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J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のケーキ(オランジェ・アールグレイ@タリーズコーヒー)

2025年05月07日 | スイーツ(タリーズ)

今日は晴れときどき雨。今朝の気温は14℃で湿度が高く、西よりの風が吹いている。未明に雨が降ったらしく、路面はしっとりと濡れていて、所々に水たまりも出来ていたが、出勤のために家を出る頃には雨は止んでいた。上空を見上げると、東の空に厚い雲が広がっていたものの、西の方の空は雲が切れていて、次第に青空が広がってきている。しっとりと濡れた空気がヒンヤリとして冷たく、風が涼しく感じられた。上空には小鳥が飛び交っていて、あちらこちらから鳥のさえずりが聞こえている。風に木々の枝が揺れていた。
日野駅から電車に乗って都心に向かう。意外にも電車の車内は乗客が多かった。新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜ける。地下道を歩いて職場に向かった。地下道を出ると上空には青空が広がっていて、朝日が燦々と降り注いでいる。職場に着いて西側の窓から外を見渡すと、市街地の先には雲の帯が横たわっていて、白く冠雪した富士山や関東山地の山々の頂が雲に浮かんでいるように見えた。

日中は薄い雲が上空に広がっているものの晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は23℃で湿度が低く、北西から風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、燦々と降り注ぐ日射しが熱いくらいに感じられるものの、カラリとした陽気で心地良い。乾いた風が爽やかで、気持ちよかった。日増しに木々の緑が濃くなっていて、風に吹かれてさわさわと音を立てている。木々の茂みの中から鳥のさえずりが聞こえていた。
午後になって次第に西の方から雲が広がってきた。今日は、昨日の疲れがだいぶ溜まっていることもあって、早めに帰宅することにした。定時を1時間ほど廻ったところで、職場を出る。まだ外は明るかったが、上空一面を雲が覆っていて、東よりの風が吹いている。雨がパラパラと降ってきた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。新宿駅から中央線快速電車に乗ったものの、車内は比較的混んでいて、吊革に掴まるのもやっとだった。連休中の疲れに加えて、気分転換をしたくなり、途中、国分寺駅で途中下車をする。改札を出てコンコースからエスカレーターでセレオ国分寺2階に上がると、カフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入店した。


店内は比較的混んでいたが、コンコースを見渡すカウンター席の1つが空いていたので、席を確保するとレジに向かった。レジ横のショーケースの中には先日も食べた高校生パティシエが考案した2種類のケーキが並んでいる。今日はこの内の1つである「オランジェ・アールグレイ」を注文することにした。ドリンクはフローズンドリンク「エスプレッソシェイク」にT'sアイス「バニラ」をトッピングして注文することにした。

代金をタリーズカードで支払うと、レジでケーキの載ったトレーを受け取る。奥のカウンターでフローズンドリンクの載ったグラスとストローを受け取り、奥のカトラリー類が置かれているコーナーで紙コップを1つ取って水を注ぎ、トレーの上に載せた。更にスプーンを1つトレーの上に置くと、確保したカウンター席に運んだ。


最初に紙おしぼりで手を拭くと、「エスプレッソシェイク」を飲むことにした。


今回はT'sアイス「バニラ」をドリンクに直接載せてもらった。


まずはストローを「エスプレッソシェイク」に挿して、勢いよく吸い込む。ヒンヤリとしてクリーミーな口当たりのフローズンドリンクはカフェモカのような甘い味わいで、エスプレッソショットの奥深い味わいや香りとの組み合わせが美味しい。体に溜まった疲れがスッと解消されていくようである。
ストローから口を離すと、添えられたスプーンでアイスを食べる。トッピングされたT'sアイス「バニラ」はフレッシュな生クリームを使用したバニラアイスである。濃厚なコクと優しい甘さが美味しい。

「エスプレッソシェイク」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ケーキを食べることにした。


「オランジェ・アールグレイ」はスポンジ生地の上にアールグレイのムースとオレンジゼリーが重ねられていてホワイトチョコムースで包み込んだケーキである。天面をオレンジソースでデコレーションし、生クリームを載せてオレンジピールをトッピングしている。白いキャンバスに描かれたオレンジソースの模様が鮮やかに見える。


ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。ホワイトチョコムースのまろやかな甘みに爽やかなオレンジゼリーと滑らかで口溶けの良いアールグレイムースの上品な香りの組み合わせが美味しい。スポンジ生地の上に散りばめたクランチのサクッとした食感がアクセントになっていて、ケーキにボリューム感と歯応えが感じられて、満足できるスイーツとなっている。
ケーキを食べてしまうと、再び「エスプレッソシェイク」を飲む。フローズンドリンクの中に残ったアイスはキンキン冷えていて、それが「エスプレッソシェイク」と絡まって美味しい。エスプレッソの風味が喉の奥に消えていく余韻を楽しみながらフローズンドリンクを飲んだ。

「エスプレッソシェイク」のグラスが空になると、紙コップの冷水を注ぎ入れて、グラスを綺麗に洗うようにして飲む。少し気分転換もできたし、疲れも癒やされたように感じられた。ビジネスカバンの中から文庫本を取りだして、少し本を読みながら冷水を飲んだ。
きりがいいところまで本を読むと、文庫本をビジネスカバンの中にしまう。精神的な疲れも少し癒やされたように感じられた。

食器を返却して店を出ると、国分寺駅の改札に入る。中央線のホームに降りて、電車に乗り込んだ。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、上空には雲が覆っていて、雲の合間から暗い空が見える。雨がパラパラと降ってきた。


今日のケーキ(リモーネ・カラメル@タリーズコーヒー)

2025年05月01日 | スイーツ(タリーズ)


5月初日の今日は晴れ時々曇り。今朝は上空に綿を薄く広げたような雲が広がっていて、雲を透かすように青空が見えていた。今朝の気温は11℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、外は湿っぽい空気がヒンヤリと冷たく、風が少し肌寒いくらいに感じられた。東の空に昇ってきた朝日が雲の間に垣間見えている。上空にはカラスが飛び交っていて、電線の上にはムクドリが止まっていた。
日野駅から電車に乗って都心に向かう。電車が多摩川の鉄橋を渡るときに、車窓から冠雪した富士山の白い姿が雲の下に淡く見えた。新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜ける。地下道を歩いて外に出ると、東の空に浮かぶ朝日が眩しい。上空には青空が広がっていて、綿雲が数個浮かんでいるのが見える。職場に着いて西側の窓から外を見渡す。市街地の先には霞が横たわっていて、関東山地の山々を覆い隠してしまっていた。

日中は晴れて青空が見えているものの、南の空には薄い雲が広がっている。低い空を南から北に綿雲がゆっくりと流れていくのが見えた。昼間の最高気温は24℃で、強い南よりの風が吹いている。昨日よりも湿度が高めで、お昼休みに外に出てみると、薄雲を透かすように薄日が射していて、少しムシッと感じられた。風に木々の枝が大きく揺れている。日増しに濃くなる新緑の中から鳥のさえずりが聞こえていた。
今日は早く帰ることができるかと思っていたのだが、その気配は無く、昨日と同じくらいに遅い時間の帰宅となった。職場を出ると、新宿駅に向かう。ヨドバシカメラ新宿西口店付近はかなり強引な客引きが多くて、歩きづらい。客引きを無視して歩いていくのだが、進路を妨害するように客引きが前に出てくる。地下道から新宿駅南口に出るのが良さそうだ。

新宿駅から中央線快速電車に乗った。連休の狭間だというのに、車内は結構混んでいる。国分寺駅で電車を一旦下車した。足も辛いので、ちょっと気分転換と休憩を兼ねてお茶をすることにして、改札を抜ける。駅コンコースからエスカレーターでセレオ国分寺2階にあるカフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入店した。


店内は比較的空いている。駅構内を見渡す窓に面したカウンター席を1つ確保すると、レジに向かう。レジ横のショーケースの中には先月23日に発売になった高校生パティシエが考案した2種類のケーキが並んでいる。この内の1つ「リモーネ・カラメル」を注文することにした。ドリンクはフローズンドリンク「抹茶ティラミスシェイク」に抹茶ショットを追加して注文することにした。
代金をタリーズカードで支払うと、レジでケーキの載ったトレーを受け取る。奥のカウンターでフローズンドリンクの載ったグラスとストローを受け取り、奥のカトラリー類が置かれているコーナーで紙コップを1つ取って水を注ぎ、トレーの上に載せた。更にスプーンを1つトレーの上に置くと、確保したカウンター席に運んだ。


最初に紙おしぼりで手を拭くと、「抹茶ティラミスシェイク」を飲むことにした。


「抹茶ティラミスシェイク」は宇治抹茶とマスカルポーネがマーブル状の見た目になっていて、視覚と味覚で抹茶ティラミスを表現している。抹茶ショット追加した「抹茶ティラミスシェイク」の表面にはたっぷりと抹茶粉がトッピングされていて、鮮やかな緑色が気分を落ち着かせてくれる。


ストローを「抹茶ティラミスシェイク」に挿すと、思い切り吸い込んだ。香り高く上品な風味の宇治抹茶にコクのあるマスカルポーネが混ざり合って口の中に流れ込んでくる。久しぶり飲む「抹茶ティラミスシェイク」は抹茶ショット追加したことで濃い抹茶の苦みが鼻腔に広がり、絶妙なバランスのほろ苦さとミルキーな味わいが美味しい。
スプーンで表面の抹茶粉をマスカルポーネと一緒に掬って口に運んだ。抹茶の苦みをマスカルポーネの優しい甘さが包み込み、まるで絶妙なハーモニーを奏でるようにそのコクのあるクリーミーさと抹茶の苦味の奥深さをより一層引き立ててくれる。喉の奥を通り過ぎた後には雅で心地よい余韻が感じられるように思われた。

「抹茶ティラミスシェイク」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ケーキを食べることにする。


「リモーネ・カラメル」は分厚いタルト生地にレモンカスタードを重ね、表面にトッピングしたビターカラメルが見た目のアクセントを与えているケーキである。ケーキの端をクリームでデコレーションし、マカダミアナッツをトッピングしている。


ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。レモンカスタードはプリンのようにプルプルとしていて、口に入れると舌触り滑らかな食感にレモンのフルーティーな甘みと優しい酸味が感じられる。レモンカスタードの酸味とコクのあるビターカラメルの風味が調和して、口の中で豊かなハーモニーを奏でているようである。
レモンカスタードの滑らかな舌触りにビターカラメルのほろ苦さが心地よく感じられた。やや硬いタルト地がケーキにボリューム感と歯応えを与えていて、食べ応えのあるケーキとなっいて、なかなか楽しめた。

ケーキを食べてしまうと、再び「抹茶ティラミスシェイク」を飲む。シェイクの抹茶の苦みがシェイクとケーキの味わいに溶け込んで、喉の奥に消えていく。抹茶の味わいが口の中をサッパリとさせてくれるように感じられた。
グラスが空になると、紙コップの冷水を注ぎ入れて、グラスを綺麗に洗うようにして飲む。気分転換もできたし、足の疲れも癒やされたように感じられた。スマホでメールを確認すると、冷水を飲み干す。

腕時計を見ると、既に時計の針は午後9時を廻っていた。食器を返却して店を出ると、国分寺駅の改札に入る。中央線のホームに降りると、電車に乗り込んだ。
日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。上空を見上げると暗い空に薄い雲が広がっている。西の方角を見ると、雲の下に弧を描いた細い月が朧に見えた。


今日のケーキ(ミルクレープ キャラメルティー@タリーズコーヒー)

2025年04月21日 | スイーツ(タリーズ)


今日は晴れ。今朝は上空に大きな雲の塊が浮かんでいたものの、北の空は雲が切れて青空が広がっている。東の空の雲の合間から朝日が射し込んでいた。今朝の気温は17℃で湿度が低く、北よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、空気がヒンヤリとしていて、風が涼しい。空気が乾いていることもあって、清々しい陽気である。遠くから鳥のさえずりが聞こえていた。
日野駅から電車に乗って都心に向かう。電車が新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。地下道を歩いて職場に向かう。地下道から外に出ると、上空の薄い雲がゆっくりと北から南に流れていくのが見えた。

職場に着いて西側の窓から外を見渡す。南の空には雲の塊が浮かんでいるものの、都心の上空には青空が広がっていた。市街地の先には関東山地が横たわっていて、その上空に細長い雲が浮かんでいる。白く冠雪した富士山が雲を突き抜けていて、その頂が淡く見えた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。燦々と降り注ぐ日射しに空全体が眩しく見える。昼間の最高気温は25℃で、夏日となった。湿度が低く、北よりの風が吹いている。外に出てみると、空気が少し涼しく感じられるものの、カラリとした暑さの陽気となった。乾いた風が爽やかに感じられる。木々の茂みの中に鳥が遊んでいて、鳥のさえずりが聞こえていた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は早く帰るつもりだったが、結局職場を出たのは午後7時過ぎである。新宿駅に到着して、中央線ホームに昇ると、ホームが混み合っている。混雑を避けて1本後に来た電車に乗った。
電車の車内に乗り込むと、吊革に掴まって本を読んでいたが、ひどく疲労感を感じて、国分寺駅で一旦下車した。ちょっと休憩をしようと、改札を抜けて駅の外に出る。コンコースからエスカレーターでセレオ国分寺2階にあるカフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入店した。


この店に入るのは久しぶりである。駅構内を見渡すカウンター席の1つを確保すると、レジに向かった。レジ横のショーケースの中を覗くと、まだ食べたことの無い「ミルクレープ キャラメルティー」があったので、このケーキを注文することにした。ドリンクはフローズンドリンク「完熟苺ヨーグルトスワークル」にT'sアイス「ストロベリーミルク」をトッピングして注文することにした。
代金をタリーズカードで支払うと、レジでケーキの載ったトレーを受け取る。奥のカウンターでフローズンドリンクの載ったプラスチックカップを受け取ったのだが、T'sアイス「ストロベリーミルク」はフローズンドリンクにトッピングされずに別のプラスチックカップに入れて出された。

ケーキにはフォークが添えられているが、アイスにも金属製のスプーンが添えられている。またフローズンドリンクにはストローも添えられた。奥のカトラリー等が置かれているコーナーで紙コップを1つ取って水を注ぎ、トレーの上に載せると、確保したカウンター席に運んだ。


最初に紙おしぼりで手を拭くと、「完熟苺ヨーグルトスワークル」を飲むことにした。


「完熟苺ヨーグルトスワークル」は苺のフローズンとハニーヨーグルトをあわせた2層仕立てのドリンクである。


ストローを挿して、勢いよく吸い込んだ。最初に口の中にコクのあるハニーヨーグルトが流れ込んできて、後から甘く熟したフローズンが口の中に広がる。フルーティーな苺は適度な酸味があって、爽やかな美味しさである。苺の甘さとヨーグルトのまろやかな酸味とあわさって、バランスの良い味わいが美味しい。
フローズンドリンクを少し楽しんだところで、T'sアイス「ストロベリーミルク」を食べることにした。当初の予定ではフローズンドリンクにT'sアイスが浮かべられることを想定していたわけだが、こうして別々に出されると、投入する前にまずはアイスだけを少し楽しみたい気分もある。


アイスをスプーンで削るようにして、少し口の中に含んでみる。T'sアイス「ストロベリーミルク」はミルキーな甘さに練乳をかけたような苺の甘さが美味しい。舌触りが滑らかで、粒々とした食感が楽しめる。
残ったアイスを「完熟苺ヨーグルトスワークル」に投入する。フローズンドリンクの中でアイスを割り、その欠片を口に運んだ。口の中で2種類の苺の食感と甘さが口の中で合わさって、冷たくて美味しい。この組み合わせは正解だった。

「完熟苺ヨーグルトスワークル」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ケーキを食べることにする。


「ミルクレープ キャラメルティー」は紅茶のスポンジ生地の上に8枚のクレープをクリームと交互に重ね、表面にもクリームを載せ、見た目にも華やかに仕上げたケーキである。


ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。スッとフォークが入っていくのに心地よさを感じた。口に入れると、まろやかでコクのあるキャラメルの甘みにほんのりと紅茶が香って美味しい。紅茶のスポンジ生地がケーキにボリューム感を与えていて、なかなか楽しめた。
ケーキを食べてしまうと、再び「完熟苺ヨーグルトスワークル」を飲む。フローズンドリンクの中に残ったアイスはよく冷えていて、それがフローズンドリンクといい塩梅に絡まって美味しい。ハニーヨーグルトの酸味が口の中をさっぱりとさせてくれるようである。

「完熟苺ヨーグルトスワークル」のプラスチックカップが空になると、紙コップの冷水を注ぎ入れて、カップを綺麗に洗うようにして飲む。少し気分転換もできたし、疲れも癒やされたように感じられた。スマホでメールを確認した後、冷水を飲み干した。
まだ月曜日である。あまり長居もしていられない。食器を返却して店を出ると、国分寺駅の改札に入った。中央線のホームに降りて、電車に乗り込む。

日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜ける。駅の外に出ると、昼間の陽気を引きずったような気配に南よりの風が涼しく感じられた。昼間よりも湿度が高いのか、少し空気に潤いが感じられる。上空には暗い空が広がっていて星が瞬いているのが見えた。


今日のケーキ(あんずとサワークリームのタルト@タリーズコーヒー 新宿NSビルアネックス店)

2025年04月07日 | スイーツ(タリーズ)


今日は曇りときどき晴れ。今朝の気温は9℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、上空に綿雲がまき散らされたように浮かんでいて、雲と雲の合間には白い空が見えた。東の空には南北に細長い綿雲が伸びていて、煙のような低い雲が北から南に流れていくのが見える。外は湿った空気がヒンヤリと感じられた。コートを着るほどでも無いが、風が涼しくて、少し肌寒いくらいの陽気である。
日野駅から電車に乗って都心に向かう。新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。地下道を歩いて職場に向かう。職場に着いて、西側の窓から外を眺めた。市街地の上空には薄い雲が折り重なるように広がっているのが見える。西の空は雲が切れていて、雲の下に関東山地の低い山々の淡いシルエットが横たわっていた。

日中は雲が多いものの晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は20℃で湿度が低く、乾い北よりの風が吹いている。外に出ると、日が射している間は、強い日射しが肌を焦がすように熱く感じられるものの、日が陰ると風が涼しく感じられた。
今日は思いの外、早く仕事にひと区切りが付いたので、少し早めに帰ることにした。職場を出ると、外は少し空気が冷たく感じられるが、空調の効いた執務室が少し暑かったこともあって、ちょっと気持ちがいい。久しぶりに気分転換を兼ねてお茶をして帰ることにした。

新宿NSビル1階にあるカフェ「タリーズコーヒー 新宿NSビルアネックス店」に入店する。この店を利用するのは実に9ヶ月ぶりである。


奥のテーブル席を確保すると、入口脇のレジの隣にあるショーケースの中を覗き込んだ。注文することにしたのは「あんずとサワークリームのタルト」である。ドリンクは今月2日に発売になった「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイク」とした。
代金をタリーズカードで支払うと、店の奥のカウンターで「あんずとサワークリームのタルト」と「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイク」の載ったトレーを受け取った。更にスプーンと紙おしぼりをもらい、カウンター横のカトラリーのコーナーで、冷水を注いだ紙コップをトレーに載せて確保したテーブル席に戻る。


最初に紙おしぼりで手を拭くと、「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイク」を飲むことにした。


「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイク」は映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で登場した「バタービール」をモチーフにしたシェイクで、エスプレッソのほろ苦さをプラスしたキャラメル風味のシェイクに、泡に見立てたバタービールフレーバーの甘いホイップクリームをトッピングしている。


ホイップクリームはきめが細かく、見た目にもビールの泡っぽく見える。


「バタービール」というと、10年以上も前に大阪のUSJで飲んだ「フローズン・バタービール」を思い出すが、どういう味だったかよく覚えていない。
ストローを挿して勢いよく吸い込むと、口の中にはドロリとした冷たいバタービール風味のシェイクが流れ込んできた。なめらかな口あたりにバターやキャラメルのような甘い香りが広がり、エスプレッソの程よい苦みがアクセントになっている。

表面のホイップクリームをスプーンで掬って口に運んだ。舌触り滑らかなホイップクリームはとろっとしていて、甘くて美味しい。シェイクと混ぜると、ミルクコーヒーのような味わいで、冷たくて甘くて美味しかった。
「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイク」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ケーキを食べることにした。


「あんずとサワークリームのタルト」はタルト生地の上にあんずの果肉を載せてサワークリームを重ね、爽やかな色鮮やかなあんずソースをあしらったタルトケーキである。


ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。軽い食感のサワークリームに甘酸っぱいあんずの味わいが重なる。あんずの果肉がジューシーで美味しい。さっくりとした食感のタルトがケーキにボリューム感を与えていて、小さいケーキながらも食べ応えがあった。
ケーキを食べてしまうと、再び「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイク」を飲んだ。あんずの味わいにエスプレッソの苦みが重なって、喉の奥に消えていく。ちょっと落ち着いた気分である。

閉店まで既に1時間を切っているということもあり、店内は閑散としているが、却って静かで居心地が良い。「ハリー・ポッター エスプレッソ バタービール シェイクル」の入っていたプラスチックカップが空になると、紙コップの冷水を注ぎ入れてカップを綺麗に洗うようにして飲んだ。
ビジネスカバンの中から文庫本を取りだして、しばらく読んでいたが、きりのいいところで本をビジネスカバンの中にしまうと、食器を返却して帰ることにした。店を出て、新宿NSビルの外に出ると、新宿駅に向かって歩き出す。

新宿駅から中央線快速電車に乗った。電車は比較的空いていて、しかも中野駅で座ることができた。シートに腰を下ろすと、心地よい眠気が全身を襲ってきて、自然に瞼が落ちる。気付くと、電車は立川駅を出るところだった。
日野駅で電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出る。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、天頂付近に月が煌々と光を放っている。月の周囲には星が瞬いているのが見えた。風が少し冷たいが、むしろ心地よく感じられる。あたりはしんと静まりかえっていた。


今日のドーナツ(ふんわり7穀のシュガードーナツ&オールドファッション レモンケーキ@タリーズコーヒー)

2024年07月18日 | スイーツ(タリーズ)


今日は曇り時々晴れ。今朝は上空に白い雲が広がっているものの、東の空にぽっかりと穴が開いていて、青空が顔を覗かせていた。今朝の気温は24℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、ムシッとした空気が全身を包んだ。風はほとんど無く、ムシムシとしていて、朝から蒸し暑い。遠くから鳥のさえずりが聞こえている。茂みの中から虫の鳴き声も聞こえていた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿駅に到着すると、地下道を歩いて職場に向かった。地下道から外に出て空を見上げると、都心の上空には雲が広がっていたが、西の空に擦り切れたような穴が開いていて青空が垣間見えている。街路樹の茂みの中からセミの音が聞こえていた。職場に着いて西側の窓から外を見渡すと、市街地の先の多摩丘陵の上に白いスクリーンが降りたように、雲が広がっているのが見える。東の空に昇ってきた朝日が雲を透かすように照り付けていて、次第に空が明るくなってきた。日が昇るにしたがって、次第に雲が薄くなり、青空が広がってきた。

日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。午前中に気象庁から、「関東甲信地方と東海地方が梅雨明けしたとみられる」と発表したとのこと。梅雨期間は6月21日から昨日の7月17日にかけての27日間で、短い梅雨期間となった。お昼休みに外に出てみると、真夏の太陽が眩しいばかりに照り付けている。
昼間の最高気温は33℃で2日連続の真夏日となった。湿度が高めで弱い南よりの風が吹いている。風はほとんど無く、厳しい暑さである。木々の茂みの中からはセミが甲高く鳴いていて、鳥が木々の間を飛び交っているのが見えた。

夜、仕事を終えて建物の外に出た。日が沈んで間もない西の空はまだ明るかったが、東の空は夕闇にのまれて暗くなっている。まだ気温が高くて、蒸し暑い。南よりの風が吹いていて、多少の涼気を感じるものの、ムシムシとしていて、風がぬるく感じられた。
新宿駅から電車に乗って帰宅の途につく。電車の車内は空調が効いていたが、帰宅ラッシュに巻き込まれて人いきれでムンムンとしている。一旦国分寺駅で、電車を降りた。

今日は精神的にもクタクタだったので、帰りにお茶をして帰ることにした。国分寺駅改札を抜けると、コンコースからエスカレーターでセレオ国分寺2階にあるカフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入店する。


駅構内を見渡すカウンター席の1つを確保すると、レジに向かった。レジ横のショーケースの中を覗く。タリーズコーヒーの現行のケーキは全て食べたことがあるものばかりなので、今日はドーナツを注文することにした。注文したのは「ふんわり7穀のシュガードーナツ」と「オールドファッション レモンケーキ」である。小腹が空いたということもあるが、タリーズコーヒーのドーナツは比較的小ぶりなので、2個くらい食べないと満足しない。ドリンクは先日も飲んだフローズンドリンク「メロンヨーグルトスワークル」にT'sアイス「T's メロンメロン」をトッピングして注文することにした。

代金をタリーズカードで支払うと、レジでドーナツの載ったトレーを受け取る。前回の経験からドーナツは手づかみよりもフォークで食べたら案外よかったので、今回もフォークを載せてもらった。ドーナツ1個につき皿を1枚用意してくれたのだが、トレーに皿を2枚並べると狭くなるので、1枚の皿にドーナツを載せてもらう。奥のカウンターでスワークルの入ったプラスチックカップを受け取ってトレーの上に載せた。カトラリー等が置かれているコーナーで紙コップを1つ取って水を注ぎ、トレーの上に載せると、確保したカウンター席に運んだ。


最初に紙おしぼりで手を拭くと、「メロンヨーグルトスワークル」を飲む。


「メロンヨーグルトスワークル」にトッピングしたT'sアイス「T's メロンメロン」は意外に小さい。スワークルに沈み込みそうになりながらも、なんとか浮かんでいる感じである。


「メロンヨーグルトスワークル」にストローを挿して、ドリンクを飲む。前回の経験から今日はヨーグルトとメロンフローズンをよくかき混ぜるようにして、ストローを勢いよく吸い込んだ。クリーミーなテイストのフローズンドリンクは舌触りが滑らかで、メロンのフルーティーな甘さの中にヨーグルトの爽やかな味わいがアクセントになっている。
フローズンドリンクを楽しんだ後、スプーンでアイスを掬って口に運んだ。T'sアイス「T's メロンメロン」は2色のマーブル模様が鮮やかなメロンアイスである。冷たくて、ジューシーなメロンの味わいが美味しい。
「メロンヨーグルトスワークル」を半分くらいまで飲んでしまったところで、ドーナツを食べることにした。


タリーズコーヒーでドーナツを食べるのは2回目である。


最初に「オールドファッション レモンケーキ」を食べることにした。「オールドファッション レモンケーキ」はオールドファッションにレモンチョコをコーティングしたドーナツである。トッピングしてあるのはマカダミアナッツだろうか。


ドーナツをフォークで切って口に運ぶ。しっとりと柔らかな食感のオールドファッションはほんのり香るレモンと程よい甘みが特徴で、サクサクとした歯応えに生地の甘さとレモンが爽やかが効いて美味しい。マカダミアナッツの食感がアクセントになっている。
ドーナツを楽しみながら「メロンヨーグルトスワークル」を飲む。ドーナツの甘さとスワークルの甘さが口の中で渾然一体となって喉の奥に消えていった。その余韻を楽しみながら、ドーナツを食べた。

「オールドファッション レモンケーキ」を食べてしまうと、少し冷水を飲んで口の中をサッパリとさせた。続いて「ふんわり7穀のシュガードーナツ」を食べることにする。


「ふんわり7穀のシュガードーナツ」は7種類の穀物「もちきび・大麦・黒いりごま・小豆・大豆・黒米・もちあわ」を生地に練り込んだイーストドーナツにシュガーを振りかけた素朴なドーナツである。
ドーナツをフォークで切ってかぶりついた。もっちりとした食感のドーナツはやわらかい口溶けと優しい甘味が美味しい。香ばしくてしっとりとした生地は粗挽きの穀物の食感がアクセントになっている。

ドーナツを2個食べると、ちょっと気分が落ち着いた。「メロンヨーグルトスワークル」を飲みながら、窓の外を見渡す。駅のコンコースは混みあっていて、コンコースを通り抜ける通行客に改札から出てくる乗降客が合流する地点は、滞留が起きている。その周囲には待ち合せのグループ客だろうか、その間を通行客が通り過ぎていく。見ていると、まるで川の流れを見ているようだ。人生ってこんな感じなのかもしれないな。
「メロンヨーグルトスワークル」の入っていたプラスチックカップが空になると、紙コップの冷水を注ぎ入れてカップを綺麗に洗うようにして飲む。冷水を飲み干すと、少し気分転換ができたような気がする。せっかくお茶をしているので、本を読んだりしてもう少し店内に居座っていてもいいのだが、明日も仕事があることを考えると、そろそろ帰らなきゃという気持ちも募ってくる。結局、トレーを返却口に返すと、店を出た。コンコースから改札に入り、中央線下りホームに降りる。目の前に止まっていた電車に乗り込むと、日野駅に到着した。

駅の外に出て空を見上げると、暗い空に薄いトレーシングペーパーを透かしたように月が朧な光を放っているのが見えた。薄い霞のような雲が上空に広がっているようである。風は無く、ムシッとした空気が街全体を覆っていて、首筋から汗が滴り落ちる。草むらの中から虫がジージーと鳴いているのが聞こえた。