身の甘さにソースの旨味と辛味が絡まり、ご飯が進む。あっという間に目玉焼きが無くなった。

続いてつけ合わせの野菜を食べる。野菜には塩を振って、そのまま口に運んだ。ポテトとは思えないくらいに柔らかく、ジューシーで美味しい。ニンジンも旨味と甘味が感じられて、食べ応えがあった。
残りのハンバーグをライスと一緒に食べる。ハンバーグが無くなる頃にはライスの平皿も空になってしまった。ハンバーグの下に敷かれた焼きそばを食べる。ハンバーグの肉汁とソースがそばに絡まって、何もつけなくても美味しい。鉄板が空になってしまった。

あらためてメニューを見てみると、「みそ汁」というメニューが単体であることに気付いた。味噌汁も飲みたかったなと思ったが、後の祭りである。次回来るときは、是非忘れずに注文したいところだ。
コップに残った冷水を飲み干すと、帰り支度をして、レジで代金を現金で支払った。店を出ると、外はじめっとしていて蒸し暑い。白線通りを西に向かって歩いて行き、中野サンモール商店街に出ると、商店街を南に下って中野駅北口に出た。

中野駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。夜になってもあまり気温が下がらず、湿度が高くて、南よりの風がムシムシと感じられる。空を見上げると、暗い空に綿を薄く広げたような雲が所々に広がっていて、雲の合間から星が瞬いているのが見えた。
時折、空がピカリと明るくなった。音がしないところを見ると、遠くで雷が走っているのか。雷鳴の代わりに西の空を飛行機の航空灯が点滅しながら轟音と共に飛んでいくのが見える。家に着くまでに汗だくになってしまった。

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